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エリア:
- 北米 > アメリカ西部 > イエローストーン国立公園
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テーマ:
- 自然・植物
優しい春はあっという間に過ぎ去り、イエローストーンには日射しの強い夏がやってきています。キャンプをするにはもってこいの良い天気の中、公園の北エリアでキャンプをしてきました。
アメリカでは夏休みに入っており、車の量は春に来た時よりずっと増えています。午前中にキャンプ場についたにも関わらず、一つ目のキャンプ場には「Full」の文字。次に訪れたキャンプ場でなんとか空きサイトを見つけ、支払を済ませました。こちらのキャンプ場では、日本と違って受付は無人です。看板の下に置いてある封筒に車の情報やキャンパーの情報を記入して料金を入れ、ボックスに入れるという方法です。控えにも同じ内容を記入して、自分の使うキャンプサイトに立ててある札に張り付けたら受付は完了です。この札を見れば、どこのサイトが空いているかが一目で分かるという仕組みです。
イエローストーン国立公園は、全域がヒグマやブラックベアなど野生動物の生息地です。キャンプサイトがあるエリアも、野生動物がたくさん生息しています。そのため、サイトの周りには野生動物対策用のゴミ箱や、食品を入れることのできる金属のボックスが置いてありました。
今回は食料を車に入れましたが、ボックスを利用している方々も見られました。あらためて、野生動物の土地なんだと実感。
テントを張ってから、アニマルウォッチングへ出発です。
今回も春に引き続きエルクやバイソン、アンテロープなどの群れを観察することができました。少し成長した印象を受ける動物の子供たちも、まだまだ大きさや色で大人と見分けがつきます。
3時間ほど車を走らせて発見したムースの親子。道路からそう遠くない川沿いで、のんびりと草を食んでいました。私達の他にも、何台もの車が駐車してムースの親子を見ていました。あっちへ行ったりこっちへ行ったり忙しそうなムースの子供と、それを見守る母親の姿は、とても微笑ましかったです。
帰りには、キャンプ場付近でブラックベアを発見。多くの人がシャッターを切っても気にする様子なく、草の上をゆっくり歩いていました。
キャンプ場へ戻ると、いたるところで焚き火の煙があがっており、まだ薪割り作業をしている人達の姿も見られました。夕食の時間になると、辺りは食欲をそそられるバーベキューの匂いに包まれます。
水道があるので使った食器を洗うことはできますが、大自然の中なので汚れた水を地面にそのまま流してはいけません。食器は持参したバケツなどの中で洗って、汚れた水はトイレに捨てるのが一般的なようです。食後になると、トイレの前には水を捨てる人の行列ができることも。自然になるべくダメージを与えないように、キャンパーは皆決まりをしっかり守っていました。
周りの人たちが残り火でマシュマロを焼いて楽しむ中、私達はお湯を沸かしてコーヒーを飲みながら、ゆっくりと日が沈むのを待ちました。のんびりとした贅沢な時間です。日の入りは21:00頃でしたが、22:30頃には真っ暗になり、空には満天の星が姿を現しました。どれが星座だか分からないほど、細かい星までくっきり見えます。しばらく星を眺めてから、寒くなる前にテントに入りました。
天気に恵まれ、スリーシーズンのシュラフでも十分に快適な6月のイエローストーンでした。
日本では中々経験することのできない大自然の中でのキャンプを、ぜひ満喫してみてください。
アメリカでは夏休みに入っており、車の量は春に来た時よりずっと増えています。午前中にキャンプ場についたにも関わらず、一つ目のキャンプ場には「Full」の文字。次に訪れたキャンプ場でなんとか空きサイトを見つけ、支払を済ませました。こちらのキャンプ場では、日本と違って受付は無人です。看板の下に置いてある封筒に車の情報やキャンパーの情報を記入して料金を入れ、ボックスに入れるという方法です。控えにも同じ内容を記入して、自分の使うキャンプサイトに立ててある札に張り付けたら受付は完了です。この札を見れば、どこのサイトが空いているかが一目で分かるという仕組みです。
イエローストーン国立公園は、全域がヒグマやブラックベアなど野生動物の生息地です。キャンプサイトがあるエリアも、野生動物がたくさん生息しています。そのため、サイトの周りには野生動物対策用のゴミ箱や、食品を入れることのできる金属のボックスが置いてありました。
今回は食料を車に入れましたが、ボックスを利用している方々も見られました。あらためて、野生動物の土地なんだと実感。
テントを張ってから、アニマルウォッチングへ出発です。
今回も春に引き続きエルクやバイソン、アンテロープなどの群れを観察することができました。少し成長した印象を受ける動物の子供たちも、まだまだ大きさや色で大人と見分けがつきます。
3時間ほど車を走らせて発見したムースの親子。道路からそう遠くない川沿いで、のんびりと草を食んでいました。私達の他にも、何台もの車が駐車してムースの親子を見ていました。あっちへ行ったりこっちへ行ったり忙しそうなムースの子供と、それを見守る母親の姿は、とても微笑ましかったです。
帰りには、キャンプ場付近でブラックベアを発見。多くの人がシャッターを切っても気にする様子なく、草の上をゆっくり歩いていました。
キャンプ場へ戻ると、いたるところで焚き火の煙があがっており、まだ薪割り作業をしている人達の姿も見られました。夕食の時間になると、辺りは食欲をそそられるバーベキューの匂いに包まれます。
水道があるので使った食器を洗うことはできますが、大自然の中なので汚れた水を地面にそのまま流してはいけません。食器は持参したバケツなどの中で洗って、汚れた水はトイレに捨てるのが一般的なようです。食後になると、トイレの前には水を捨てる人の行列ができることも。自然になるべくダメージを与えないように、キャンパーは皆決まりをしっかり守っていました。
周りの人たちが残り火でマシュマロを焼いて楽しむ中、私達はお湯を沸かしてコーヒーを飲みながら、ゆっくりと日が沈むのを待ちました。のんびりとした贅沢な時間です。日の入りは21:00頃でしたが、22:30頃には真っ暗になり、空には満天の星が姿を現しました。どれが星座だか分からないほど、細かい星までくっきり見えます。しばらく星を眺めてから、寒くなる前にテントに入りました。
天気に恵まれ、スリーシーズンのシュラフでも十分に快適な6月のイエローストーンでした。
日本では中々経験することのできない大自然の中でのキャンプを、ぜひ満喫してみてください。