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- 南極体験リポート 〜南極の魅力とは?〜
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エリア:
- 北極・南極>南極
- テーマ:ハイキング・登山 世界遺産
- 投稿日:2010/02/15 14:01
- コメント(0)
世界最高齢(90歳)で南極点到達という快挙を成し遂げた川瀬みどりさん。「言葉にできない素晴らしさ!この世のものとは思えない場所です。100歳でまた行きたい!」と大絶賛。今回は川瀬さん憧れの南極の魅力をお伺いしました。
たった3時間半のフライトで憧れの南極点に

(写真)南極点に立つ川瀬さん
「こんなにも簡単に行くことができるんですね」と川瀬さん。南極点にはパトリオットヒルズから18人乗り小型機で約3時間半のフライトです。憧れの南極点ではセレモニーポールで記念の写真撮影は欠かせません。基地を持つ各国の旗が色どりを添えます。「セレモニーポールのほかにもうひとつ、実際の南極点を示すリアルポールが立っていました。南極点が地球の自転とともに移動するので、それに合わせてポールの位置も変えるんですって。まさに地球の“ 点 ”に立っていると思うと感無量でした」。

(写真)南極大陸の拠点パトリオットヒルズから南極点へのフライトに使われる小型機DC3
南極点に降り立つとまずは酸素濃度チェックを受けます。標高3000mにある南極点では高山病にかかる人もおり、医療スタッフが常時待機しています。川瀬さんの場合、「高山病特有の頭痛も吐き気もありませんでした。大事を取って酸素マスクをあてがわれましたが、歩く足取りもしっかりしており、ドクターもスタッフの皆さんも安心したようでした」と、いたって健康体。その後、2007年1月にオープンした米国アムンゼン・スコット基地に入り、ガイドの案内で基地内のスタッフルームや研究施設など3時間強の見学ができます。「広い基地内の見学に車椅子をすすめてくださるなど、本当に細やかな気遣をいただきました」。

(写真)アムンゼン・スコット基地内を見学
別世界!白一色の世界に心が浄化される

(写真)360度白一色の南極大陸
「言葉にできない素晴らしさ! 私、現実の世界にいるのかしら?と、この世とは思えない世界感ですよ」と語る川瀬さん。「雪上車に乗ってあちこち散策しました。白一色の世界は圧巻!雪と氷の世界にも豊かな表情があり、見飽きることはありません」。カチカチに凍った南極の大地は、温泉が湧く活火山エレバスや大陸最高峰ヴィンソン・マシフなどの山々をはじめ、くっきりとダイナミックな風紋を刻む雪原、陽に照らされてキラキラ輝きながら降る雪など、さまざまな表情を持っています。12月から1月がベストシーズンで、凍った大地を24時間沈まぬ太陽が照らします。けれども一度ブリザードにみまわれると視界は真っ白に覆われ1m先も見えないほど。地上で最もピュアな聖域は、地球が太古から持つ自然の驚異を見せつけます。
「360度真っ白な世界を見渡していると、そのあまりに大きな世界に、人間も自然の一部なのだと思い知らされました。大らかな気持ちになり、悩みなんかバカバカしくなってくるんですよ。心が浄化されるって本当なんですね。この素晴らしい地球に生まれたからには、残りの時間を大切に生きようと、感謝の気持ちがあふれてきます」。南極は澄んだ空気や雄大な景色だけでなく、理屈では説明のつかない不思議な力で、身も心も癒してくれるパワースポットなのです。
南極は誰にでも開かれた地球の聖域

起伏のある南極の風景
「身体障害者の方にお会いしました。松葉杖で歩く若い男性は、ただただ南極大陸に足を踏みたいとう願いが叶って数時間の滞在を楽しんでいました。これで死んでもいい、これで大満足、と言っていたことが印象的でした」と語る川瀬さんご自身も、2年待たされての実現でした。南極の旅は南極点フライトをはじめ登山やマラソン、スキーなどさまざまなメニューがそろっていますが、もし希望者に問題がある場合でも、“ 南極へ行きたい ”というお客様の夢を叶えるために、現地スタッフはただNOというのではなく、何をクリアすれば参加できるか親身になってアドバイスをくれます。高齢者でも、障害を持つ人も参加できる南極。そこは誰にでも開かれた場所なのです。
地球環境について世界中が、そして私たち自身が真剣に向き合わなければならない今、南極の真っ白な大地に立ち、自然界とその鼓動をその目で見、身体で感じてください。地上でもっともピュアなその場所で、あなた自身を、そして未来を見つめてほしいと思います。
たった3時間半のフライトで憧れの南極点に

(写真)南極点に立つ川瀬さん
「こんなにも簡単に行くことができるんですね」と川瀬さん。南極点にはパトリオットヒルズから18人乗り小型機で約3時間半のフライトです。憧れの南極点ではセレモニーポールで記念の写真撮影は欠かせません。基地を持つ各国の旗が色どりを添えます。「セレモニーポールのほかにもうひとつ、実際の南極点を示すリアルポールが立っていました。南極点が地球の自転とともに移動するので、それに合わせてポールの位置も変えるんですって。まさに地球の“ 点 ”に立っていると思うと感無量でした」。

(写真)南極大陸の拠点パトリオットヒルズから南極点へのフライトに使われる小型機DC3
南極点に降り立つとまずは酸素濃度チェックを受けます。標高3000mにある南極点では高山病にかかる人もおり、医療スタッフが常時待機しています。川瀬さんの場合、「高山病特有の頭痛も吐き気もありませんでした。大事を取って酸素マスクをあてがわれましたが、歩く足取りもしっかりしており、ドクターもスタッフの皆さんも安心したようでした」と、いたって健康体。その後、2007年1月にオープンした米国アムンゼン・スコット基地に入り、ガイドの案内で基地内のスタッフルームや研究施設など3時間強の見学ができます。「広い基地内の見学に車椅子をすすめてくださるなど、本当に細やかな気遣をいただきました」。

(写真)アムンゼン・スコット基地内を見学
別世界!白一色の世界に心が浄化される

(写真)360度白一色の南極大陸
「言葉にできない素晴らしさ! 私、現実の世界にいるのかしら?と、この世とは思えない世界感ですよ」と語る川瀬さん。「雪上車に乗ってあちこち散策しました。白一色の世界は圧巻!雪と氷の世界にも豊かな表情があり、見飽きることはありません」。カチカチに凍った南極の大地は、温泉が湧く活火山エレバスや大陸最高峰ヴィンソン・マシフなどの山々をはじめ、くっきりとダイナミックな風紋を刻む雪原、陽に照らされてキラキラ輝きながら降る雪など、さまざまな表情を持っています。12月から1月がベストシーズンで、凍った大地を24時間沈まぬ太陽が照らします。けれども一度ブリザードにみまわれると視界は真っ白に覆われ1m先も見えないほど。地上で最もピュアな聖域は、地球が太古から持つ自然の驚異を見せつけます。
「360度真っ白な世界を見渡していると、そのあまりに大きな世界に、人間も自然の一部なのだと思い知らされました。大らかな気持ちになり、悩みなんかバカバカしくなってくるんですよ。心が浄化されるって本当なんですね。この素晴らしい地球に生まれたからには、残りの時間を大切に生きようと、感謝の気持ちがあふれてきます」。南極は澄んだ空気や雄大な景色だけでなく、理屈では説明のつかない不思議な力で、身も心も癒してくれるパワースポットなのです。
南極は誰にでも開かれた地球の聖域

起伏のある南極の風景
「身体障害者の方にお会いしました。松葉杖で歩く若い男性は、ただただ南極大陸に足を踏みたいとう願いが叶って数時間の滞在を楽しんでいました。これで死んでもいい、これで大満足、と言っていたことが印象的でした」と語る川瀬さんご自身も、2年待たされての実現でした。南極の旅は南極点フライトをはじめ登山やマラソン、スキーなどさまざまなメニューがそろっていますが、もし希望者に問題がある場合でも、“ 南極へ行きたい ”というお客様の夢を叶えるために、現地スタッフはただNOというのではなく、何をクリアすれば参加できるか親身になってアドバイスをくれます。高齢者でも、障害を持つ人も参加できる南極。そこは誰にでも開かれた場所なのです。
地球環境について世界中が、そして私たち自身が真剣に向き合わなければならない今、南極の真っ白な大地に立ち、自然界とその鼓動をその目で見、身体で感じてください。地上でもっともピュアなその場所で、あなた自身を、そして未来を見つめてほしいと思います。
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- 南極 南極点 大自然 エコ
- 南極体験談リポート 〜南極ってどんな所?〜
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エリア:
- 北極・南極>南極
- テーマ:ハイキング・登山 世界遺産
- 投稿日:2010/02/04 18:06
- コメント(0)
90歳、世界最高齢で南極点到達という快挙を成し遂げた川瀬みどりさん。氷点下、白一色の世界という南極とは、どんな所なのでしょう? まずは滞在の様子を、前回に引き続き川瀬さんにお伺いしました。

南極大陸での拠点となるパトリオットヒルズ・キャンプ
全てがエコな南極大陸パトリオットヒルズ
全8日間の南極コースの初日、マゼラン海峡沿いの町プンタアレーナス(チリ)から60人乗りの飛行機(ロシア製イリューション)で約4時間半、まず到着するのが南極大陸の拠点パトリオットヒルズ・キャンプ(標高約800m)。ここで天候を見ながら南極点へのフライトを待ちます。観光客はそれぞれ2名用のテントで過ごし、食事やミーティングなどは大型のメインテントで行います。さて、テントでの生活は?
「旅行シーズンの南極では一日中太陽が沈みません。外気の気温はマイナス2度からマイナス15度だと伺いましたが、キャンプには暖房設備はないんです。でもサンサンと照る太陽のおかげでテントの中は常に暖かいです」。テントは2重構造になっており、寝る時は寝袋を使います。「夜は赤外線付きの靴下を履いて土踏まずにホカロンを張っておけば大丈夫」だそうです。
女性なら特に気になるトイレ環境はどうだったのでしょう?「トイレは別のテントにあるので、自分のテントからちょっと歩いて行きます。でも普通のご家庭にある西洋式の水洗トイレでキレイですよ。手洗いの水は使えないので、用意されている手拭きは凍らないような薬品が付いているんです」。雪と氷の世界だというのに、以外なことに南極では水がとっても貴重。環境に配慮して1シーズンに使用できる水の量が限られているので、極力使用は控えます。例えば歯を磨く際にも水を使用しないペーパー歯磨きをお勧めしていますし、シャワーやお風呂はありません。「シャワーがなくても汗をかかないので大丈夫。澄んだ空気の中で快適でした」と川瀬さん。南極は地球上で一番乾燥している場所なのです。
パトリオットヒルズはシーズンが終わったら跡かたもなく撤去されます。もちろんゴミや汚物はすべて持ち去ります。人類のために少しだけ場所を貸した南極は、そうしてまた地球上でもっとも神聖な場所に戻っていくのです。

南極大陸へはプンタアレーナス(チリ)から60人乗りの飛行機(ロシア製イリューション)で約4時間半
24時間オープンのメインテントで国際交流

パトリオットヒルズ・キャンプのメインテント
食事はバイキング形式で好きな物を好きなだけ食べられます。種類も豊富で毎日違ったメニューが出されます。事前にリクエストも可能で、偏食の川瀬さんは果物をお願いしていました。「毎日違った果物がたくさん用意されていました。暖かいパンがいただけるのも嬉しかったです。一緒になった日本の方はサーモンでお寿司を作って皆さんに振舞ってましたよ」。
食事の時間は決まっていますが、メインテントは24時間オープン。パトリオットヒルズには、マラソンやスキーツアーなど常時40人ほどのお客さまで賑わっています。学者や冒険家に出会えるのも魅力。常駐の日本人スタッフが外国の人とのおしゃべりも気軽に通訳してくれるので、英語が苦手な人でも安心です。

パトリオットヒルズでの食事風景
もう一度行きたい!まずは2年後、そして100歳で
「もしまだ健康だったら、もう一度南極へ行きたいですね。まず目標は2年後。100歳まで元気でいられたら、その時また南極点に立って万歳したいわ」と朗らかな笑顔がまだまだお若い!
次回は南極の魅力についてリポートします、ご期待ください!

壮大な南極の風景

南極大陸での拠点となるパトリオットヒルズ・キャンプ
全てがエコな南極大陸パトリオットヒルズ
全8日間の南極コースの初日、マゼラン海峡沿いの町プンタアレーナス(チリ)から60人乗りの飛行機(ロシア製イリューション)で約4時間半、まず到着するのが南極大陸の拠点パトリオットヒルズ・キャンプ(標高約800m)。ここで天候を見ながら南極点へのフライトを待ちます。観光客はそれぞれ2名用のテントで過ごし、食事やミーティングなどは大型のメインテントで行います。さて、テントでの生活は?
「旅行シーズンの南極では一日中太陽が沈みません。外気の気温はマイナス2度からマイナス15度だと伺いましたが、キャンプには暖房設備はないんです。でもサンサンと照る太陽のおかげでテントの中は常に暖かいです」。テントは2重構造になっており、寝る時は寝袋を使います。「夜は赤外線付きの靴下を履いて土踏まずにホカロンを張っておけば大丈夫」だそうです。
女性なら特に気になるトイレ環境はどうだったのでしょう?「トイレは別のテントにあるので、自分のテントからちょっと歩いて行きます。でも普通のご家庭にある西洋式の水洗トイレでキレイですよ。手洗いの水は使えないので、用意されている手拭きは凍らないような薬品が付いているんです」。雪と氷の世界だというのに、以外なことに南極では水がとっても貴重。環境に配慮して1シーズンに使用できる水の量が限られているので、極力使用は控えます。例えば歯を磨く際にも水を使用しないペーパー歯磨きをお勧めしていますし、シャワーやお風呂はありません。「シャワーがなくても汗をかかないので大丈夫。澄んだ空気の中で快適でした」と川瀬さん。南極は地球上で一番乾燥している場所なのです。
パトリオットヒルズはシーズンが終わったら跡かたもなく撤去されます。もちろんゴミや汚物はすべて持ち去ります。人類のために少しだけ場所を貸した南極は、そうしてまた地球上でもっとも神聖な場所に戻っていくのです。

南極大陸へはプンタアレーナス(チリ)から60人乗りの飛行機(ロシア製イリューション)で約4時間半
24時間オープンのメインテントで国際交流

パトリオットヒルズ・キャンプのメインテント
食事はバイキング形式で好きな物を好きなだけ食べられます。種類も豊富で毎日違ったメニューが出されます。事前にリクエストも可能で、偏食の川瀬さんは果物をお願いしていました。「毎日違った果物がたくさん用意されていました。暖かいパンがいただけるのも嬉しかったです。一緒になった日本の方はサーモンでお寿司を作って皆さんに振舞ってましたよ」。
食事の時間は決まっていますが、メインテントは24時間オープン。パトリオットヒルズには、マラソンやスキーツアーなど常時40人ほどのお客さまで賑わっています。学者や冒険家に出会えるのも魅力。常駐の日本人スタッフが外国の人とのおしゃべりも気軽に通訳してくれるので、英語が苦手な人でも安心です。

パトリオットヒルズでの食事風景
もう一度行きたい!まずは2年後、そして100歳で
「もしまだ健康だったら、もう一度南極へ行きたいですね。まず目標は2年後。100歳まで元気でいられたら、その時また南極点に立って万歳したいわ」と朗らかな笑顔がまだまだお若い!
次回は南極の魅力についてリポートします、ご期待ください!

壮大な南極の風景
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