山中温泉のおすすめ温泉旅館・ホテルランキング

• 温泉街散策

鶴仙渓の豊かな自然を背景に、歴史深い温泉地が広がります。山中温泉はかつて松尾芭蕉によって「扶桑三名湯」と評されました。鶴仙渓沿いには奇岩や趣き深い橋が続き、総ひのき造りの「こおろぎ橋」やユニークなS字型の「あやとり橋」など、数々の名所が訪れる者を魅了してやみません。また、温泉街である「ゆげ街道」は温泉情緒あふれる景観で、伝統工芸やギャラリー店が立ち並ぶエリアとなっており、散策を楽しむことができます。

山中温泉は、開湯から約1300年の歴史を持ち、「加賀4温泉」のひとつとして数えられています。奈良時代の高僧・行基が薬師如来のお告げによりこの湯を発見したと伝えられ、多くの文人墨客に愛されてきました。温泉の質は日本屈指のものといわれており、肌にやさしく、さらりとした触感が特徴です。松尾芭蕉もこの湯を称賛し、「山中や 菊は手折らじ 湯の匂ひ」と詠んだことから、総湯・菊の湯と命名され、多くの人々に親しまれています。泉質はカルシウム・ナトリウム一硫酸塩泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛などの多くの効能が期待できます。

• 泉質
  硫酸塩泉
• 効能
  きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、一般的適応症

• 所在地
  石川県江沼郡山中町西桂木町5-1（山中温泉観光協会（山中温泉旅館協同組合））
• アクセス
  電車　：ＪＲ北陸本線加賀温泉駅から北陸鉄道バス、加賀温泉バス山中温泉駅行き約30分、終点下車
  クルマ：北陸自動車道加賀ICから国道8･364号線経由、約14キロ、約15分