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はじめまして!広報担当(S.T)です。
今回のブログでは、東京スカイツリー?建設に使われているタワークレーン解体開始のご報告をしたいと思います。
皆さんは東京スカイツリーにある4基のタワークレーンをご覧になったことがありますか?
タワーの第1展望台屋上に付いているのがタワークレーンです。
このタワークレーンは、1基目が2009年3月17日に稼働を開始し、その後、2基目、3基目と数を増やし、現在設置されている4基すべてのタワークレーンが稼働し始めたのが2010年7月30日です。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、このタワークレーンの解体作業が5月23日(月)、ついに始まりました!
8時13分ころ、タワー北側の高さ約125mあるタワークレーン2号機から解体が始まり、
初めにタワーとクレーンを繋いでいる部分である壁つなぎの「ダンパー」と呼ばれるタワークレーンの制振装置が取り外されました。
壁つなぎの部分がきれいに取り外されたタワークレーンです。
このあとタワークレーンの高さを下げる作業に入ります。
この作業では、まずタワークレーンの旋回体がマストを下がります。
次に旋回体の上部に飛び出たマストを作業員が取り外し、タワークレーン自らマストを吊りだして高さを下げます。
実際の作業の様子を見てみましょう!
旋回体が静かにゆっくりと下がってきました。
その後、マストを吊りだします。
(提供:大林組)
上から見るとこのような感じです。慎重な作業が要求されるのがわかりますね。
この日は、この作業を2回行い、タワークレーンは約12m短くなりました。
ポストは1つ約6mもあるんですよ!!下から見ると小さいですが、実際はとても大きいんです。
このようにしてタワークレーンはマストを吊りだして高さを下げていきます。
この後タワークレーンは1基ずつ解体され、他のタワークレーンによって地上に降ろされ、
最後に残ったタワークレーンは、一回り小さい解体用タワークレーンを設置して、それを使用して地上に降ろされます。
このように小さなクレーンを設置して解体する作業を3回繰り返し、最終的にクレーンは人の手で解体、運搬されます。
現在稼働中の4基のタワークレーンが解体されるのは7月の中旬ころで、解体用のクレーンが解体され、第一展望台の屋上からすべてのクレーンが無くなるのは秋口ころを予定しています。
皆さんもぜひ一緒にタワークレーン解体を見守りましょう!!