【ベトナム-ホイアン】ホイアン料理を食べられる町中食堂「チュンバック」

2009/07/21 13:15

エリア：

アジア > ベトナム > ホイアン

テーマ：

グルメ

ベトナムは日本以上に南北に長い国なので、土地それぞれに名物料理があります。
北部のハノイ、南部のホーチミンのちょうど間くらいに位置する
中部ホイアンの名物料理は「揚げワンタン」、「ホワイトローズ」、
「カオラウ」の３つ。これだけは絶対に食べないと！

ホイアンの町の中心部にあるチュンバック（Trung Bac）は
昔ながらのホイアン料理を食べさせてくれるお店。
もちろんコム・ガー（鶏ご飯）やバイン・セオ（ベトナム風お好み焼き）などの
一般的なベトナム料理もあります。昔ながらの家を利用した食堂で雰囲気もＧＯＯＤ！

▼外観はこんな感じで趣きたっぷり。世界遺産のど真ん中の食堂なのに
　とってもお安い。そう考えると、なんだかすごくないですか？
チュンバック

▼パリパリに揚げたワンタンの皮に、野菜などのあんをかけた「揚げワンタン」。
　うーん、名前はそのまんまですね。でも独特の甘みがあっておいしい♪
あげワンタン

ベトナム料理の特徴のひとつは、「食感を楽しむこと」なんだそうです。
ワンタンの皮やフォーの切れ端を揚げて他の料理にかけたりして、
柔らかいものとパリパリの硬いものを混ぜて、舌触りに変化をもたせる料理が
色々あるらしいです。

▼米粉の皮でエビのすり身をくるんだ「ホワイトローズ」。
　クセのない味で、ベトナム風しょうゆ（これがまた日本人の口に合う！）を
　つけて、何個でもペロリと食べられちゃう。

このホワイトローズにも、やっぱりパリパリに揚げた何か（タマネギかな…？）が
かけられていて、ふんわりしたホワイトローズとのコントラストが楽しめます♪

▼かつて貿易港として栄えたころに日本人が持ち込んだ「伊勢うどん」が
　ルーツとなったと言われているのが、この「カオラウ」。

ベトナムの代表的料理として日本でも有名なフォーは米粉の柔らかな麺ですが、
カオラウは小麦粉から作られており歯ごたえがしっかりした太麺タイプ。
汁はなく、ベトナム醤油ベースのタレがかかっています。
上に載っているのは、チャーシューのようなお肉と、もやし、ハーブ類
（細かく刻んでいないので、嫌いな人でもカンタンによけられそう）、
そしてこれにもフォーか何かの切れ端を揚げたような、パリパリしたチップ。

このカオラウという料理は、麺を打つのに使う水がどうしてもホイアンの
ある井戸の水でなければいけないそうで、他の水で打つと味が違ってしまうのだそうです。
だから、これだけは絶対ホイアンでしか食べられないというわけです。

▼ホイアン名物3品以外には、「チャオ・トム」という、サトウキビの芯のまわりに
　エビのすり身をつけて焼いたお料理や
チュンバック　チャオ・トム

▼「バイン・セオ」というベトナム風のお好み焼も食べました。
　バイン・セオは、ホーチミンなど南部のものと比べると、
　中部はちょっと小ぶりなのだそう。小腹がすいたときにいいかも。
チュンバック　バイン・セオ

▼人のよさそうなチュンバックのご主人。愛想も良かったです。
　ご家族でやっているお店なのか、アットホームな雰囲気でした。

ハズレがひとつもなく、どれもこれも本当においしかった♪
ホイアンに行ったら絶対にまた食べに行くよ〜おじさん！
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TRUNG BAC（チュンバック）
　●所在地：87 Tran Phu St.,Hoi An
　●電話番号：(0510)864622
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