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- 理想郷シャングリラ、旧王国フンザ
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エリア:
- アジア>パキスタン>カリマバード[フンザ]
- テーマ:街中・建物・景色 ハイキング・登山
- 投稿日:2009/11/25 18:26
- コメント(0)

中華人民共和国新疆ウイグル自治区最西部からパキスタン北部へ、インダス川沿いカラコルム山脈を横切って結ぶアジア横断ルート、カラコルム・ハイウエイ。険しい岩山を子供が山羊の群れを追い、渓谷に突き出た大きな岩に男が座っている。ゆっくり時間が流れていた。

その途中、世界第二位の高峰K2を主峰とするカラコルム山脈の山裾に、「桃源郷」あるいは「理想郷シャングリラ」と呼ばれる村がある。標高2500mに位置するフンザ(パキスタン)。イギリスの文豪ヒルトンの名作「失われた地平線」で理想郷シャングリラのモデルになった場所だ。
双子山ウルタル(7380m)を背に、南側に聳える名峰ラカポシ(7788m)の巨大な雪壁には誰もが驚嘆し言葉を失う。春には杏の花が谷を桃色に染め、夏にはたわわに実ったその実が甘い香りを放つ。
峻険な山々と氷河によって外界から閉ざされていた旧王国フンザは平和で心豊かな理想郷シャングリラ。不老長寿の楽園として知る人ぞ知る、憧れの地でもあった。その秘訣がこの杏とミネラル豊富な水にあるという。

雪を被った峰々に囲まれた段々畑と石積みの家、ポプラ並木が美しいこの村は、パキスタン国の一地方となった今でも美しい心を失わず平和そのもの。現在人口約47000人のこの地に警官はたったの一人だ。


素晴らしい景色と村人との交流、トレッキング・・・。神々しいまでのこの地では、時間が経つのを忘れ、生涯忘れることのできない体験をすることだろう。
- タグ:
- パキスタン 桃源郷 シャングリラ 不老長寿 トレッキング
- 標高世界一の国境からの滑走!
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エリア:
- アジア>パキスタン>イスラマバード
- アジア>パキスタン>カリマバード[フンザ]
- アジア>パキスタン>グルミット
- テーマ:旅行準備 その他
- 投稿日:2009/11/25 18:24
- コメント(0)
イスラマバードより専用バスでチラスを経てシカンダラバッドへ。ここからサイクリングの旅が始まる。
カラコルムハイウェー(パキスタン)サイクリングの旅 へ。
世界一標高の高い国境〈4,700m〉から、素晴らしい山々を眺めながら走る爽快感を味わおう!

サイクリングのクライマックス、標高世界一のフンジュラーブ峠
カラコルムハイウェー(KKH)は全鋪装だが路面は荒い。勾配は緩いが時期によって部分的に圧雪凍結路があることも。パックツアーがおすすめ。トラブルを想定して、工具、衣類、食料等を携行すること。また、単独行動は厳禁。必ず二人以上で走ること。ベストシーズンは4月〜11月初旬まで。

笑顔を見せて近寄ってくる子どもたち。女の子は美人が多くおしゃれだ。
まずはナシラバッド、カリマバードまで約30kmを1日で走る。カリマバード(フンザ)ではKKHを降りて周辺をサイクリング(2日間)。ウルタル、ラカポシの白い峰々が朝日に輝いている。壮大な山岳風景の中に佇む村フンザ。桃源郷とも呼ばれている。杏の木々やポプラが多く目につく。人々は何百年もここで変わらぬ暮らしを続けているのだ。すれ違う人々は友好的。子供達は英語で「ハロー」とか「ハウアーユー」と話し掛けてくる。好奇心旺盛で、走ってついてくる子供もいる。のどかで平和な光景に癒される。

雄大な景色が続くパキスタン北部

途中の村では市場がある
カリマバードからグルミットまで約48kmをサイクリング。グルメットはミール・フンザの冬の離宮が置かれた場所だ。谷の奥深くにラカポシ(7788m)の白きいただきが見える。ここで1泊、翌日は専用バスで、世界一の標高にある中国との国境、フンジュラーブ峠(4,730m)へ。景色は次第に荒涼としてくる。パスー氷河が、巨大な船のように迫ってくる。広大な雪原だ。
いよいよ旅のクライマックス。フンジュラーブ峠からスストまで約85kmの滑走だ。路面はところどころ凍結しているので恐る恐る。勾配が緩い。途中、道路を外れてつづら折れ部分のショートカットを楽しむ。緩い下りで、負荷はほとんどかかっていないのだが息は荒い。下るにつれて気温が上がってくるのが感じられた。
【旅の準備ご参考】
日本で真冬の2000m級を走るつもりの装備が必要。自転車で走行の場合、特に手や足先の防寒対策を考えておくこと。荷物の量を抑えるためにも、薄手のウエアを重ね着して調節する方法を推奨。
■装備
自転車は日本から持込(折りたたみか分解して持込。現地でのレンタルサイクルはない。現地での購入も可能だがほとんどが中国製)/工具(パンク修理セット、スペアチューブ、分解組み立て用工具、チェーン切り、コネクトピン、オイル 他)/ポンプ/ヘッドライト/ヘルメット/コンパス/水筒/サングラス(日差しが強い)/手袋/シューズ/アンダタイツ/自転車タイツ/オーバーズボン(雨具)/長袖ジャージ/ウインドブレーカ/防寒ジャケット(雨具)/携行食(現地でも果物やビスケットなどが手に入る) /小銭(電話や食料購入に少額でよい) *荷物の機内持込預けは20KGまで
カラコルムハイウェー(パキスタン)サイクリングの旅 へ。
世界一標高の高い国境〈4,700m〉から、素晴らしい山々を眺めながら走る爽快感を味わおう!

サイクリングのクライマックス、標高世界一のフンジュラーブ峠
カラコルムハイウェー(KKH)は全鋪装だが路面は荒い。勾配は緩いが時期によって部分的に圧雪凍結路があることも。パックツアーがおすすめ。トラブルを想定して、工具、衣類、食料等を携行すること。また、単独行動は厳禁。必ず二人以上で走ること。ベストシーズンは4月〜11月初旬まで。

笑顔を見せて近寄ってくる子どもたち。女の子は美人が多くおしゃれだ。
まずはナシラバッド、カリマバードまで約30kmを1日で走る。カリマバード(フンザ)ではKKHを降りて周辺をサイクリング(2日間)。ウルタル、ラカポシの白い峰々が朝日に輝いている。壮大な山岳風景の中に佇む村フンザ。桃源郷とも呼ばれている。杏の木々やポプラが多く目につく。人々は何百年もここで変わらぬ暮らしを続けているのだ。すれ違う人々は友好的。子供達は英語で「ハロー」とか「ハウアーユー」と話し掛けてくる。好奇心旺盛で、走ってついてくる子供もいる。のどかで平和な光景に癒される。

雄大な景色が続くパキスタン北部

途中の村では市場がある
カリマバードからグルミットまで約48kmをサイクリング。グルメットはミール・フンザの冬の離宮が置かれた場所だ。谷の奥深くにラカポシ(7788m)の白きいただきが見える。ここで1泊、翌日は専用バスで、世界一の標高にある中国との国境、フンジュラーブ峠(4,730m)へ。景色は次第に荒涼としてくる。パスー氷河が、巨大な船のように迫ってくる。広大な雪原だ。
いよいよ旅のクライマックス。フンジュラーブ峠からスストまで約85kmの滑走だ。路面はところどころ凍結しているので恐る恐る。勾配が緩い。途中、道路を外れてつづら折れ部分のショートカットを楽しむ。緩い下りで、負荷はほとんどかかっていないのだが息は荒い。下るにつれて気温が上がってくるのが感じられた。
【旅の準備ご参考】
日本で真冬の2000m級を走るつもりの装備が必要。自転車で走行の場合、特に手や足先の防寒対策を考えておくこと。荷物の量を抑えるためにも、薄手のウエアを重ね着して調節する方法を推奨。
■装備
自転車は日本から持込(折りたたみか分解して持込。現地でのレンタルサイクルはない。現地での購入も可能だがほとんどが中国製)/工具(パンク修理セット、スペアチューブ、分解組み立て用工具、チェーン切り、コネクトピン、オイル 他)/ポンプ/ヘッドライト/ヘルメット/コンパス/水筒/サングラス(日差しが強い)/手袋/シューズ/アンダタイツ/自転車タイツ/オーバーズボン(雨具)/長袖ジャージ/ウインドブレーカ/防寒ジャケット(雨具)/携行食(現地でも果物やビスケットなどが手に入る) /小銭(電話や食料購入に少額でよい) *荷物の機内持込預けは20KGまで
- タグ:
- サイクリング パキスタン
- 8000m級の山々が聳える世界へ!ミスガールバレー・トレッキング
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エリア:
- アジア>パキスタン>イスラマバード
- アジア>パキスタン>チラス
- アジア>パキスタン
- テーマ:ハイキング・登山
- 投稿日:2009/11/25 18:23
- コメント(0)
6〜8000m級の山々が聳える世界へ。知られざる国パキスタンの魅力を、雄大な自然、独自の文化とそこに暮らす人々を通して触れてみよう。
カラコルム・ハイウェイはイスラマバードからパミールを超えてキルギット、さらにはフンジェラーブ峠を経て中華人民共和国へと続く重要観光ルート。カラコルム・ハイウェイの通るこの一帯をパキスタン北方地域と呼ぶ。

パキスタン・中国を結ぶカラコルム・ハイウェイ
イスラマバードからカラコルム・ハイウェイをチラス(Chilas 標高468km)そしてススト(Susut 標高2700m)へ。スストでハイウェイを降り、標高3100mのミスガール(Misghar)へジープで向かう。そこからがいよいよトレッキングだ。
ミスガールからカラマダーチ(Kalamadarchi)、ムルクーシィ、ヤツムグーズ(Yatumgooz)やミンティカ峠(標高4710m)と旧シルクロードの道を毎日数時間ずつ7日間かけてトレッキングを楽しむ。とにかく景色がすごい!

山々が圧倒的な迫力!パキスタン北部
その後いったんミスガールからジープでスストに戻り、世界一標高の高い国境フンジュラーブ峠(標高4730m)へ。澄んだ青空に聳える山々、緑深い谷間に羊の群れ・・・。だんだんと標高が上がり、肌寒さを感じる。景色は次第に荒涼としてくる。パスー氷河が巨大な船のように迫ってくる。フンジュラーブ峠の向こうは中華人民共和国。なぜか胸が一杯になった。

フンジュラーブ峠の途中には氷河が迫る
カラコルム・ハイウェイはイスラマバードからパミールを超えてキルギット、さらにはフンジェラーブ峠を経て中華人民共和国へと続く重要観光ルート。カラコルム・ハイウェイの通るこの一帯をパキスタン北方地域と呼ぶ。

パキスタン・中国を結ぶカラコルム・ハイウェイ
イスラマバードからカラコルム・ハイウェイをチラス(Chilas 標高468km)そしてススト(Susut 標高2700m)へ。スストでハイウェイを降り、標高3100mのミスガール(Misghar)へジープで向かう。そこからがいよいよトレッキングだ。
ミスガールからカラマダーチ(Kalamadarchi)、ムルクーシィ、ヤツムグーズ(Yatumgooz)やミンティカ峠(標高4710m)と旧シルクロードの道を毎日数時間ずつ7日間かけてトレッキングを楽しむ。とにかく景色がすごい!

山々が圧倒的な迫力!パキスタン北部
その後いったんミスガールからジープでスストに戻り、世界一標高の高い国境フンジュラーブ峠(標高4730m)へ。澄んだ青空に聳える山々、緑深い谷間に羊の群れ・・・。だんだんと標高が上がり、肌寒さを感じる。景色は次第に荒涼としてくる。パスー氷河が巨大な船のように迫ってくる。フンジュラーブ峠の向こうは中華人民共和国。なぜか胸が一杯になった。

フンジュラーブ峠の途中には氷河が迫る
- タグ:
- パキスタン トレッキング カラコルム・ハイウェイ 世界一標高の高い国境
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