- ※掲載している情報の正確性については万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。最新の情報は予約サイトにて必ずご確認ください
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岐阜県周辺でサイクリング・マウンテンバイクを楽しむなら、NORTHSTAR outdoor adventures、長良川サイクルクルーズ、飛騨古川の町並がおすすめです。
岐阜県のサイクリング・マウンテンバイクの平均予算は8,100円で、10,000円~15,000円のプランが多いです。内容によって予算が異なるため、詳細は各プラン内容をご確認ください
岐阜県のサイクリング・マウンテンバイクの所要時間は平均で3.1時間で、2時間〜4時間未満のプランが多いです。内容によって所要時間が異なるため、詳細は各プラン内容をご確認ください
白川郷・五箇山の合掌造り集落は、地域固有の伝統的な建築や景観が現存する集落として、1995年に世界文化遺産に登録されました。なかでも白川郷の荻町集落は、五箇山の相倉、菅沼の2つの合掌集落に比べて最も規模が大きく、登録面積全体のおよそ2/3を占めます。かつて、庄川流域の山間に点在していた合掌造り集落が、相次ぐダム建設や道路整備などによって急速に減少する中、ここでは1971年に住民組織「荻町集落の自然環境を守る会」が発足。合掌造り家屋を「売らない、貸さない、壊さない」の三原則を掲げ、集落の保存活動を展開し、60棟の合掌造り家屋からなる集落として今に至ります。白川郷バスターミナルを起点に、隅々まで歩いて約20分でアクセスできる集落はのんびり散策するのがおすすめ。和田家や長瀬家、神田家、美然ゆめろむ館、明善寺、奥左ヱ門といった、それぞれの時代を物語る建物の中を見学することもできますし、お食事処や喫茶店などは30店舗以上あります。また、集落内には公衆トイレも点在していますので、気ままなぶらり歩きが楽しめます。そこかしこで田植えをしている春は、日本の山里の原風景そのものです。5月中旬には、本覚寺にある岐阜県指定の天然記念物「オオタザクラ」という八重桜が見頃を迎えます。夏は集落の所々を流れる水路を訪ね歩いてみてください。国指定重要文化財の和田家から南へと続く木道は、美しい景色に加えて、横を流れるせせらぎの音や原っぱを渡るそよ風を感じることができます。秋は山の上から里へと次第に紅葉が下りてくる様子や、晩秋の早朝には、太陽の光を浴びた合掌家屋の屋根から湯気が上がり、家が呼吸をしているかのような不思議な光景を目にすることができます。冬は水墨画のようなモノトーンの世界に浸りながら、しんしんと雪が降り積もる静寂が味わえます。自然とともに生きてきた合掌造り集落。日本の季節に会いに、白川郷へ足を運んでみてください。
飛騨高山観光の王道は「古い町並み」です。江戸時代初期、初代高山藩主の金森長近が整備した城下町は、商人町として大きく発展していきます。今でも現存する上町、下町の三筋の町並みを合わせて「古い町並」と呼ばれています。古い町並みでは、レストランにカフェ、お土産屋と、多くのお店が軒を連ねております。五平餅や牛串、ソフトクリームなど食べ歩きができるお店も多く、食欲も十二分にご満足いただけます。また、古い町並み周辺は酒蔵が多いエリアとしても知られています。美味しい地酒を試飲し、ほろ酔いでの町並み散策もまた一興です。残念ながら、古い町並みの多くのお店は、日が暮れる17時過ぎには閉店となってしまいます。しかし、この夕方から夜にかけての時間(もしくは夜明けから早朝)こそが、古い町並みを堪能するには最もオススメの時間帯です。日中はたくさんの観光客で賑わっていた古い町並みが一転、店仕舞いと同時に人通りが消え、訪れた静けさの中に街灯がポツンポツンと灯ります。まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような光景を目に焼き付けていただきながら、ゆっくりと散策していただけたらと思います。
馬籠宿(まごめじゅく)は、中山道43番目の宿場(→中山道六十九次)で、木曽11宿の一番南の宿場町である。かつては長野県木曽郡山口村に属したが、2005年(平成17年)2月の山口村の越県合併により岐阜県中津川市に編入された。1895年(明治28年)と1915年(大正4年)の火災により、古い町並みは石畳と枡形以外はすべて消失したが、その後復元され現在の姿となった。石畳の敷かれた坂に沿う宿場で、馬籠峠を越えた長野県側の妻籠宿(木曽郡南木曽町)とともに人気があり、多くの観光客が訪れる。石畳の両側にお土産物屋がならび、商いをしていない一般の家でも当時の屋号を表札のほかにかけるなど、史蹟の保全と現在の生活とを共存させている。ほぼ中間地点に、旧本陣であった藤村記念館(島崎藤村生家跡)がある。
美濃の戦国大名であった斎藤道三の居城として、また織田信長が天下統一を成し遂げた拠点として知られる岐阜城。1956(昭和31)年に再建され、日本100名城にも選ばれています。標高329mの金華山頂上に建つ岐阜城へは徒歩での登山もしくは金華山ロープウェーがアクセス手段。天守閣からは長良川が流れる岐阜市内はもちろんのこと、濃尾平野や木曽御嶽山(おんたけさん)をはじめとする山々までが一望できます。ロープウェーはゴールデンウィークや夏休みなどの期間限定で夜間営業を実施。夜の天守閣からは市中心部の繁華街がきらめく大パノラマを望めます。岐阜城横には資料館があり、かつての城主である信長や道三の歴史資料やフォトスポットが充実しています。
荻町城跡展望台(おぎまちじょうあとてんぼうだい)は岐阜県大野郡白川村にあり、合掌造りの家屋が建ち並ぶ姿を一望できる絶景スポット。その名の通り元々は断崖絶壁上の中世の山城でしたが、1995(平成7)年に白川郷がユネスコの世界文化遺産に登録されてからは、より多くの人が訪れるようになりました。合掌造りが並ぶ集落からは、無料のシャトルバスが出ています。冬の時期に行われる白川郷ライトアップイベント実施日には15時以降で入場規制が行われ、ライトアップ時間帯の展望台への入場には事前予約が必要です。闇夜に浮かぶ純白の衣装をまとった合掌造り集落のパノラマは、四季折々に美しい白川郷の情景の中でも、特別な絶景といえます。
標高354mの八幡山頂に建つ郡上八幡城(ぐじょうはちまんじょう)。1559(永禄2)年、郡上支配をめぐる争いにおいて遠藤盛数(えんどうもりかず)がここに砦(とりで)を築いたのが始まりとされています。明治初めの廃藩置県に伴い廃城となりましたが、1933(昭和8)年、天守閣と隅櫓(すみやぐら)、高塀を再建し今では日本最古の木造再建城として知られるようになりました。郡上八幡城は朝霧に浮かび上がる姿から「天空の城」とも呼ばれています。秋の紅葉の時期にはライトアップもされ一層フォトジェニックな姿に。また天守閣からは郡上八幡の城下町や奥美濃の山々を一望できます。入城窓口ではお城の登城記念に御朱印ならぬ「御城印(ごじょういん)」を発行しており、通常版のほか毎月最終金曜日および特定日に限定発行する金印版が人気を集めています。
日本三名泉と言えば、兵庫の「有馬温泉」に群馬の「草津温泉」、そして岐阜県の「下呂温泉」です。飛騨地方に位置する岐阜県下呂市。JR下呂駅を降りた徒歩10分圏内には約70軒の宿泊施設があり、高級旅館から民宿までご予算に合わせて楽しめます(施設によっては、駅までの送迎サービスがあります)。下呂温泉の泉質はアルカリ性の単純温泉です。まるで石鹸のように肌触り滑らかなお湯に浸かれば、美容効果はもとより、身体の芯から温まります。温泉街には無料で楽しめる足湯も多く点在しています。街中を散策しながら楽しめる足湯巡りが人気で、日帰り旅行でも充分に下呂温泉を堪能できます。最近では、プリンを売りとするお洒落なカフェも増えており、小さなお子様から若者、ご年配の方まで幅広い層が楽しめる観光地です。下呂温泉から飛騨高山までは、電車や車で約1時間の距離。飛騨地方の周辺観光地も含めて、巡ってみたいスポットです。
岐阜公園は、岐阜県岐阜市にある公園。園内には大型複合遊具が整備された子連れ向けのスペース「ちびっこ天下広場」や、あの川端康成も訪れたという歴史を持つ「名和昆虫博物館」があります。武家屋敷のような立派な外観の「総合案内所」は無料休憩所として開放。まちなか案内所として付近のスポットに関するアドバイスをくれる方もいるので、活用すれば観光の疲れを癒やすのと同時に次の予定が上手く組めるでしょう。この他にも、岐阜公園内には「若き日の織田信長像」「信長の庭」「三重塔」「板垣退助像」などの注目ポイントが点在しています。周辺には、金華山と岐阜城、日本三大仏に数えられる「岐阜大仏」、古くからの伝統と新しい文化が融合した「川原町の古い町並み」など王道ともいえる名所がたくさん。鵜飼シーズン(例年5月11日~10月15日)には長良川で鵜飼の観覧も楽しめます。
明善寺は白川村の荻町集落にある真宗大谷派のお寺。古くから村では浄土真宗が信仰されていましたが、1600年代、もともと集落内にあった寺が本願寺派に転じたことから、別の集落にあった道場を現在の地に移転。1744(延享元)年に寺号を与えられ今に至ります。本堂・庫裏(くり)・鐘楼門の屋根は全てかやぶきで、県や村の重要文化財に指定されている貴重な寺院です。鐘楼門は、1階に板庇(ひさし)をつけた珍しい建築物。春になると桜の木が寄り添うように咲き、かやぶきの色と桜色が見事なコントラストを演出します。5階建ての庫裏は、合掌造りとして最大級。屋根は60度近い急勾配になっています。内部は農具や養蚕などの郷土資料を集めた展示があります。往時は屋根裏の大空間を利用して養蚕が盛んに行われ、忙しくなる春と夏は、まるで「繭製造工場」だったそう。本堂の内部には庫裏の1階から通路を進み、スリッパを脱いで入ります。中央の奥の間にある内陣には本尊の阿弥陀如来像が安置されており、極楽浄土の世界を表現したきらびやかな装飾を見られます。外陣には京都の有名な社寺にも作品がある浜田泰介画伯の障壁画があり、四季の富士山や太陽と月を表した日天・月天とともに、飛騨に広く浄土真宗を広めた嘉念坊善俊(かねんぼうぜんしゅん)が描かれています。本堂は法務がある時は入れないので要注意。
大垣城は岐阜県大垣市の中心部にある城。「城下町・大垣」のシンボルであり、全国的にも珍しい4層天守の平城です。1600(慶長5)年の関ヶ原の戦い当時、西軍の石田三成が入城して本拠地としたことで有名。「巨鹿城(きょろくじょう)」「麋城(びじょう)」の異名を持ち、江戸幕府の大垣藩では十万石の規模となっていました。初代築城年は西暦1500年とも伝えられており、昭和初期には旧国宝の指定を受けていました。しかし戦中の大垣空襲により大垣城天守を含む城下町の大半を焼失。現在の大垣城は1959(昭和34)年に再建され、その後も史料をもとに改修を行い消失前により近い外観となっています。かつての内柳門は城再建時に現在の東門へと移築されました。東門の隣には、本丸(一の丸)北東側に再建された艮隅櫓(うしとらすみやぐら)が当時の面影を残しているといわれています。さらに本丸北側に水之手門(みずのてもん)跡、本丸西側には1985(昭和60)年に新設された西門があり、本丸南側には鉄門(くろがねもん)跡があります。城内は4階建ての資料展示室・展望室となっており、所蔵品、城下町・宿場町大垣のミニチュア模型から、当時の人々の身分や生活を解説する資料などが並んでいます。火縄銃(模型)を手に取れる体験スペースまであり、大型画面によるわかりやすい歴史動画も見もの。天守4階は展望室となっており、城下に広がる満開の桜や紅葉が楽しめるほか、大垣市街地も一望できます。
高山陣屋(たかやまじんや)は岐阜県高山市にある国指定史跡。陣屋とは幕府から派遣された代官や郡代が執務した役所のことで、江戸時代、飛騨の地が幕府が直接支配する幕府直轄領となったことにより作られました。こうした郡代役所は幕末には全国に60数カ所あったといわれていますが、主要建物が残っているのはこの高山陣屋のみ。陣屋内の表門から玄関、大広間などの各所は江戸時代の間取りがそのまま残されており、当時の暮らしぶりが伝わってきます。高山陣屋の前では毎朝「陣屋前朝市」が開催されており、地野菜や果物、お漬物など素朴な商品が店頭に並びます。
岐阜県関市の根道神社(ねみちじんじゃ)境内にある池。元々は名前のない池でしたが、ハスの花が浮かぶ透明度の高い池を鯉が泳ぐ光景がまるで画家クロード・モネの代表作『睡蓮』のようだとSNSで話題になり、「モネの池」という通称で人気の観光スポットになりました。時間帯や光の差し込み方によって池が見せる表情は異なります。見頃は9~11時頃ですが、季節によっても見せる姿を変えるため年間を通じて週末は観光客で賑わいます。春から秋にかけては湧水の透明度が特に高く、中でもスイレンやあじさいが最盛期を迎える6月下旬から7月は絶好のフォトチャンス。例年は周辺で「板取あじさいまつり」も開催されます。秋の紅葉の時期に水面が赤く染まる様子も美しいです。冬は鯉の動きがあまりないですが、雪が降るとまた風情のある景色を楽しめます。
日本で唯一の2階建てゴンドラの新穂高ロープウェイ。標高1,600m付近から、一気に標高2,000mの別世界へ、二つのロープウェイを乗り継いでの空中散歩が楽しめます。2022(令和5)年10月には山上の「頂の森」がリニューアルオープンし、槍の回廊や森のテラスといったデッキでは大自然を間近に感じられます。また西穂高口駅の屋上にある展望台からは、3,000m級の北アルプスの山々が一大パノラマとなって広がる光景が楽しめます。途中のしらかば平駅には、足湯や露天風呂、パン屋もあり、ひと休みするには最適。宿泊は麓にある新穂高温泉の名湯がおすすめです。ロープウェイは通年営業ですが、天候により運休となることもあるので要注意です。
和田家は岐阜県大野郡白川村にある合掌造り家屋。白川郷の中でも、今もなお人々の生活が営まれている合掌造り住宅が数多く残る荻町集落の代表的な住宅で、国の重要文化財に指定されている観光名所です。和田家は江戸時代に重役を務め栄えた名家。築300年近くとされる建物は現在も住居として使用されています。その居住部分を除く1階と2階の一部を見学用に開放し、かつて使用していた漆器類や養蚕用具、古文書等を展示。当時の暮らしぶりを現代に伝えています。なお荻町集落を含む一帯は、富山県の五箇山とともにユネスコの世界遺産にも登録されています。
飛騨古川の町並みは、岐阜県飛騨市古川町にある歴史情緒あふれる観光名所。街中を流れる「瀬戸川」に沿って、白壁の土蔵を味わいながら散策できます。瀬戸川には春から秋にかけて多くの鯉が泳ぎ、風情ある町並みを彩ります。壱之町通りには飛騨市を代表する2つの酒蔵もあり、地酒の試飲を楽しめます。また、おしゃれなカフェなどの飲食店も点在しており、大人のまち歩きにぴったり。飛騨高山の古い町並みと比べて、商業観光地化されていない落ち着いた雰囲気が飛騨古川の町並みの魅力。住む人の息遣いさえ感じられる町並みを歩きながら、ホッとひと息つく時間は最高のぜいたくです。
飛騨大鍾乳洞 (ひだだいしょうにゅうどう)は、岐阜県高山市にある1965年に大橋外吉が発見した観光洞部分800m、未開発洞部分1,000mの鍾乳洞である。現在は整備され1968年6月15日より観光鍾乳洞として一般公開されている。この鍾乳洞は標高900mに位置し日本にある観光鍾乳洞の中では一番標高が高い場所にある観光鍾乳洞として有名。鍾乳洞内からはウミユリ・フズリナなどの化石が多数発見されていて2億5千万年前ここが海底だったことがうかがえる。洞内の平均気温は、約12℃。併設して大橋コレクション館があり、飛騨大鍾乳洞観光株式会社が管理運営する。
大垣船町川湊は、岐阜県大垣市の中心を流れる水門川沿いの船町に今も残る港跡と灯台。江戸時代、日本のほぼ中央に位置する大垣は人や物資が行き交い、東西交通の要衝として、また東西文化融合の拠点として発展を遂げました。その流通経路は陸路だけでなく、水門川を水路とした水上交通も。1600年頃から明治時代までの200年以上にわたり、三重県桑名との間で頻繁に船が運行されていました。その当時の港跡が船町川湊です。江戸時代を代表する文化人・松尾芭蕉の『おくのほそ道』によると、1689(元禄2)年に大垣に到着した芭蕉が大垣を結び(旅の終わり)の地とし、この船町川湊から船で三重県へ向かったとされています。現在の船町港跡と岐阜県史跡「住吉灯台」の周辺は「奥の細道むすびの地」として、芭蕉の句碑などを整備した観光名所。船町川湊に隣接する「奥の細道むすびの地記念館」では、松尾芭蕉の紹介展示をはじめ、大垣の歴史、現在の産業から観光情報までを知ることができます。水門川沿いには大垣市が整備をした「ミニ奥の細道」散策ルートも。さらに付近の桜は「飛騨・美濃さくら33選」にも選ばれています。ソメイヨシノの満開時には水門川に桜のトンネルが形成され、ゆったりとトンネルをくぐる観光舟下りが人気。川面に映る桜がまた美しく、シーズン中の夜間ライトアップも一見の価値ありです。
飛騨民俗村 (飛騨の里)は、岐阜県高山市にある集落博物館。施設内には世界遺産「白川郷」の合掌造りをはじめ、飛騨地方の伝統的な古民家が移築・復元されています。飛騨民俗村という名の通り、農山村の暮らしの様子や飛騨に昔から伝わる季節の行事に関した多くの展示があり、教育施設として修学旅行生にも人気の観光スポットです。飛騨民俗村 (飛騨の里)の魅力は、その風景の美しさに尽きます。四季の変化が豊かな飛騨高山ですが、飛騨民俗村は“日本の原風景”を再現しているだけあり四季折々の様相が美しく浮かび上がります。冬季にはライトアップを実施。雪化粧で彩られた合掌造りがライトで照らされ、幻想的な景色を楽しめます。施設内をさらっと一周すると約1時間。JR高山駅からは、古い町並みなど飛騨高山のメイン観光スポットとは反対方向となりますのでご注意を。
金華山は岐阜県岐阜市にある山。標高329m、山頂には岐阜城が建つ岐阜のランドマークです。岐阜公園にある金華山ロープウェー(有料)に乗ると、約3分で頂上駅に到着。そこから徒歩で約8分の岐阜城へ向かいます。その天守閣からは、眼下の雄大な景色を360度のパノラマビューで望めます。小さな子供からお年寄りまで、幅広い年代の方が歴史と景色を楽しめる観光名所です。また金華山には10の登山道が整備されており、個人のペースで登山を楽しむことも可能。代表的なルートとしては岐阜公園からアクセスできる「めい想の小径」と「七曲り登山道」があり、それぞれ約60分で山頂まで行けます。「めい想の小径」は、緩やかに登る道や険しい岩肌を進む所がミックスした登山道。途中、岐阜市内を見渡せるビューポイントもあります。「七曲り登山道」は、道幅が広く整備されており危険なポイントも見受けられないため、小学生低学年ぐらいから楽しめるルートといえます。他のルートでは、ハイキングコースと名の付くものや上級者向けの「馬の背登山道」「百曲り登山道」などがあります。
野外博物館合掌造り民家園は、岐阜県大野郡白川村にある博物館。1969(昭和44)年に離村集落から譲り受けた3棟の合掌家屋を移築したところから始まりました。今では岐阜県指定の重要文化財建造物9棟、その他の建造物16棟を保存展示する野外博物館として、建物の中も見学できるよう公開しています(一部非公開)。伝統的な建築技術をはじめ、合掌造り家屋をより深く知ることができます。体験イベントも行われており、伝統工芸の技を活かした藁草履やコースターづくりなどの他、そば打ち体験もできます。園内にはお休み処や売店もあり、餅入りぜんざいやどぶろくアイスといった白川郷ならではの味が楽しめます。現在「催しの館」として利用されている信称寺(しんしょうじ)は馬狩(まがり)地区にあったお寺で、五六豪雪(1981年)と呼ばれる記録的な豪雪にも耐えたエピソードがあります。園内の岐阜県指定重要文化財建造物9棟のうち、4棟がもともとあった加須良(かずら)地区は白川村では最西に位置する山奥の集落で、富山県との県境の村でした。室町時代の浄土真宗の僧として有名な蓮如上人がこの地に訪れたと伝えられ、村人とともに切り開いた峠道は前述の馬狩へ通じ、そこから民家園のある荻町へと続いていました。昭和の初めまで、郵便配達員は荻町から一日かけてこの道を通い、加須良へと便りを届けていたそうです。その道の一部は今も山の奥深くに残っており、往時の面影をしのぶことができます。
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