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- 最近の嬉しいお土産は、赤青問わずの機内誌
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エリア:
- ミクロネシア>マーシャル諸島>マジュロ
- テーマ:マリンスポーツ 鉄道・乗り物 書籍・CD・DVD
- 投稿日:2015/06/30 10:59
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わたしの最近の嬉しいお土産は、赤青問わずの機内誌である。
購入すれば容易に手に入るけれども、お土産として手元にあると、その人の旅をちょっとお裾分けしてもらえた、そんな気分になれるのがいい。
当初は、日常で読んでもそれほど面白く感じないのでは、という不安があった。ゴゴゴゴゴーという音の中、狭いシートに座る中、気圧の低い空の中、という環境要因が、読む面白さを助長しているのだと思ったからである。しかし、案ずるより産むが易し。ホームで電車を待っている間に読んでも、カフェでコーヒー片手に読んでも、ましてや家の中で、うつ伏せになりながら読んでも面白かったのだ。

さて、今回のSKY WARD には、「旅する〇〇」というエッセイが3ページ、3者に渡って掲載されていた。それは「旅する本」「旅する服」「旅する音楽」というタイトルで書かれていた。
これを読んで、わたしならどう書くのだろう、という想像が始まった。まず、タイトルである。旅する写真、カメラなどとは、安易するぎる。では、、、「旅するノート」なんてのはどうだろうか。
わたしの旅の相棒は、カメラとパスポートサイズのノートに書きやすいペン。旅の前に文房具屋さんで、どれがいいかな、と吟味して買うこのノート。旅の情報、空港情報、ホテル情報は勿論のこと、写真では収めきれない事実。感心した現地語とその意味。そして、由来。そういったあれこれを記録させる。それだけではない。歩いていて、ふっとココロにとまったこと。ココロ奪われた景色をみたあとに出てくるコトバ。そういったもの全て。殴り書きなこともある。とにもかくにも、そのときの気持ちをそのまま、書き留めるノート。
一昨年、そんな旅ノートを開いて再会したコトバが、とっても印象的だった。
8年前の旅でのこと。あの時のわたしが「今のわたし」として、ノートに残してくれたコトバだった。とても気に入った旅先を後にする飛行機の中で、思ったのだ。「また訪れたいけれど、果たしてまた来ることができるだろうか。」寂しさと疑問と、未来への不安にかられて、自分の意志や環境云々、素直に信じれるのは、縁しかないと。ダレがどうすることもできない縁がつないでくれたのならば、この旅先は、わたしにとって行くべき地であったと、思えると考えたのだ。
わたしは何度も唱えながら、海の上、空の中を進んでいた。
「縁があればまた会える。」

そしてそれから。
今年、マーシャルに行けたのならばそれは、7回目の旅となる。
wacana* 〜 旅するノート 〜
購入すれば容易に手に入るけれども、お土産として手元にあると、その人の旅をちょっとお裾分けしてもらえた、そんな気分になれるのがいい。
当初は、日常で読んでもそれほど面白く感じないのでは、という不安があった。ゴゴゴゴゴーという音の中、狭いシートに座る中、気圧の低い空の中、という環境要因が、読む面白さを助長しているのだと思ったからである。しかし、案ずるより産むが易し。ホームで電車を待っている間に読んでも、カフェでコーヒー片手に読んでも、ましてや家の中で、うつ伏せになりながら読んでも面白かったのだ。

さて、今回のSKY WARD には、「旅する〇〇」というエッセイが3ページ、3者に渡って掲載されていた。それは「旅する本」「旅する服」「旅する音楽」というタイトルで書かれていた。
これを読んで、わたしならどう書くのだろう、という想像が始まった。まず、タイトルである。旅する写真、カメラなどとは、安易するぎる。では、、、「旅するノート」なんてのはどうだろうか。
わたしの旅の相棒は、カメラとパスポートサイズのノートに書きやすいペン。旅の前に文房具屋さんで、どれがいいかな、と吟味して買うこのノート。旅の情報、空港情報、ホテル情報は勿論のこと、写真では収めきれない事実。感心した現地語とその意味。そして、由来。そういったあれこれを記録させる。それだけではない。歩いていて、ふっとココロにとまったこと。ココロ奪われた景色をみたあとに出てくるコトバ。そういったもの全て。殴り書きなこともある。とにもかくにも、そのときの気持ちをそのまま、書き留めるノート。
一昨年、そんな旅ノートを開いて再会したコトバが、とっても印象的だった。
8年前の旅でのこと。あの時のわたしが「今のわたし」として、ノートに残してくれたコトバだった。とても気に入った旅先を後にする飛行機の中で、思ったのだ。「また訪れたいけれど、果たしてまた来ることができるだろうか。」寂しさと疑問と、未来への不安にかられて、自分の意志や環境云々、素直に信じれるのは、縁しかないと。ダレがどうすることもできない縁がつないでくれたのならば、この旅先は、わたしにとって行くべき地であったと、思えると考えたのだ。
わたしは何度も唱えながら、海の上、空の中を進んでいた。
「縁があればまた会える。」

そしてそれから。
今年、マーシャルに行けたのならばそれは、7回目の旅となる。
wacana* 〜 旅するノート 〜

ここはメナドを出発してシンガポールに向かう機内。
狭い通路をトイレに向かう女性。
前方からはトイレから出て来たであろう男性。
2人とも年の頃は50代。
必然的に2人は向かい合う。
そして見つめ合う。
5秒程すると、女性は微笑みながらゆっくりと
男性の顔に手を伸ばした。
私からは男性の頬までしか見えなかったが
口角が上がったように見えた。
そして2人は暫く手をつないだままトイレを待っていた。
何気ない所にあった幸せの5秒。
いいなー!

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