- ※掲載している情報の正確性については万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。最新の情報は予約サイトにて必ずご確認ください
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立川・武蔵野・多摩周辺で観光バス・日帰りバスを楽しむなら、レインボーブリッジ、東京タワー、皇居がおすすめです。
立川・武蔵野・多摩の観光バス・日帰りバスの平均予算は16,500円で、10,000円~15,000円のプランが多いです。内容によって予算が異なるため、詳細は各プラン内容をご確認ください
立川・武蔵野・多摩の観光バス・日帰りバスの所要時間は平均で7時間で、当日6時間以上のプランが多いです。内容によって所要時間が異なるため、詳細は各プラン内容をご確認ください
今やすっかりおなじみ、東京のシンボルとなった東京スカイツリー。2012年5月の開業以来、下町、墨田区の押上駅界隈は連日観光客であふれています。とうきょうスカイツリー駅や押上(スカイツリー前)駅など、最寄りの駅から東京スカイツリータウンを通り、東京スカイツリーの入口へと向かいます。東京タワーが333mで、こちらは634m。自立式電波塔としては世界一の高さです。自立式とは、ビルの屋上に立っている塔などとの差別化で、塔自体が地上から立っているという意味です。ちなみに高尾山は599m。高さ比べをする必要はありませんが、それでもその高さにちょっと驚きます。高さの634(ムサシ)は武蔵国にひっかけた語呂合わせ。歴史的に武蔵国は、東京、埼玉、神奈川の一部を含むエリアのことで、展望台からはその武蔵国が一望できるというわけです。実際はそれ以上、天気がよければ房総半島や富士山など、はるか遠くまで見渡せます。 まずは4階のチケットカウンターで受付を。チケットは当日券と予約が必要な日時指定券がありますが、スムーズに入場できて、値段がお得な日時指定券がおすすめです。天望シャトル(エレベーター)に搭乗し、向かう展望台は2つ。まず約50秒で到達するのが天望デッキ。フロア340、フロア345、フロア350の3つのフロアからなり、5mを超えるガラス窓が360度配されています。各フロアには、カフェやレストラン、オフィシャルショップなどが揃っています。足元がガラス貼りの「ガラス床」は、足をすくませながらも、恐る恐る歩いてキャーキャーと叫んで笑い合うお楽しみスポット。楽しくて気持ちのいい憩いの展望空間となっています。ここからシャトルで約30秒。天望デッキの100m上にあるのが天望回廊です。乗り込む天望シャトルの正面と天井はシースルー。天望シャトルを降り、なだらかなスロープ状の回廊を歩いて最高到達点451.2mの「ソラカラポイント」へ。さすがの高さ、さすがの眺め。ゆっくり空中散歩を楽しみましょう。スカイツリーを堪能した後は、タワーの足元にある東京ソラマチへ。グルメやショッピングなど、300軒以上の個性豊かな店舗が立ち並んでいます。東京スカイツリー観光のおまけとしては十二分に楽しめるスポットです。
かつて東京の繁華街といえば、浅草がその代表でした。江戸っこと総称される下町庶民の暮らしの中心地。浅草から巣立っていった大衆演芸の芸人たちが今もなお愛してやまない土地でもあります。その地のシンボルであり、また庶民の心の拠りどころが浅草寺。全国有数の観光スポットとして知られる、東京都内では最古のお寺で、歴史をひもとけば平安時代の創建時にまで遡ります。ですが、浅草寺の個性はなんといっても庶民とともに歩んできた足跡です。かつては浅草や新橋界隈の商人や芸者衆のご利益祈願を請け負い、いわば庶民の味方的な存在として人気を誇っていました。こんにちでも、初詣や節分などの行事はもちろん、ほおずき市や羽子板市など、一年を通して人々を引き寄せています。浅草駅からは徒歩5分ほど。雷門から仲見世通りを抜け、浅草寺へと向かいます。行き交う人々が織りなす賑やかな道すがらに、古き良き時代の匂いやたたずまいを感じつつも、待ち受ける威風堂々とした本堂の構えに圧倒されます。仲見世通りを出て、最初に登場するのが宝蔵門です。宝蔵門は入母屋造の二重門で、金剛力士(仁王)像を左右に安置しています。金剛力士像のうち、向かって左(西側)が阿形(あぎょう)像、右(東側)が吽形(うんぎょう)像。門の背面に吊り下げられている巨大なわらじは魔除けです。宝蔵門をくぐって正面に屹立するのが本堂。幅34.5m、高さ29.4m。けっして大きくはないものの、重厚感を漂わせています。本堂の別名は観音堂。聖観世音菩薩を御本尊として祀っているため、浅草観音と呼ばれたりもし、落語の世界で「観音様へお百度参り」「観音様の裏手」などというセリフが出てくるお話はすべて浅草寺本堂が舞台。寄席のお客には説明がなくても「浅草寺だな」と伝わります。宝蔵門と本堂の途中、左手に見えるのが五重塔。五重塔は焼失を繰り返したのちに再建されたもので、かつては三重だったものが、現在は鉄筋コンクリート造りの五重塔。塔の最上層にはスリランカから請来した仏舎利が安置されています。浅草寺の境内には、その他、国の重要文化財に指定されている朱塗りの二天門、江戸時代以前から残る六角堂や薬師堂などが点在しています。
1958年の開業以来、東京のシンボルとして親しまれてきた高さ333mのタワー。正式名称は「日本電波塔」で、テレビやラジオの電波を送信する役割を担ってきました。東京スカイツリー開業後も東京タワーから電波を送ってきた放送大学が、地上波から衛星放送に完全移行した2018年9月以降は、主にラジオの電波を送信する電波塔として活躍しています。高さ250mの特別展望台では体験型展望ツアー「トップデッキツアー」を実施。空きがあれば当日でも入場可能ですが、日没から夜にかけてなど人気の時間帯は予約をしてから行くのがおすすめ。13言語対応の音声ガイドで解説を聞くことができ、ドリンクやフォトカードのサービスもあります。高さ150mの大展望台「メインデッキ」ではワイドなガラス窓から大迫力の眺望が広がります。東京タワーのライトアップ(ランドマークライト)は、毎年7月7日七夕からは涼しげなシルバーに、毎年10月初旬からは温かみのあるオレンジになります。毎週金曜と土曜の21:00~24:00は、月毎に異なる12色のライトアップ「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」が点灯。24:00の消灯時には、約5分をかけてライトアップがフェードアウトしていきますよ。東京タワーのお膝元には、芝公園や増上寺などお散歩コースも充実。桜の木もたくさん植えられていて、毎年開花時期になると、桜と東京タワーが織りなす美しい風景が楽しめます。都営大江戸線 赤羽橋駅から約5分、都営三田線 御成門駅から約6分、東京メトロ日比谷線 神谷町駅から約7分と、徒歩10分圏内に3つの駅があり、いろいろなルートでアクセスできるのも魅力。都営大江戸線・浅草線大門駅からも約10分、JR浜松町駅からも15分ほどで歩けます。
上野動物園は正式名称を「東京都恩賜上野動物園(とうきょうとおんしうえのどうぶつえん)」といい、1882(明治15)年に日本で最初の動物園として開園しました。2022年2月時点、入園には事前予約が必要です。東園と西園に分かれ、2019年まではモノレールが両園を結んでいましたが、現在はシャトルバスがその役目を担っています。飼育動物はおよそ300種。自然に近づけた飼育環境での展示が特徴で、ホッキョクグマ、アジアゾウ、ニホンザル、ハシビロコウといった人気動物に加え、スマトラトラやニシゴリラなどの希少動物がのびのびと暮らします。中でも人気なのはジャイアントパンダ。2021年6月に生まれたオスのシャオシャオ、メスのレイレイの双子が暮らしています。なお、パンダの公開時間や観覧方法などは状況に応じ変更されますので、公式サイトで事前に確認を。園内にはカフェ、レストランや休憩所などもありランチにも便利。パンダほか動物グッズが揃うギフトショップも要注目です。
JR上野駅公園口から上野恩賜公園に入って鶯谷(右)方向へ10分ほど歩きます。公園を歩くうち、徐々に近づいてくるのが正面入り口。ここから東京国立博物館(通称:トーハク)見学が始まります。正門を入って池越しに眺められる大きな建物が本館。大きさばかりでなく、その美しいフォルムに目を見張らされます。近代的な鉄筋コンクリートの建物の頂部に、和風瓦葺の屋根を載せた帝冠様式。和洋折衷ながらぐっと胸に迫るオリエンタルな趣きです。1872年(明治5年)に創設された、日本で最も歴史の長い博物館。博物館の広大な敷地の中には、本館、表慶館、 東洋館、平成館、法隆寺宝物館など5つの展示館と資料館があり、道を挟んだ場所には黒田記念館があります。各所に収蔵されている国宝や重要文化財などは、合わせると12万件以上。そのうちの約3000件が常設展示となっています。この常設展示、いわゆる総合文化展(常設展)が実は魅力の宝庫。メディアで話題をさらう特別展を目当てに訪れる一般客が多いのですが、常設展示を見逃すのはもったいない。日本の伝統美術、工芸、歴史資料など、質、量ともに日本一のコレクションを誇っています。またそれらが、週に1回展示替えされているので、毎週足を運んでも新しい出合いがあるのです。ちなみに、総合文化展があるのは本館、平成館、東洋館、法隆寺宝物館、黒田記念館。通常の観覧料のみで観られます。本館と東洋館の1階にはミュージアムショップがあります。収蔵品をもとにデザインした絵はがき、文房具、Tシャツ、アクセサリーなど、博物館らしいオリジナルグッズが揃っています。その他、テラス席のあるしゃれたレストランやシックなカフェなど、憩いの場が構内に4カ所あるので、一日たっぷり時間をかけて楽しめます。
サンリオピューロランドは、ハローキティをはじめとするサンリオキャラクターと会える東京都多摩市の屋内型テーマパーク。多数のアトラクションやアミューズメント施設があるほか、人気キャラクターが大集結するショー・パレードも上映。レストラン・カフェではキャラクターをモチーフにしたメニューを味わえます。ショップではカチューシャなどのグッズを販売。ファミリーはもちろん、友達同士やカップル、ひとりでも楽しめるスポットです。
高尾山(たかおさん)は、東京都八王子市にある標高599mの山。明治の森高尾国定公園及び東京都立高尾陣場自然公園に位置。東京都心から近く、年間を通じて多くの観光客や登山者が訪れる。古くから修験道の霊山とされた。
日本を代表する鉄道ターミナル、東京駅。開業は1914(大正3)年。辰野金吾設計の丸の内側赤レンガ駅舎(2012年に復原)が当時の趣を醸し出し、ライトアップも相まってレトロな風景の写真スポットとしても人気です。一方、八重洲側には光の帆をモチーフにした「八重洲グランルーフ」が玄関口として鎮座。丸の内側とは対照的に、未来や先進性といったテーマを体現しています。駅構内には、開業時のホームの支柱、駅拡大に伴い整備されたコンコースを彩るステンドグラス(京葉線)やレリーフ(丸の内)等、見どころが点在しています。駅ナカ施設「グランスタ」や改札外の商業施設・地下街の充実ぶりも見事。ランチ使いも夜飲みもできるカフェ等の飲食店はもちろん、おにぎりや立ち食いそばのようなスピードメニュー、多種多様な駅弁やテイクアウトが並ぶ店舗が揃うグルメや、お菓子や名物が揃うお土産店もよりどりみどり。旅の醍醐味を味わいましょう。
国立科学博物館、通称「科博」は、1877(明治10)年創立の日本で最も歴史ある国立の総合科学博物館。480万点超の標本・資料を保有しています。日本館と地球館に分かれ、ネオルネサンス様式の日本館は「日本列島の自然と私たち」がテーマ。360度に迫力の映像が映し出される「シアター36○(サン・ロク・マル)」ほか、日本人の形成と自然のかかわりに関する資料が見やすく展示されています。地球館のテーマは「地球生命史と人類」。138億年前の宇宙の歴史に始まり、生命史、人間史を映像や資料、標本で学ぶことができます。恐竜などの標本を上から俯瞰したり、上段に上がって見られたりと目線を変えて見学できるのも嬉しいポイント。3階には世界でも数体しかない貴重なニホンオオカミのはく製の展示も。日本館地下には、化石や鉱石など科博ならではのグッズが並ぶミュージアムショップや、カレーやパスタ、コーヒーなどを提供するカフェがあり、地球館中2階のレストランでもさまざまなメニューが提供されています。屋外にも、シロナガスクジラの実物大模型や人工衛星「おおすみ」を打ち上げたロケットランチャーなどを展示。館内の展示物も膨大なため、すべて見てまわるには少なくとも2~3時間は必要です。カフェや屋上などで休憩しながら見学してみては?
巨大なターミナル駅である新宿駅から、わずか1kmほどの距離にある庭園です。1906年に皇室庭園として造られたもので、広さは約58万3000平方メートル。広大な敷地内に、整形式庭園、風景式庭園、日本庭園が巧みに構成されていて、変化のある景色が楽しめます。広いだけに入園口は3カ所。「新宿門」へは新宿御苑前駅出口1や新宿三丁目駅から徒歩約5分、JR・京王線・小田急線新宿駅から徒歩約10分。「大木戸門」へは新宿御苑前駅出口2から徒歩約5分。「千駄ヶ谷門」へはJR千駄ヶ谷駅から徒歩約5分です。都内を代表する桜の名所で、約65種1000本もの桜の木が植えられており、品種によって咲く時期が異なるため、長い期間にわたって花が見られます。緑豊かな庭園では、桜だけではなく四季折々の自然がいっぱい。花壇も手入れが行き届いていて、目を楽しませてくれます。温室の中は、冬でも常夏のような暖かさ。ハイビスカスや洋ランなどの鮮やかな花をはじめ、ジャングルや熱帯雨林、沖縄や小笠原諸島などに生息する植物が見られます。新宿門と大木戸門のそばには、1927年に建てられ、かつて門衛所として使われていた「旧新宿門衛所」と「旧大木戸門衛所」がレトロなたたずまいを残しています。なお、苑内の青々とした芝生では体を動かしたくなりますが、ボールやフリスビー、バドミントンなどの遊具類は使用禁止(こども広場除く)となっていますので注意しましょう。
国営昭和記念公園は東京都立川市と昭島市にまたがる自然豊かな国営公園。総面積180ha、東京ドーム約39個分の広大な敷地には緑があふれ、季節の花々が咲き誇ります。春は桜のほかチューリップやポピー、夏はヒマワリ、秋はコスモス、冬はウメなど、いつ訪れても花景色が見られるのが大きな魅力。紅葉(10月下旬~11月下旬)、イチョウの黄葉(11月中旬~11月下旬)の名所としても知られ、夜間ライトアップが実施されることも。園内には巨大トランポリンをはじめ数々の遊具があるほか、サイクリングやボート遊び、ディスクゴルフやフットサルなど各種スポーツも可能。スポーツ教室や大会のほか、年間を通してさまざまなイベントも開催されています。夏には首都圏最大級のプールもオープン。手ぶらでバーベキューが楽しめる施設もあります(事前予約制)。
通称、上野公園は古くから上野の代名詞。「上野の山で花見」と言えば、まさにこの公園のことをさし、「上野の西郷さん」と言えば、公園内にある西郷隆盛の銅像のことをさし、最近では「上野のパンダ」。公園内にある上野動物園の飼育動物をさします。そもそも目の前に上野駅ができる以前から存在してますから、まさに揺るぎない上野の顔とも言える存在です。始まりは1625年の東叡山寛永寺の創建。広大な敷地と自然が残され、日本初の公園として登録されたのは1873年(開園は1876年5月)です。「上野の山」とも「上野の森」とも称されてきた上野恩賜公園。庶民の憩いの場として、時に災害の避難場所として、江戸から東京へ、その歴史を刻んできました。「山」は高台にあるから、「森」は緑におおわれているからと、わかりやすい理由です。「山」としての顔はソメイヨシノの名所として知られ、日本さくら名所100選に選定されています。また、不忍池を見事に覆い尽くす蓮の花や、冬場に飛来する数多くの水鳥たちもこの公園の風物詩です。落語に『長屋の花見』という、貧乏長屋の住人が一升瓶を担いで上野の花見に出かけるお話があります。「爪も立てられない」ほどに混み合う花見の名所は、今も健在です。「〜の森」と、あちこちの美術館で形容詞として使われていますが、ここが本家です。恩賜上野動物園や東京芸術大学、さらには国立西洋美術館や東京国立博物館、国立科学博物館など、日本を代表する文化施設が緑に包まれた公園内に点在しています。上野東照宮や寛永寺清水観音堂、西郷隆盛像など、歴史建築物も多数存在。不忍池の中央には不忍池弁才天(谷中七福神)が鎮座しています。
明治天皇の崩御後、天皇を崇敬する国民運動の声が上がり、明治天皇とその皇后である昭憲皇太后をお祀りし、1920(大正9)年11月1日に創建。初詣には約312万人(2019年)もの参拝者が訪れるほか、年間を通して国内外からの参拝者が絶えることがありません。都心にありながら、豊かな木々に囲まれた境内は、およそ10万本の献木が育った杜で厳かな雰囲気。大鳥居をくぐると、澄んだ空気が心地よく、都会の喧騒を忘れさせてくれます。参拝するには、JR原宿駅、東京メトロ千代田線明治神宮前駅から入る南参道、JR・都営大江戸線代々木駅、東京メトロ副都心線北参道駅から入る北参道、小田急線参宮橋駅から入る西参道の3つのルートがあります。南参道の途中には、全国の酒造家から奉納された200個以上の「菰樽」があり、その向かい側にはワイン樽が並んでいます。これは米の豊作を感謝してお酒を奉献し、また来年の豊作を祈願するものだとか。南参道と北参道の出合い口にある大鳥居(第二鳥居)は、高さ12m、幅17.1m、柱の太さが直径1.2m、重さ13tと、木造の明神鳥居としては日本一の大きさ。初代のものが落雷で破損したため、台湾の檜を使い、現地の人々の協力を得て1975年に再建されたそうです。明治神宮のおみくじは吉凶を占うものではなく、御祭神である明治天皇の御製(詩文・和歌)、昭憲皇太后の御歌(和歌)に解説文を付した「大御心(おみごころ)」であるのも特徴です。境内には、拝殿の左手前にあり縁結びや夫婦円満のご利益があるといわれる「夫婦楠」、宝物殿の前の池の側にあり浄化作用があるといわれる「亀石」、明治神宮御苑(維持協力金として、入場の際に500円が必要)内にある菖蒲田の水源で運気アップの効果があるとされる「清正井」など、パワースポットとして有名な場所も人気を集めています。2019年10月26日には、明治神宮ミュージアムが開館。建築家の隈研吾氏が設計した建物内に、以前は宝物殿に収蔵されていた明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの品々が展示されます。
1695(元禄8)年から7年の歳月をかけて造られた庭園。徳川綱吉の側近であった柳澤吉保が自ら設計・指揮をし、平坦だった土地に山や池を造り、完成させたものです。その美しさから、小石川後楽園とともに江戸の二大庭園と称されました。庭内には「六義園八十八境」として、紀州和歌の浦の景勝や『万葉集』や『古今和歌集』に詠まれた名所などが88カ所映し出されています。その後、1938(昭和13)年に一般公開され、1953(昭和28)年には国の特別名勝に指定されました。レンガ塀に囲まれた正門までは、JR駒込駅からだと徒歩7分ほど。池を中心に園内を回遊して観賞する「回遊式築山泉水庭園」となっており、ベンチなども設けられているので休憩しながらゆっくり散策できます。有名なしだれ桜はエドヒガンという品種が変化したもので、高さ15m、幅20m。ほかにソメイヨシノやヤマザクラなども植えられています。秋はイロハカエデやハゼノキ、イチョウなどが園内を鮮やかに彩ります。例年、桜の開花時期には約2週間、紅葉のシーズンには約3週間にわたってライトアップを実施。開園時間が21:00まで延長され、日没後の幻想的な景色が楽しめます。しだれ桜の開花状況や紅葉の色づき具合など、園内の情報はホームページやツイッターで発信されているので、チェックしてから行きましょう。吹上茶屋では池を眺めながら、抹茶と上生菓子(セットで600円)が味わえます。池では季節により、カルガモやキンクロハジロなどの水鳥・鯉などが泳ぐ様子も眺められます。
日比谷公園は東京都千代田区にある公園。西洋文化を大胆に取り入れた日本初の「西洋風」公園として、1903(明治36)年に開園しました。都内の代表的な都市公園として愛されており、シンボル「大噴水」のある噴水広場、第二花壇はテレビや雑誌のロケ地に多く使われています。チューリップやパンジーなどが並ぶ西洋花壇形式の第一花壇のほか、園内各所で豊かな緑や四季折々の花に触れ合え、春の桜、秋の紅葉も楽しめます。園内の広場ではドイツビールが味わえるオクトーバーフェストやフリーマーケットなど、例年さまざまなイベントを開催。また、日比谷公会堂や大音楽堂(日比谷野音)のほか、図書館、テニスコート、売店、カフェ、レストランなどの施設があります。
代々木公園(よよぎこうえん)は東京都渋谷区にある森林公園。原宿駅から徒歩3分ほどの場所にありながら、大自然を満喫できる都会のオアシスです。1964年の東京オリンピックでは選手村などとしても使われた土地を公園として整備し、1967年に開園。約54万平方メートルと広大な園内は緑であふれ、芝生の広がる中央広場でピクニックをしたり、ケヤキの並木道で散歩したりと自然を楽しむ人の姿が多く見られます。春は桜、秋は紅葉の名所としても知られており、四季折々の風景が楽しめるスポットです。ペットを連れての入園も可能で、園内にはドッグラン(登録制)もあるので散歩にもおすすめ。イベント広場では週末を中心にさまざまなイベントが開催されており、特に外国をテーマにしたフェスや国際的なイベントが多いのも特徴です。またフードフェスなどお腹が満たされる催しにも注目。お出かけ前に開催情報をチェックしましょう。
東京ソラマチは、東京都墨田区の東京スカイツリータウン内にある商業施設です。テーマごとにエリアが分かれており、全長120mの通路に食品、雑貨、カフェなどの店舗が並ぶソラマチ商店街をはじめ、下町をコンセプトにしたスイーツや名物の手土産がそろうフードマルシェ、東京スカイツリータウン内最大のお土産が集まるジャパンスーベニアなど、バラエティ豊かな店舗が集まっています。約150mの高さに位置するソラマチダイニング スカイツリービューでは、まるで天空から眺めているような景色や東京スカイツリーを間近に食事が楽しめます。また近くには、水族館やプラネタリウム、郵政博物館などの施設もあり、国内・海外の観光客をはじめ幅広い層の方々が楽しめるスポットとなっています。
三鷹の森ジブリ美術館は、スタジオジブリの世界観を体感できるアニメーション美術館。東京都三鷹市の井の頭恩賜公園西園内にあり、正式名称は三鷹市立アニメーション美術館。「迷子になろうよ、いっしょに。」をキャッチコピーに宮崎駿氏が発案し、2001(平成13)年に開館しました。ジブリ作品に出てきそうな、カラフルで個性的な外観が特徴的。ジブリ関連の展示品が多数収蔵・公開されており、常設展示室「映画の生まれる場所」やアニメーションに関連した企画展などが楽しめます。そのほか、映像展示室「土星座」で上映されるオリジナル短編映画も必見。ジブリの人気キャラクターが描かれた空間や、『となりのトトロ』のネコバスで子どもたちが遊べるネコバスルーム、『天空の城ラピュタ』に出てくるロボット兵も屋上に佇んでいて、映画の雰囲気をあちこちで感じられる空間となっています。入場は日時指定の予約制。詳しいチケット情報は公式HPをご覧ください。カフェ「麦わらぼうし」やオリジナルグッズなどを扱うショップ「マンマユート」もおすすめです。
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