- ※掲載している情報の正確性については万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。最新の情報は予約サイトにて必ずご確認ください
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呉・江田島周辺で乗り物で遊ぶ体験を楽しむなら、宮島(厳島)、生口島、音戸大橋がおすすめです。
呉・江田島の乗り物で遊ぶ体験の平均予算は13,800円で、6,000円~7,000円のプランが多いです。内容によって予算が異なるため、詳細は各プラン内容をご確認ください
呉・江田島の乗り物で遊ぶ体験の所要時間は平均で3.1時間で、4時間〜6時間未満のプランが多いです。内容によって所要時間が異なるため、詳細は各プラン内容をご確認ください
宮島・嚴島神社は平和公園と並んで広島を代表する名所であり、じっくりと時間を取って訪れたい観光スポット。古来より島の山(弥山)自体がご神体として崇められてきましたが、平安時代末期に平清盛によって大々的に整備され、ほぼ現在の形となりました。嚴島神社は休日の日中であると混雑することがあるため、比較的静かに拝観したい場合は朝の訪問がおすすめ。朝6時半から開門しており、フェリーの始発も6時25分なので、早朝参詣も可能です。なお、宮島行きのフェリーは、JR宮島口駅から徒歩6分(もしくは広電宮島口駅から徒歩3分)ほどの場所にある「宮島口桟橋」より就航しています。宮島までの所要時間は約10分です。そして宮島に渡る際のフェリーからの眺めも必見。次第に近づいてくる朱塗りの大鳥居と本殿、平舞台の姿は旅情と期待を高めてくれることでしょう。また、干潮と満潮では表情が大きく異なるので、写真映えにこだわるなら、潮汐表を確認し、満潮の時間帯を狙って訪れるといいかもしれません。フェリー乗り場から嚴島神社までのルートは、主に土産物屋通りと海沿いの道の二つがあります。行きか帰りのどちらかで海沿いを歩き、さまざまな角度から嚴島神社と大鳥居を見るのもおすすめです。
宮島(厳島)(みやじま/いつくしま)は、瀬戸内に浮かぶ広島県廿日市市の島。神が宿る神聖な土地とされ、日本三景のひとつ「安芸の宮島」として古くから親しまれている観光名所です。世界文化遺産に登録されている厳島神社をはじめ、パワースポットとして人気の大願寺や大聖院、原生林におおわれた弥山などが見どころ。その他にも、歴史民俗資料館や宮島水族館「みやじマリン」といった観光スポットがあります。
原子爆弾(以下、原爆)の残酷さと戦争の愚かさを伝える、日本を代表する「負の世界遺産」です。繁華街から平和記念公園に向かうと、まず姿を見せます。広島にアメリカの原爆「リトルボーイ」が投下されたのは8月6日の8時15分。わずか1発で14万人以上の命を奪い去った原爆は、ドームの約160m先に投下されました。上空で炸裂した原爆は地上を焼き尽くし、朝ごはんを食べる人や通勤通学で歩く人たちを影に変え、秒速440m以上の爆風で街路樹や建造物を灰燼に変えました。爆心地周辺の地表温度は3,000~4,000℃だったといわれています。そのような中で原爆ドームが屹立できた理由は複数ありますが、ほぼ上空で炸裂したため衝撃波が横ではなく縦に伝わった事、窓から爆風が抜けて衝撃が緩衝された事などが挙げられております。紛れもなく奇跡の存続。平和記念資料館に展示されている被爆直後の写真は、原爆ドームが完全な破壊を免れた奇跡の建物である事を明確に伝えてくれます。ただ、ドームの姿を見ると意外にも瀟洒に映るため、初めて見た人は不思議に思われるかもしれません。何故洋風の瀟洒な建築であるかは、チェコ人の建築家ヤン・レッツェルによって設計されたため。もともとは県の名産品を並べる広島県物産陳列館と言う建物でした。現在は穏やかなたたずまいを見せていますが、地面にはガレキが散らばっており、静かに、しかし強いメッセージを発しております。以前より欧米からの旅行者が多いのですが、その姿を見る度、胸が熱くなります。1960年代には取り壊す案も出たそうですが、保存して正解だったのは間違いないでしょう。広島を訪れる方には、必ず訪問してほしい場所です。なお、繁華街エリアから広島平和記念資料館に歩く際は、平和大通りよりも原爆ドームを経由して、公園を歩いて向かうのがおすすめです。
広島駅から広島電鉄で約20分、原爆ドーム前電停下車すぐ。広島市の中心街に位置するこの場所は、1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、米軍によって原爆が投下され瞬く間に被爆しました。世界恒久平和を祈念して1950年から1955年にかけて建設された平和記念公園は、市民の安らぎの場としても親しまれています。園内には世界遺産に登録されている原爆ドームをはじめ、30万人を超える死者の名簿が納められた原爆死没者慰霊碑、被爆の現実を後世に伝える国立広島原爆死没者追悼平和祈念館、原爆の犠牲になった子どもたちを慰霊する原爆の子の像、平和を願って50年以上燃え続ける平和の灯、爆心地から170mの至近距離で被爆し地下室を除いて全焼しつつも基本的形態は取り留めた平和記念公園レストハウスなど、世界平和の思いが詰まった施設が多数あります。なお、レストハウスは2020年7月にリニューアルオープンしました。平和記念公園の北の入口にあたる場所には、1932年に建設された相生橋があり、この橋はユニークなT字の形をしているので、原爆投下の目標にされたといわれています。公園東側に流れる元安川では、原爆投下当時、多くの人が水を求めこの川までさまよい亡くなったので、毎年8月6日夜に原爆死没者の冥福を祈るとうろう流しが行われています。また、リバークルーズも運航しているので、世界平和を祈りながら水の都広島を体感したいですね。川沿いにはカフェやレストランもあるので、少し疲れたら、ひと息つきながらゆっくり散策できますよ。
広島市中心部の平和記念公園内にあり、戦争の惨劇を今に伝える広島平和記念資料館(ひろしまへいわきねんしりょうかん)。1945(昭和20)年8月6日に原子爆弾が投下され、一瞬にして多くのものが奪われた記録が紹介されています。建物は本館と東館に分かれていて、本館では被爆者の遺品や被爆の惨状を伝える写真などの資料を多数展示。人が腰かけていた部分が原爆の熱線で影のように残ったことでも知られる「人影の石」もここで見られます。東館には核兵器の恐ろしさや被爆前後の広島の歴史についての展示、そして被爆者の証言ビデオが視聴できるコーナーなどもあり、二度と繰り返してはならない悲惨な歴史に触れ、平和の大切さを実感できます。なお、鉄筋コンクリート造の本館は丹下健三ら4名による案で設計され、その独特な意匠をもつ建築様式が高い評価を受けたこともあり、国の重要文化財に指定されています。
JR呉駅から徒歩約5分。大和ミュージアムのすぐ近く、1986年から2004年まで実際に活躍していた潜水艦「あきしお」が展示された入館無料の施設です。全長76.2m、重さ約2,250t、本物の潜水艦に乗艦できるスポットは日本で唯一ここだけです。展示潜水艦「あきしお」はほぼ現役当時のままとなっているので、士官室、発令所を見学したり、潜望鏡を覗くこともできますよ。史料館内は1階~3階まであり、1階には海上自衛隊の歴史を伝える映像とグラフィックパネルが展示されています。2階では戦後日本の海に敷かれていた機雷の除去で実際に使用された掃海具、水中処分具、ならびに実物の機雷などを見学することができるので、掃海部隊の活動をより身近に感じられるはず。3階は潜水艦の乗員たちのリアルな生活を再現した展示などが多数そろえられています。乗員が寝ていた3段ベッドは、実際に寝てみることもできるので、乗員生活が疑似体験できますよ。貴重な体験ができる史料館を余すことなく楽しみたいですね。毎週水曜日には先着5名程度限定で、ボランティアガイドによる展示解説ツアーも行われています。当日インフォメーションで申込みができます(予約不可)。ツアーに参加できなくても、館内のてつのくじら館の帽子をかぶったスタッフに気軽に質問することができます。たくさん話を聞けば、より一層深い海上自衛隊の知識を習得できること間違いなし!館内にはオリジナルグッズが販売されているショップや、あきしお第10代艦長認定の「あきしおカレー」が味わえるカフェもあります。ここでしか食べられないカレーは数量限定。味わってみたい方は、早めの到着がおすすめですよ。
旧海軍の町として栄えた呉の歴史や造船技術が学べる歴史科学館です。JR呉駅下車徒歩5分。観覧料は大人500円、高校生300円、小中学生200円、乳幼児は無料です。館内は1階~4階まであり、細部までリアルに再現された10分の1サイズの戦艦「大和」をはじめ、通称ゼロ戦と呼ばれた零式艦上戦闘機六二型や、人間魚雷「回天」などの希少な実物資料が展示されています。また、操船シミュレーターなどの体験を通して船の仕組みや原理などの科学技術が学べる展示室、迫力のある映像を鑑賞できる大和シアターなども必見です! 毎週土曜・日曜には科学イベントも行なわれており、大人から子どもまで全世代にわたって楽しめる、呉の旅では欠かせない大人気スポット。大和の歴史や造船技術など余すことなく堪能できます。見学後には、ここでしか手に入らない戦艦大和の下敷きやピンバッジ、プラモデルなどのオリジナルグッズもぜひ買って帰りたいですね。
戦国時代に中四国エリアで強大な力を誇った毛利氏。毛利氏はもともと山間部の吉田郡山城が居城でしたが、自らの支配圏を拡大し、秀吉が天下を手中に収め治安が安定する過程で、瀬戸内の地の利がある現広島市内に本拠地を移しました。築城開始は1589年で、城主が入場したのは1591年。当時の規模は天下人、秀吉の大阪城に匹敵する規模だったそうです。五重五層の大天守に小天守を2基重ねた連結式天守は迫力があり、二の丸の櫓も見事な存在感があります。1945年までは天守をはじめとする建築物が残っていたそうですが、8月6日に原子爆弾が投下されて往時の建物は破壊されました。石垣には原子爆弾の熱によって焼かれた跡が生々しく残っています。広島城の別名は「鯉城(りじょう)」。城のある土地がかつて「己斐浦(こいのうら)」と呼ばれていたことにちなむようです。
広島県東部に位置し、万葉集の中でも歌われているほど古くから存在する港町で、海にせり出したような景観が見事。そして、当地を代表する銘品、保命酒(ほうめいしゅ)の酒蔵が織りなす町並みも魅力のひとつです。保命酒は13種類の漢方薬と麹米、もち米、焼酎を合わせた薬用酒で、酒蔵は現在4社あります。それぞれが異なる味わいの保命酒を造っていて、飲み比べセットも販売しています(ともてつバスセンターにて)。国指定の重要文化財である太田家住宅は一般公開され、伝統の酒造りと鞆の浦の豪商の邸宅は一見の価値があります(入館料/中学生以上400円、小学生200円)。そして、太田家住宅のそばにある常夜燈は鞆の浦を代表する景観。ここから眺める港の風景は穏やかで、ぜひ写真に収めておきたいスポットです。また、“鞆の祇園さん”とも呼ばれている沼名前神社(ぬなくまじんじゃ)や福禅寺も訪れておきたい名所。沼名前神社には桃山期の能舞台があり、福禅寺には鞆の海の対岸にある仙酔島を見渡せる「対潮楼」があります。
806(大同元)年に創建したと伝わる真言宗のお寺。標高140m、尾道水道を見渡す大宝山の中腹にあります。ふもとのバス停長江口駅から山頂駅までは千光寺山ロープウェィが15分ごとに運行されていて、約3分間の空中散歩も楽しめますよ。ロープウェイ料金は大人片道320円、往復500円、小学生以下片道160円、往復250円で、山頂駅から千光寺までは徒歩約10分です。境内の見どころは、除夜の鐘でもおなじみの朱色に際立つ鐘楼や、33体の観世音菩薩が祀られ、お参りをするととても大きな功徳があると伝えられている「三十三観音堂」、高さ約15mの巨岩「玉の岩」などがあります。伝説では、その昔、岩のてっぺんに、夜になると灯台のように海上を照らす、光り輝く玉があったそう。「千光寺」という寺の名や、港が「玉の浦」と言い古されるのも、この「玉の岩」由来するとか。尾道の「玉」の関わる地名も、この「玉の岩」に由来するとか。また、「赤堂」とも称される朱塗りの本堂には33年に一度開帳される秘仏、本尊千手観世音菩薩が祀られ、次回の御開帳はなんと2045年! 合格祈願、縁結び、子授け、延命長寿など様々な祈りを捧げる参拝者が後を絶ちません。厄除け祈願もしているので、厄年の方はぜひとも厄払いをしておきたいですね。
しまなみ海道は、広島県尾道市から愛媛県今治市まで通じ、芸予諸島の島々を橋で繋いだ本州と四国を結ぶルート。尾道側からは、向島(むかいしま)、因島(いんのしま)、生口島(いくちじま)、大三島(おおみしま)、伯方島(はかたじま)、大島(おおしま)などと島が続き、生口島までが広島県になります。瀬戸内が誇る多島美と穏やかに輝く海を眺められるしまなみ海道は、人気のサイクリングコースとしてもよく知られています。まず、本土側と向島大橋で結ばれているのが向島。尾道港と向島の間は渡船が頻繁に運航していて、サイクリングで渡る際は、交通量の多い向島大橋を利用するより船で渡るほうがおすすめ。島の南部にある標高283mの高見山は、瀬戸内海の島々を見渡せる絶景スポットとして人気があります。続く二つ目の島は、向島と因島大橋で結ばれている因島。かつて室町時代には瀬戸内海で勢力を誇っていた村上水軍の拠点としても知られ、因島水軍城をはじめ、村上水軍にまつわる見どころも。また、除虫菊の栽培が盛んな島で、5月頃に斜面が白い花で埋め尽くされる光景は圧巻です。三つ目にあるのが生口島で、レモン栽培でも有名な島。また、日光東照宮の陽明門などを模して造られた建造物で知られる耕三寺や、生口島のある瀬戸田町出身の日本画家・平山郁夫氏の作品が収蔵された平山郁夫美術館、夕日が美しいスポットとしても知られる瀬戸田サンセットビーチなど、見どころも豊富です。生口島から多々羅大橋を渡れば、県境を越えて愛媛県の大三島へ。多々羅大橋を渡った先にある多々羅しまなみ公園には、サイクリストの聖地記念碑もあり、ツーリングで訪れた人たちには人気のスポット。なお、広島県側からレンタサイクルでアクセスするなら、自転車は尾道港のサイクリングターミナルでレンタル可能。尾道から今治までの距離は約70km。体力や旅の行程に合わせてサイクリングコースを選び、しまなみ海道の魅力をじっくりと味わってみては。
尾道から電車と船で約2時間。周囲4.3kmの小さな島に約900匹の野生のうさぎが生息し、世界からも脚光を浴びている島です。うさぎはとても高い繁殖力を持ち、子だくさんな動物として有名なので、安産祈願や子孫繁栄祈願に訪れる方も多いそう。島内では、うさぎと触れ合う上で、いくつかルールが設けられています。抱きかかえない、人間の食べ物を与えない、うさぎを持ち帰らないなど。マナーを守って、かわいいうさぎと癒やしの時間を過ごしましょう。現在はうさぎの島として知られ、国立公園にも指定されている島ですが、かつては陸軍の毒ガス工場があり、1945年まで秘密裏に毒ガスの製造が続いたことから、「地図から消された島」もしくは「毒ガス島」ともいわれていました。より深く島のことを知るためにも、島の歴史が学べる大久野島毒ガス資料館を訪れてみるのもよいでしょう。当時の毒ガス製造過程で多くの犠牲者が出た事実を伝える資料が多数展示されていますよ。大久野島は日帰りでも十分楽しめますが、ウォーキングコース、レンタサイクル、海水浴場、展望台など他にも見どころ盛りだくさん! 冷え症や疲労回復などに効くといわれるラドン温泉も湧いているので、島内にある休暇村で一泊し、ゆっくり散策するのもおすすめです。大久野島行のフェリーの出発地点である忠海港の売店では、無添加のソフトクリームを味わうことができます。休暇村多久野島の売店にも、うさぎのキーホルダーやマグカップ、レターセットなど多数のお土産がそろっています。思い出にお気に入りの品を見つけてみてはいかがでしょうか。
弥山(みせん)は、標高535m、1996年に嚴島神社と共に世界遺産にも登録された宮島の最高峰。ハイキングやロープウエーでの空中散歩が楽しめる山として人気があります。麓から歩いても登頂できますが、紅葉谷駅から中腹の獅子岩駅までを結ぶ宮島ロープウエーを利用すると便利。眼下には緑豊かな原始林や瀬戸内の島々が広がり、圧巻の風景が見られます。嚴島神社裏手の紅葉谷公園入口からロープウエーの紅葉谷駅までは20分間隔で無料シャトルバスも運行されており、乗車時間わずか3分です。ロープウエー獅子岩駅下車すぐ、標高433mにある獅子岩展望台からもまた瀬戸内の海景色を見渡せるので、体力に自信がない人でも山頂まで行かずに絶景を満喫できます。ハイキングの道中では弘法大師修行の地とも伝わる弥山本堂での参拝や、自然が造り出した奇跡の巨大岩トンネル「くぐり岩」など宮島の自然や歴史を楽しめるスポットが多数あります。また、山頂の展望台屋上からは360度のパノラマを堪能できます。
豊国神社(千畳閣)は、広島県廿日市市の宮島にある神社。嚴島神社手前の小山頂部にあり、嚴島神社を見下ろすことができます。1587(天正15)年、豊臣秀吉が毎月一度読経をするために建立された大経堂です。豊国神社は宮島の中でも最も大きな建物で、畳857枚が敷けるほどの広さがあります。そのため、「千畳閣」との通称が付けられています。建立を命じた豊臣秀吉が急死したことから工事は途中で中止。一部天井がなく、未完成のままとなっています。1872(明治5)年の神仏分離令以降、堂内にあった仏像は大願寺に移され、1877(明治10)年に秀吉公の霊神が祀られたことから、豊国神社となりました。敷地内に建っている色鮮やかな朱色の五重塔は嚴島神社と共に名が知られています。正式名称は嚴島神社末社豊国神社と五重塔。豊国神社と共に国の重要文化財にも指定されています。
JR尾道駅の北側、千光寺山の山頂から中腹にかけて広がる千光寺公園(せんこうじこうえん)。赤い本堂が特徴的な千光寺を中心に、山頂の展望台、尾道ゆかりの作家や詩人による作品の一節が刻まれた文学碑が点在する文学のこみち、安藤忠雄氏設計の尾道市立美術館など多数の見どころがあり、尾道を代表する観光スポットです。山頂エリアまでは眺望抜群の千光寺山ロープウェイで行くことができます。頂上展望台からは市街地や尾道水道、対岸の向島をはじめ瀬戸内海の島々まで望み、日が暮れてからは夜景も楽しめるビュースポットです。春には約1,500本の桜やツツジ、初夏にはフジも花開き、お花見スポットとしても有名。瀬戸内の風を感じながら、のんびりと散策したい公園です。
広島電鉄の縮景園前駅下車すぐ。江戸時代初期の1620(元和6)年に広島浅野藩初代藩主、浅野長晟(あさのながあきら)が別邸の庭園として築成された歴史深い大名庭園。1940(昭和15)年、国の名勝にも指定されましたが、わずか5年後、原爆投下により壊滅的な被害を受けてしまいました。戦後、約30年の歳月をかけ復旧作業が行われ、今に至っています。園内では春は桜や桃、夏はアジサイやスイレン、秋はモミジやイチョウなどの紅葉・黄葉、冬は梅や椿など、一年を通して四季折々の花が楽しめます。その他の見どころとしては、園内のほぼ中央に位置する数寄屋造りの「清風館」、デザインが特徴的な石造りの橋「跨虹橋」、茅葺屋根の茶室「明月亭」などがあります。いたるところに絵になる風景が広がっているので、写真好きの方にはうってつけです。桜や紅葉の時期には夜間のライトアップが行われるほか、季節ごとにまつりやお茶会、花の展示会などのイベントが開催されるのも魅力です。隣には広島県立美術館があり、美術館の観覧料もセットになったお得なチケットもあります。
宮島表参道商店街は、宮島桟橋より徒歩約5分のところに位置し、全長約350mある宮島で最も賑わっている商店街です。通りには民芸品店や土産物店、名物料理を味わえる飲食店や宿泊施設などが軒を連ねています。穴子の風味をしっかりと堪能できるあなごめし、新鮮な牡蠣を店頭で一つひとつ丁寧に焼いてくれる焼き牡蠣、海鮮が入ったもちもち団子「ぺったらぽったら」など名物や人気商品もさまざま。また広島の定番土産として広く知られている、もみじまんじゅうも。各店舗ごとにひと工夫を凝らしたオリジナルの味が楽しめます。そのほか宮島杓子や宮島彫、宮島張り子などの民芸品も。素朴なものから色鮮やかな雑貨までバリエーション豊かなお土産がそろいます。
宮島で厳島神社の大鳥居と並んで目を引く五重塔。創建は室町時代中期の1407(応永14)年といわれ、高さは27.6m。国の重要文化財に指定されています。また、室町時代に毛利元就と陶晴賢(すえはるかた)が戦った厳島合戦の際、陶晴賢軍が陣を構えた場所と伝わっています。現在の五重塔は1913(大正2)年に行った解体修理が基礎となったといわれており、もともとは1533(天文2)年に行なわれた改修工事の際の建物とのこと。1951(昭和26)年に屋根の葺替えを行っていますが、古い様式を今に残しています。内部は非公開ですが、内陣の天井に龍、来迎壁の表には蓮池、裏には白衣観音などといった唐様の絵が描かれています。
マツダ スタジアムは広島市南区にあり、33,000人もの観客を収容できる広島東洋カープのホームスタジアム。球場内にはさまざまなスタイルの観客席が設けられているのが特徴です。「砂かぶり席」は、選手のプレーを間近で観戦できるシート。正面と内野に設置されていて、迫力あるプレーを堪能できます。2階席からグラウンド方向に突き出した「スカイシート」では、宙に浮いている気分で試合を楽しめます。また、スコアボードの右側にある人工芝のエリア「寝ソベリア」は 、真っ赤なソファークッションに寝そべってくつろぎながら観戦でき、カップルやファミリーに人気。また、「寝ソベリア」上段にあるのは7名まででくつろげるグループ席「ユッタリーナ」。その他にも、大人数や団体で貸し切りができる料理付きのテラス席、パーティーフロア、スポーツバーなど多種多様。球場内にはショップもあり、ユニフォームや雑貨など、オリジナルのカープグッズが取りそろえられています。
大聖院(だいしょういん)は宮島にある真言宗の寺院。平安時代、唐から帰朝した空海が弥山での修行後、806(大同元)年に開基しました。鳥羽天皇勅命の祈願道場として、また、明治天皇が中国地方をまわられた時の宿泊先として利用されるなど、歴代皇室とも深く関係しています。境内には、真言宗の開祖である空海を祀る大師堂をはじめ、弥山の守護神・三鬼大権現を安置する魔尼殿や、豊臣秀吉が朝鮮出兵の時に海上安全や戦勝を祈願した波切不動明王を祀る勅願堂、厳島神社の本地仏であった十一面観世音菩薩を安置する観音堂、四国八十八ヶ所霊場の本尊を安置する遍照窟など見どころが盛りだくさん。遍照窟の本尊の前には各霊場の砂が埋めてあり、その上を歩くと、四国遍路と同じぐらいの功徳があるのだとか。また、中国観音霊場37ヶ寺の、本尊と本堂前の砂と灰を安置する中国三十三観音霊場お砂踏み道場もあり、ここは自身が積み重ねた悪い行いによる罪を取り除く修行道場となっています。ちなみに大聖院はお寺なので、神社でよく行われる二礼二拍手一礼ではなく、胸の前で合掌したまま一礼して祈願し、再び合掌して一礼するのが基本です。ただし、魔尼殿に安置されている三鬼大権現は神様なであるため、ここでは二礼二拍手一礼を行います。
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