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- セブンマイルスブリッッジをいく
-
エリア:
- 北米>アメリカ東部>キーウエスト
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 ビーチ・島
- 投稿日:2010/05/12 21:47
- コメント(0)
さて前回はキーウエストをリポートして、エバーグレイズを次回に!と書いたのですが、そのキーウエストを出発してエバーグレイズに向かう途中にであった古い橋について触れておこうかなと思います。
みなさんがセブンマイルスブリッジをずっとキーウエスト方向に向かって走っていると、途中の道路のその横に、なんだか古そうな橋が見えて来る場所があります。あれ?島をつなぐ橋があそこにもあるけど?
と思って見ていると、その橋は途中でくさって(?)落ちてしまっています。
危ないあぶない、あんな橋をそのままにしているなんて…。
それにしても橋があんな風に落ちているのは、いままでのフロリダを来襲した台風にみんなやられたのだろうか? などと思って見ているうちに、古い橋の見える場所を通り過ぎていきます。
さて、この橋が実際に古くなって使われなくなったあとに台風のせいで落ちたのか、もしくは被害がひどすぎたので使用を中止して新しい橋をつくったのかは定かではないのですが、キーウエストからの帰り道、この古い橋からの眺めはさぞかし最高であろうと、この古い橋の残るキーに車をとめてみることにしました。
他にも古い橋が海の上に残る場所はあるのですが、どうやらピジョンキーまでのこの古い橋は、いまでも観光のために残してあって、人が歩いているようなのです。
そこでこの橋までいってみたらば、入り口にはタイトルの写真のような説明がありました。(歴史的な橋)つまりこの橋はかつて鉄道が走っていた場所だったとか。その後車も通ることができる橋に変更されたということですが…。(どうして使われなくなったかまでは書いてありませんでした。きっと台風でしょうね)
とりあえず、はるかむこうのキーまで続くこの橋は、往復で2.2マイルあるとのこと。橋の上からの景色も最高だし、並走するセブンマイルスブリッジも見られるし(なんといってもセブンマイルスブリッジでは海の写真を撮ったりするのが難しいので)この橋を歩いてみることにしました。
歩きだすと、はるか向こうに思われる島はさらに向こうになるようで…。
でも橋からの眺めは最高。青く澄んだ海は透明度が高くて、おまけにとても浅いので下の魚たちがよく見えます。
ブラウンペリカンが橋上空を羽ばたく姿にも遭遇したし、風はやさしく吹いて心地よいのです。
最初は途中で引き返すつもりでスタートしたこの橋の散歩は、なんだか真ん中まできたときには、もう引き返すよりは島までいくとどうなっているのかを確認したい気持ちでいっぱいになって、全部意地でも歩いてやろうという気持ちになりました。
だんだん海ばかりを見ているのも飽きてきたので、橋の欄干から海をのぞきこむと

なんと海にサメが泳いでいるのがみえました。
さらに進むとなんとエイの群れが。

エイの生態には詳しくないのですが、この時ちょうどエイの恋の季節だったのか?1匹のエイのそばによりそうようにもう1匹のエイが泳ぎつつ、突然白いもやのようなものがたなびくと、もう1匹のエイがあわててその白い水のなかに入って行くのがなんども確認されました。
つまり、エイの産卵行動だったのかしら?と思われたのでしたが。(どなたかごぞんじのかたはお知らせください。)
そんな魚や鳥や景色を楽しみながら島まで到着してみると、その橋は途中で完全に行き止まりの看板が表示されています。

この島に下りていくための坂道がこの橋につながって伸びていました。
島に向かってずんずん歩く人がたくさんいたのにもかかわらず、島でなにかできるような場所もなく、レストランがある様子もなく、さらには私のように引き返して戻ってくる人もほとんどおらず…。
いったいむこうの島にむかった人々はどこへ消えたのだろう?
と、不思議に思いながら往復歩いて戻ってみてわかったことは、島に入ると入島料がいるということと、この島から、歩きだした元の場所まで戻るボートがあったようだということ。
なるほど、往復6キロは確かに少し大変なので、みんなきっとこのボートに乗ったのでありましょう。
時間があればみなさんにもぜひ、歩いてみていただきたい場所です。
きっと景色も十分堪能できるし、海の眺めもたっぷり見られて大満足ですよー。
みなさんがセブンマイルスブリッジをずっとキーウエスト方向に向かって走っていると、途中の道路のその横に、なんだか古そうな橋が見えて来る場所があります。あれ?島をつなぐ橋があそこにもあるけど?
と思って見ていると、その橋は途中でくさって(?)落ちてしまっています。
危ないあぶない、あんな橋をそのままにしているなんて…。
それにしても橋があんな風に落ちているのは、いままでのフロリダを来襲した台風にみんなやられたのだろうか? などと思って見ているうちに、古い橋の見える場所を通り過ぎていきます。
さて、この橋が実際に古くなって使われなくなったあとに台風のせいで落ちたのか、もしくは被害がひどすぎたので使用を中止して新しい橋をつくったのかは定かではないのですが、キーウエストからの帰り道、この古い橋からの眺めはさぞかし最高であろうと、この古い橋の残るキーに車をとめてみることにしました。
他にも古い橋が海の上に残る場所はあるのですが、どうやらピジョンキーまでのこの古い橋は、いまでも観光のために残してあって、人が歩いているようなのです。
そこでこの橋までいってみたらば、入り口にはタイトルの写真のような説明がありました。(歴史的な橋)つまりこの橋はかつて鉄道が走っていた場所だったとか。その後車も通ることができる橋に変更されたということですが…。(どうして使われなくなったかまでは書いてありませんでした。きっと台風でしょうね)
とりあえず、はるかむこうのキーまで続くこの橋は、往復で2.2マイルあるとのこと。橋の上からの景色も最高だし、並走するセブンマイルスブリッジも見られるし(なんといってもセブンマイルスブリッジでは海の写真を撮ったりするのが難しいので)この橋を歩いてみることにしました。
歩きだすと、はるか向こうに思われる島はさらに向こうになるようで…。
でも橋からの眺めは最高。青く澄んだ海は透明度が高くて、おまけにとても浅いので下の魚たちがよく見えます。
ブラウンペリカンが橋上空を羽ばたく姿にも遭遇したし、風はやさしく吹いて心地よいのです。
最初は途中で引き返すつもりでスタートしたこの橋の散歩は、なんだか真ん中まできたときには、もう引き返すよりは島までいくとどうなっているのかを確認したい気持ちでいっぱいになって、全部意地でも歩いてやろうという気持ちになりました。
だんだん海ばかりを見ているのも飽きてきたので、橋の欄干から海をのぞきこむと

なんと海にサメが泳いでいるのがみえました。
さらに進むとなんとエイの群れが。

エイの生態には詳しくないのですが、この時ちょうどエイの恋の季節だったのか?1匹のエイのそばによりそうようにもう1匹のエイが泳ぎつつ、突然白いもやのようなものがたなびくと、もう1匹のエイがあわててその白い水のなかに入って行くのがなんども確認されました。
つまり、エイの産卵行動だったのかしら?と思われたのでしたが。(どなたかごぞんじのかたはお知らせください。)
そんな魚や鳥や景色を楽しみながら島まで到着してみると、その橋は途中で完全に行き止まりの看板が表示されています。

この島に下りていくための坂道がこの橋につながって伸びていました。
島に向かってずんずん歩く人がたくさんいたのにもかかわらず、島でなにかできるような場所もなく、レストランがある様子もなく、さらには私のように引き返して戻ってくる人もほとんどおらず…。
いったいむこうの島にむかった人々はどこへ消えたのだろう?
と、不思議に思いながら往復歩いて戻ってみてわかったことは、島に入ると入島料がいるということと、この島から、歩きだした元の場所まで戻るボートがあったようだということ。
なるほど、往復6キロは確かに少し大変なので、みんなきっとこのボートに乗ったのでありましょう。
時間があればみなさんにもぜひ、歩いてみていただきたい場所です。
きっと景色も十分堪能できるし、海の眺めもたっぷり見られて大満足ですよー。
- キーウエスト アメリカ最南端の島を行く
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エリア:
- 北米>アメリカ東部>キーウエスト
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 ビーチ・島
- 投稿日:2010/05/07 17:26
- コメント(0)
みなさんはフロリダというと何を思い浮かべるでしょう?
フロリダオレンジ?マイアミ?ディズニーランド? 実はもっといろんな顔を持つフロリダを今回はレポートします。
ちなみに最初はキーウエストから。旅は最南端の島からだんだん北上していきます。
さて、まずキーウエストという名前なのですが、キーというのは実は『島』という意味からきているそうで、キーウエストというのは西に位置する島という意味。キーウエストに到達するまでに、いろんな『キー』を過ぎていきます。
キーウエストに車で到達するにはまずそれら小さなキーをつなぐ橋を行きます。セブンマイルスブリッジというこの橋は途中眺めが良くても、小さなキーに上陸したときに右折左折しない限りは止まってはいけません。観光客のよそ見運転が多いのか、橋での事故が多いらしく、私たちが訪れたときにも長時間事故の処理でしまっていました。
といってもよそ見してしまうのも仕方がないくらいに左も右も真っ青な空と真っ青な海が広がり、ブラウンペリカンが上空を飛び、マングローブの森やキーライムのナーセリーなど、植物の緑も目に鮮やかです。
といっても7マイルもあるこの風景は延々と続くので、一体いつまで続くのか?と思い始めたころにやっとキーウエストの町の中に入っていきます。
まずキーウエストに到着して最初に耳にするのは鶏の声です。
実にこの町、いたるところに鶏が放し飼いで(いえ、かっているのか、野生なのかがよくわかりませんが…)私たちが宿泊したホテルでも早朝から時の声を告げる鶏の声が聞こえました。
スーパーマーケットの駐車場でも海鳥たちに交じって鶏の親子が…。
写真はメスと子供たちだけですが、実はそばに立派なトサカをつけたオスもいて、家族で歩いておりました。
夜のキーウエスト中心部にもでかけてみましたら、おみやげに実に鶏の置物が多いことを発見。どうやら町の人びとも鶏への意識が強いようです。

キーウエストはへミングウエイが愛した場所。『老人と海』を書いた場所としても有名ですが、つまりは海に囲まれて、様々な魚介類を食するのに適した街です。中でもconch(英語ではコンチ、日本語ではコンク)と呼ばれる30センチにもなる大型の貝がとれることでも有名で、キーウエストのシーフードレストランではコンク貝のフリッターが必ずメニューの中に登場します。
私たちも海沿いのレストランを訪れ、コンチを注文してみました。

コンク貝自体は細かく刻んであり、周りはフリッターの生地。ガーリックなどもきいていて、なかなか美味でありました。見た目もおいしそうでしょう?
その他、食べもので有名なのはキーライムパイ。いくつかの有名なお店がある内の1件をおとずれました。
お店の色もキーライム色に塗られています。

このお店のキーライムパイは数年前まではナンバー1だったのですが、最近は別のキーライムパイファクトリーにその場を奪われているとのこと。何がどう違うのでしょうね?
とりあえずお味はキーライムの酸っぱさをそのまま残した甘酸っぱいケーキ。たぶん日本人にとっては、酸っぱ甘いケーキというのはあまり経験がないので、最初の印象は微妙なものかもしれません。。ただこのお店、キーライムづくしのお店で、キーライムでつくったジェリービーンズ、キャンディーなどもぎっしり棚を埋め尽くしていました。お土産には最適なのでは?

ヘミングウエイハウスは思いの他に豪華で大きな邸宅で、観光客がおしかけ、周囲に駐車場があってもほとんどが駐車できない状態か、もしくは遠くの駐車場まで高いお金をはらって駐車しにいかなければいけない状況だったので、あきらめて、隣の灯台博物館にいきました。ここは駐車場もあれば、人も少なくて木陰もある…つまり、行くのにはちょうどよかったわけです。

細いらせん階段をのぼって見渡すキーウエストの景色はすがすがしく、ヘミングウエイハウスの混雑状況も見渡しつつ、のぼってよかったなあと思ったのでした。
翌日はキーウエストで一番人気があるという(?)バタフライガーデンにたちよりました。温室にはモルフォチョウなど、色鮮やかな蝶がまるで手に触れんばかりの葉や花の蜜をすいながらあちこちを飛び交っています。蝶に興味がなくとも、きっとどなたでも楽しむことのできる場所でしょう。お土産やさんも蝶をメインにきらびやかでなんだかついついいろいろ買ってみたくなるようなものをおいてあります。

キーウエストの一番の問題は、観光客にあふれてたくさんの車が押し掛けている場所にも関わらず、駐車場は高額で、無料の駐車スペースなどはほぼないに等しい状況だったということ。
いろいろ立ち寄りたくとも、車を止める場所がなければ気軽に行くことも不可能です。
そういった意味では、観光地のこのキーウエストに、少々うんざりする部分もありました。この場所には車以外でいくことが不可能なのに、その対応策が全く取れていないのが問題であります。
でも隣はキューバのこのアメリカ最南端の地は、ボブマーレイのTシャツを売るなど、なんだかメキシコやキューバの色合いも濃く、夜はお酒とともにいろんなライブミュージックを演奏する店であふれ、そんなお店が好きな人にもぜひ一度は訪れてみたい、ちょっと濃いアメリカを垣間見える場所でもあるのでした。
次は最南端のキーウエストから北上し、世界遺産、国立公園のエバーグレーズをレポートします。
フロリダオレンジ?マイアミ?ディズニーランド? 実はもっといろんな顔を持つフロリダを今回はレポートします。
ちなみに最初はキーウエストから。旅は最南端の島からだんだん北上していきます。
さて、まずキーウエストという名前なのですが、キーというのは実は『島』という意味からきているそうで、キーウエストというのは西に位置する島という意味。キーウエストに到達するまでに、いろんな『キー』を過ぎていきます。
キーウエストに車で到達するにはまずそれら小さなキーをつなぐ橋を行きます。セブンマイルスブリッジというこの橋は途中眺めが良くても、小さなキーに上陸したときに右折左折しない限りは止まってはいけません。観光客のよそ見運転が多いのか、橋での事故が多いらしく、私たちが訪れたときにも長時間事故の処理でしまっていました。
といってもよそ見してしまうのも仕方がないくらいに左も右も真っ青な空と真っ青な海が広がり、ブラウンペリカンが上空を飛び、マングローブの森やキーライムのナーセリーなど、植物の緑も目に鮮やかです。
といっても7マイルもあるこの風景は延々と続くので、一体いつまで続くのか?と思い始めたころにやっとキーウエストの町の中に入っていきます。
まずキーウエストに到着して最初に耳にするのは鶏の声です。
実にこの町、いたるところに鶏が放し飼いで(いえ、かっているのか、野生なのかがよくわかりませんが…)私たちが宿泊したホテルでも早朝から時の声を告げる鶏の声が聞こえました。
スーパーマーケットの駐車場でも海鳥たちに交じって鶏の親子が…。
写真はメスと子供たちだけですが、実はそばに立派なトサカをつけたオスもいて、家族で歩いておりました。
夜のキーウエスト中心部にもでかけてみましたら、おみやげに実に鶏の置物が多いことを発見。どうやら町の人びとも鶏への意識が強いようです。

キーウエストはへミングウエイが愛した場所。『老人と海』を書いた場所としても有名ですが、つまりは海に囲まれて、様々な魚介類を食するのに適した街です。中でもconch(英語ではコンチ、日本語ではコンク)と呼ばれる30センチにもなる大型の貝がとれることでも有名で、キーウエストのシーフードレストランではコンク貝のフリッターが必ずメニューの中に登場します。
私たちも海沿いのレストランを訪れ、コンチを注文してみました。

コンク貝自体は細かく刻んであり、周りはフリッターの生地。ガーリックなどもきいていて、なかなか美味でありました。見た目もおいしそうでしょう?
その他、食べもので有名なのはキーライムパイ。いくつかの有名なお店がある内の1件をおとずれました。
お店の色もキーライム色に塗られています。

このお店のキーライムパイは数年前まではナンバー1だったのですが、最近は別のキーライムパイファクトリーにその場を奪われているとのこと。何がどう違うのでしょうね?
とりあえずお味はキーライムの酸っぱさをそのまま残した甘酸っぱいケーキ。たぶん日本人にとっては、酸っぱ甘いケーキというのはあまり経験がないので、最初の印象は微妙なものかもしれません。。ただこのお店、キーライムづくしのお店で、キーライムでつくったジェリービーンズ、キャンディーなどもぎっしり棚を埋め尽くしていました。お土産には最適なのでは?

ヘミングウエイハウスは思いの他に豪華で大きな邸宅で、観光客がおしかけ、周囲に駐車場があってもほとんどが駐車できない状態か、もしくは遠くの駐車場まで高いお金をはらって駐車しにいかなければいけない状況だったので、あきらめて、隣の灯台博物館にいきました。ここは駐車場もあれば、人も少なくて木陰もある…つまり、行くのにはちょうどよかったわけです。

細いらせん階段をのぼって見渡すキーウエストの景色はすがすがしく、ヘミングウエイハウスの混雑状況も見渡しつつ、のぼってよかったなあと思ったのでした。
翌日はキーウエストで一番人気があるという(?)バタフライガーデンにたちよりました。温室にはモルフォチョウなど、色鮮やかな蝶がまるで手に触れんばかりの葉や花の蜜をすいながらあちこちを飛び交っています。蝶に興味がなくとも、きっとどなたでも楽しむことのできる場所でしょう。お土産やさんも蝶をメインにきらびやかでなんだかついついいろいろ買ってみたくなるようなものをおいてあります。

キーウエストの一番の問題は、観光客にあふれてたくさんの車が押し掛けている場所にも関わらず、駐車場は高額で、無料の駐車スペースなどはほぼないに等しい状況だったということ。
いろいろ立ち寄りたくとも、車を止める場所がなければ気軽に行くことも不可能です。
そういった意味では、観光地のこのキーウエストに、少々うんざりする部分もありました。この場所には車以外でいくことが不可能なのに、その対応策が全く取れていないのが問題であります。
でも隣はキューバのこのアメリカ最南端の地は、ボブマーレイのTシャツを売るなど、なんだかメキシコやキューバの色合いも濃く、夜はお酒とともにいろんなライブミュージックを演奏する店であふれ、そんなお店が好きな人にもぜひ一度は訪れてみたい、ちょっと濃いアメリカを垣間見える場所でもあるのでした。
次は最南端のキーウエストから北上し、世界遺産、国立公園のエバーグレーズをレポートします。
1 - 2件目まで(2件中)