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写真:PIXTA

十津川温泉について

  • 湯めぐりOK
  • 渓流沿い

十津川温泉郷は、奈良県十津川村に位置しており、湯泉地、十津川、上湯という3つの温泉地から成り立っています。約300年前の元禄時代に炭焼き職人によって発見され、現在は二津野ダムの湖畔に点在する旅館や商店でにぎわう温泉街を形成しています。観光客の間で人気の「野猿」という人力ロープウェイや、飲泉場を持つ公衆浴場「庵の湯」など、多彩な施設や観光スポットが集まっており、日本三大秘境の一つとしても知られています。

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お湯の特徴

十津川温泉の泉質は、ナトリウム炭酸水素塩泉として知られ、古い角質を除去し、つるつるの肌へと導きます。この泉質は、キズや火傷の治療に効果があるとされています。特筆すべきは、十津川温泉郷が「源泉かけ流し宣言」を行っており、村の温泉施設は全て循環や再利用をせず、薄めず、塩素消毒もせず、真の温泉を提供している点です。これにより、常に新鮮なお湯を体験することができ、紀伊半島の中央部で湧き出るこの温泉は、歴史や伝説とともに、多くの人々に愛されています。

泉質・効能

  • 泉質
    炭酸水素塩泉
  • 効能
    きりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症、一般的適応症
出典:日本温泉協会

所在地・アクセス

  • 所在地
    奈良県吉野郡十津川村小原225(十津川村観光協会)
  • アクセス
    電車 :紀勢本線新宮駅から奈良交通・熊野交通バス乗継、約2時間
    クルマ:新宮から国道168号線経由、約60キロ
出典:日本温泉協会

施設までのルート検索

  • 移動方法:

十津川温泉のおすすめ観光スポット

1位 吉野山

吉野山と聞いて、まず思い浮かぶのは桜でしょう。4月上旬〜下旬にかけて、大峰山系の北端の尾根、吉野山を埋め尽くす桜は、シロヤマザクラを中心におよそ200種3万本ともいわれています。標高の低い下千本に始まり、中千本、上千本、奥千本と次々に桜で彩られていく様は、5,000人を引き連れて大花見を催した豊臣秀吉だけでなく、今も昔も多くの人々を魅了し続けています。それだけに桜の時期の混雑は必至。4エリアを桜前線が移動していくとはいえ、桜の開花期間が短いことも花見客が集中する理由です。少しでもゆったり桜を楽しみたいなら、朝早い時間帯、夜明けから8時くらいまでに訪れるのが狙い目です。また、最も広い面積の桜を楽しみたいなら、中千本から上千本の開花時期がオススメ。一目千本といわれる吉水神社の境内からの眺めや、花矢倉展望台からの眺めが有名です。その桜が紅葉する11月上旬〜12月上旬もまた、桜の花とは違う彩りで、全山が華やぐ時期。ライトアップが行われる金峯山寺周辺、高城山展望台、中千本公園などが紅葉の美しいスポットです。もちろん、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の吉野山は見どころもいっぱい。金峯山寺の蔵王堂(国宝)・仁王門(国宝)をはじめ、吉水神社(書院が重文)などはぜひ訪れておきたいところです。また、いちばん奥にある奥千本エリアでは、子授けの神としても信仰される吉野水分神社(重文)や吉野山の地主神を祭る金峯神社、西行がこもったといわれる西行庵があります。その手前、上千本エリアでは、神仏習合の道場である桜本坊や、大和三庭園の一つといわれる群芳園がある竹林院なども必見スポット。中千本エリアでは、後醍醐天皇勅願寺で楠木正成・正行父子ゆかりの如意輪寺などがあります。山内にはバスも走っていますが、本数は少ないので、よく歩ける格好で出かけることをおすすめします。巡るなら、標高の高い奥千本、上千本までバスで行き、下千本方向へと歩くと、道は下り坂なので楽ですよ。

2位 金峯山寺(蔵王堂)

「紀伊山地の霊場と参詣道」の中で世界遺産に登録されている金峯山寺。7世紀後半の白鳳年間に、役行者によって開創されたと伝わる修験道の寺です。ロープウェイ吉野山駅から坂を十数分ほど上ると、平成30年から約10年間の予定で解体修理中の国宝、仁王門が石段の上にそびえています。その奥にあるのが、同じく国宝の本堂、蔵王堂です。堂内に入ると、まず目に飛び込んでくるのは太い柱の数々です。その数はなんと68本。スギやヒノキ、松、ケヤキ、梨やつつじの木もあります。それぞれ枝を落とし、樹皮をはいだだけの自然に近い形の柱で、薄暗い堂内に林立する様は、まるで深山幽谷のよう。大自然の中で修行を行う修験道のならではの空気が漂っています。その中央、戸帳の奥に安置されているのが秘仏、本尊金剛蔵王大権現三体。毎年、桜の時期や特別な時だけ御開帳されるその姿は唯一無二。高さはおよそ7m。片手片足を上げ、目を見開いている姿は、どう喝しているようでいて、その表情は「恕」(人を思いやる心)。親が子を叱るような表情でもあるといわれます。さらに稀有なのが青黒色の肌の色。当時、“一はけ、米一俵”ともいわれたほど高価な藍銅鉱(アズライト)をすりつぶした顔料が使われています。最初は圧倒されるものの、しばらく見つめていると安らぐような心地も。三体の中央は過去世を救う釈迦如来、右は現世を救う千手観音菩薩、左は未来世を救う弥勒菩薩が権化された姿。過去、現在、未来にわたって衆生を救済してくださるのだとか。古来から日本人は太陽や山などへ、畏敬の念と感謝を込めて祈りを捧げてきました。大自然の中に神や仏を感じてきたのです。修験道では、その厳しい自然の中、命がけで修行することで人間が本来持っている力を取り戻し、生まれ変わることを目指しています。金峯山寺では毎年5〜10月の間、一般の人を対象に、月1回のペース(行事などにより変更あり)で体験修行も実施しています。

3位 吉水神社

明治時代までは吉水院と呼ばれる修験道の僧坊として、さまざまな歴史の跡を留めている吉水神社。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されています。1185(文治元)年、この地へ身を寄せたのは、源頼朝の追っ手から逃れた義経と静御前、弁慶の一行でした。しかし、わずか5日で再び義経と弁慶は追っ手から逃れる旅へ。本堂脇の書院にある潜居の間は、彼らが身を潜めた場所です。展示室では義経が身につけていたという鎧なども見ることができます。その151年後の1336(延元元)年、後醍醐天皇が吉野で最初に皇居と定めたのが、この吉水院でした。当時の宗信法印が迎えたということですが、天皇を吉水院まで導いたのは柴犬だったという逸話も。その伝説にちなみ、現在、吉水神社ではペットのお守りの販売やご祈祷も行なっています。そして、1594(文禄3)年、ここに滞在したのは、吉野で大花見を開こうとやってきた豊臣秀吉。その際に持ってきたという、秀吉愛用の金屏風などが残され、間近に見ることができます。さまざまな歴史を重ね、貴重な品々が残る書院は、書院造の初期の様式を見せる代表的なものともいわれています。義経ゆかりの潜居の間は室町初期に改築され、床の間や違い棚、釘隠などの細部にも注目。一方、後醍醐天皇の玉座が置かれたという部屋は、豊臣秀吉が修理したと伝わり、狩野永徳作の障壁画も組み込まれた華やかな桃山式書院造を見ることができます。また、桜の時期、駐車場脇の一角からは中千本と上千本の桜が一望のもと。「一目千本」と呼ばれる花見の名所となっています。ロープウェイ吉野山駅から徒歩約20分の距離です。境内自由で、書院拝観料は大人600円、中高生400円、小学生300円です。

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