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エリア:
- 関東 > 神奈川 > 川崎
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テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
- / クルーズ
こんにちは、トラベルコです!
ここ最近ブームが続いている「工場夜景」。暗闇の中に浮かぶ幻想的な風景は写真映えすること間違いなし! しかし、カメラ初心者には夜景撮影はちょっと難しそう、撮影ポイントがわからない、と躊躇してしまう人もいるのでは?
そんな方におすすめなのが、ガイドさんのお話を聞きながら写真が撮れる「工場夜景クルーズツアー」! トラベルコスタッフが実際にツアーに参加してきました♪
※当記事は2019年9月に取材した内容に基づき作成したものです。最新情報は主催ツアー会社等にお問い合わせください。
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〜憧れの工場夜景を目指して〜
川崎・京浜工業地帯 工場夜景撮影レポート
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いざ、クルーズツアーで京浜工業地帯へ!
集合場所、ピア日本丸で出航を待つクルーズ船「YUME-HAMA号」
●横浜から就航♪ 気になる船内設備は?
今回参加したのはレクトラベル主催の川崎・京浜工業地帯を巡るクルーズツアー。夕暮れ時、横浜の夜景がきらめき始めたころ、みなとみらいにある乗船場、ピア日本丸にクルーズ船「YUME-HAMA号」の姿が! スタッフの方から整理券を受け取り、順番に乗船していきます。
1階船内スペース。窓が大きく、ゆったりと工場夜景を楽しみたい方におすすめ!
1階の船内スペースはソファとテーブルが設置され、窓も大きく快適に過ごせます◎ しかし、今回は工場夜景撮影が目当て! ということで、まずは2階部分のオープンデッキへ♪
撮影するならやっぱり2階のオープンデッキで! 船のスピードが出ても安定感抜群♪
こちらにもベンチがありますが、座席指定はできないため、場所を譲り合いながら写真を撮りましょう。ちなみに、YUME-HAMA号は揺れの少ない双胴船という構造。スピードが出ても安定感があり、撮影にもおすすめですよ!
船尾部分にもデッキがあります! こちらにもベンチがあり快適に過ごせます◎
受付後にもらえるクルーズルートマップで、撮影ポイントを早速チェック!
燃え盛るフレアスタック! 京浜運河〜大師運河エリア
人気撮影ポイントとして名高い東燃ゼネラル石油川崎工場を目指して、いざ出航!
船上では揺れがあるため、三脚を使用しない手持ち撮影が基本。カメラを連写モードにして、ピントの合ったお気に入りの一枚を選びましょう♪
大黒大橋の向こう側には工場夜景が見えています
[おすすめ撮影ポイント1:海芝浦駅]
JR鶴見線、海芝浦駅は工場の敷地内にあり、関係者以外は改札の外に出られない特殊な駅。電車の全景を見たいがために船をチャーターする人もいるのだそう。電車の姿が見えたらシャッターチャンスです!
関係者以外は改札外に出られない海芝浦駅。この日は電車の姿を見ることができました!
[おすすめ撮影ポイント2:JFEスチール扇島火力発電所]
発電所の暗闇の中に浮かぶのは、赤と白の市松模様が印象的なガスホルダー。このような円柱型のガスホルダーは珍しいタイプなのだとか。航路からは少し離れた位置にあるため、ズームして撮影しましょう。
赤と白の市松模様がステキなJFEスチール副生ガスホルダー
[おすすめ撮影ポイント3:東亜石油オイルターミナル]
円柱型のオイルタンクがたくさん並ぶ光景が写真映えするとして人気の夜景スポット! 運河に映り込む光と一緒に撮ると、より一層きれいな仕上がりに◎
東亜石油オイルターミナル。運河に映り込む光と一緒に撮るのがおすすめです!
[おすすめ撮影ポイント4:東燃ゼネラル石油川崎工場]
オレンジ色のフレアスタック(ガスを燃やして空中気化させる炎)が印象的な、国内最大級の製油所。このポイントで船のスピードを落としてもらえるため、細部に焦点を当ててズーム撮影すると、プラントの質感の出た味のある写真を撮ることができます!
東燃ゼネラル石油川崎工場のフレアスタック
最大の見どころ! 塩浜運河エリア
工場夜景クルーズのハイライトといっても過言ではないこちらのエリアでは、東亜石油水江工場を思う存分撮影できます。
船のスピードはゆっくりになるものの、辺りは真っ暗となり写真がブレやすくなるため、しっかりとカメラを構えて撮影に臨みましょう。
[おすすめ撮影ポイント5:東亜石油水江工場全景、構造物]
24時間フル稼働する工場が作りだす光や煙を余すことなく撮影できます。また、工場の全景を見ることができるのもクルーズ船からのみ! しっかりと写真に収めてくださいね♪
東亜石油水江工場全景が見られるのはクルーズ船からだけ!
ズーム撮影すると、金属パイプの質感がくっきり撮れます◎
24時間フル稼働する工場。夜でも煙がモクモクと立ち上ります
[おすすめ撮影ポイント6:東亜石油水江工場 フレアスタック]
ゴーゴーと音を立てて燃え出る青い炎は必見! 望遠寄りのズームレンズを持っている方は、炎に焦点を当てて撮影してみると、なお迫力が増しますよ◎
青い炎が燃え盛る東亜石油水江工場のフレアスタック
[おすすめ撮影ポイント7:東亜石油水江工場 フレキシコーカー]
通称「オバQ」と呼ばれている重質油熱分解装置(フレキシコーカー)は、全国的にも所有している会社が少ない貴重な装置なのだとか。アップで撮っても、引きで撮っても絵になる建築物です◎
取材日(2019年9月)はあいにく、フレキシコーカーは工事中。けれど、赤と白のクレーンと一緒に撮れるのはレアケースかも?
横浜の夜景も楽しむ♪ 京浜運河〜みなとみらい地区
帰路も同じ道をたどるため、京浜運河で写真を撮り損ねたときはここがチャンス! さらに、クライマックスの横浜の夜景もしっかりと目に焼き付けましょう♪
[おすすめ撮影ポイント8:川崎天然ガス発電所]
近代的なデザインのツインタワーは、工場夜景の新たな人気スポット。船は高速で進むため、2棟が重なり合わないタイミングでシャッターを切りましょう。
白色の光が美しい、近代的なデザインの川崎天然ガス発電所
[おすすめ撮影ポイント9:日清製粉鶴見工場]
ユニークなフォルムのクレーンが特徴的。両手を上げたような立ち姿から、通称「ばんざいクレーン」と言われています。工場周辺は灯りが少なくなるため、ISO感度を高めにして撮影するのがおすすめです。
ユニークなかたちのクレーンが目を引く日清製粉鶴見工場
[おすすめ撮影ポイント10:横浜ベイブリッジ]
横浜のライトアップを華やかに彩るシンボルのひとつ。日没後から24時までの間は、1時間に2回、青くライトアップされるため、タイミングを逃さずばっちり写真に収めましょう!
青くライトアップされた横浜ベイブリッジ
[おすすめ撮影ポイント11:みなとみらい地区の夜景]
言わずと知れたみなとみらい地区の夜景ですが、海上からだと遮るものがなく、全景を見渡せます! 船着場までの残り時間を目いっぱい使って、悔いが残らぬよう写真を撮りましょう♪
海上からのみなとみらいの夜景。平日はオフィスビルの光もキラキラしています☆
さまざまな角度から夜景を撮影しましょう
今回のクルーズツアールートの振り返り
今回参加したクルーズツアーのルートマップ&トラベルコスタッフおすすめ撮影ポイント
利用したクルーズは、工場夜景に加え、みなとみらい地区の夜景も観賞できるルートを航行する充実ぶり。1時間半で回ったとは思えないほどで満足度の高いものでした。
ガイドさんのお話も楽しく聞くことができ、なかには「そんな詳しいことまで知っているの?」と驚かされるマニアックな情報も!
ちなみに、ガイドさんのトークにはマニュアルがないそうなので、再度参加して違う説明を聞くのも面白いかもしれません◎
★川崎・京浜工業地帯の工場夜景クルーズツアーを探す
★全国の工場夜景クルーズツアーを探す
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今回参加した工場夜景クルーズツアーはこちら!
自由席プラン!工場夜景+PLUS 90分コース 株式会社レクシステム(レクトラベル)
ツアー詳細を見る
大人1名料金:3,800円
出発地:ピア日本丸または象の鼻(横浜)
運航スケジュール:金・土・日・祝日(スケジュール詳細は予約サイトにてご確認ください)
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初めて撮影に挑戦する方はこちらをチェック!
工場夜景撮影のキホン
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トラベルコスタッフおすすめのカメラ設定
●撮影に必要なもの
工場夜景撮影に必要な持ち物は、通常の夜景撮影と基本的には変わりません。一眼レフカメラまたはミラーレスカメラ、遠近撮影にも対応できるような標準〜望遠レンズは必需品。
三脚やレリーズがあれば長時間露光での撮影ができ、ブレを抑えたきれいな夜景写真を撮ることができます。手元を確認するための懐中電灯もお忘れなく!
●デジタル一眼レフカメラ、ミラーレスカメラの設定
AUTO撮影でももちろんきれいな写真は撮れますが、撮影モードを絞り優先(A/Av)にして、設定を変えながら楽しむのも◎。絞り優先モードで絞り値(F)やホワイトバランスを自由に変更しながら、より自分好みの写真に近づけてみましょう。
手持ち撮影の場合は、三脚を使用するときよりブレやすくなるため、絞り値をF2.8〜4.0程度、ISO感度を6400以上に設定するのがおすすめです。ホワイトバランスは白色蛍光灯や電球(白熱電球)に設定すると、青みが増したクールな印象となり、工場の無機質な質感をより一層表現できます。ぜひお試しあれ!
ホワイトバランスを変えると、同じ風景を撮ってもまた違った印象に!
※カメラ設定の名称はメーカーによって違う場合があります。詳細はメーカーサイトにてご確認ください。
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ツアーで回れて安心♪
全国各地のおすすめ工場夜景スポット
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●はじめての撮影は工場夜景ツアーがおすすめ
工場夜景撮影には行きたいけれど、交通手段や撮影ポイントがわからず心配、という方へ! 工場夜景ツアーなら見どころをしっかり押さえることができちゃうんです。
各スポットを回る時間は決められていることが多いので、じっくり時間をかけて撮影することはできませんが、「まずは撮ってみたい!」という方はぜひ工場夜景ツアーへの参加をおすすめします♪
[川崎・京浜工業地帯/神奈川]
工場夜景の聖地といわれる千鳥町(川崎・京浜工業地帯) 画像提供:川崎市観光協会
今回のツアーレポートでもご紹介した、王道の工場夜景スポットの川崎・京浜工業地帯。製油所や化学工場、製鉄所、発電所などさまざまな種類の工場が放つ光はとても幻想的で、まるでSF映画のワンシーンのような光景が広がります。
特に人気なのは、工場夜景の聖地ともいわれる千鳥町。工場夜景と線路を一緒に撮影できるスポットとして、全国各地から工場夜景ファンが集まります。
[堺泉北臨海工業地帯/大阪]
築港新町から撮影したコスモ石油堺製油所(堺泉北臨海工業地帯) 画像提供:(公社)堺観光コンベンション協会
堺市から高石市にかけて広がる堺泉北臨海工業地帯は、京阪神地区を代表する工場夜景スポット! 臨海部に建ち並ぶ石油工場、化学工場がつくりだすパノラマ夜景は圧巻です。市道高砂1号線からは、ひしめきあう配管や金属の光沢など、工場が織りなす機能美を間近に見ることもできます。
[周南工業地域/山口]
水面の反射が美しい晴海親水公園(周南工業地域) 画像提供:周南市観光交流課
大規模なコンビナートを有する周南工業地域は、なんといってもアクセスの良さが魅力。街と工場の距離が近く、山陽新幹線の車窓からも工場夜景を眺めることができちゃうんです!
水面に反射する工場の灯りが美しい晴海親水公園、山頂から工場地帯と街並みを一望できる太華山など、撮影ポイントのバリエーションも豊富です◎
★全国の工場夜景ツアーを探す
いかがでしたでしょうか。見どころがぎゅっと詰まった工場夜景ツアーに参加して、ぜひ撮影にチャレンジしてみてください♪
ここ最近ブームが続いている「工場夜景」。暗闇の中に浮かぶ幻想的な風景は写真映えすること間違いなし! しかし、カメラ初心者には夜景撮影はちょっと難しそう、撮影ポイントがわからない、と躊躇してしまう人もいるのでは?
そんな方におすすめなのが、ガイドさんのお話を聞きながら写真が撮れる「工場夜景クルーズツアー」! トラベルコスタッフが実際にツアーに参加してきました♪
※当記事は2019年9月に取材した内容に基づき作成したものです。最新情報は主催ツアー会社等にお問い合わせください。
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〜憧れの工場夜景を目指して〜
川崎・京浜工業地帯 工場夜景撮影レポート
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いざ、クルーズツアーで京浜工業地帯へ!
集合場所、ピア日本丸で出航を待つクルーズ船「YUME-HAMA号」
●横浜から就航♪ 気になる船内設備は?
今回参加したのはレクトラベル主催の川崎・京浜工業地帯を巡るクルーズツアー。夕暮れ時、横浜の夜景がきらめき始めたころ、みなとみらいにある乗船場、ピア日本丸にクルーズ船「YUME-HAMA号」の姿が! スタッフの方から整理券を受け取り、順番に乗船していきます。
1階船内スペース。窓が大きく、ゆったりと工場夜景を楽しみたい方におすすめ!
1階の船内スペースはソファとテーブルが設置され、窓も大きく快適に過ごせます◎ しかし、今回は工場夜景撮影が目当て! ということで、まずは2階部分のオープンデッキへ♪
撮影するならやっぱり2階のオープンデッキで! 船のスピードが出ても安定感抜群♪
こちらにもベンチがありますが、座席指定はできないため、場所を譲り合いながら写真を撮りましょう。ちなみに、YUME-HAMA号は揺れの少ない双胴船という構造。スピードが出ても安定感があり、撮影にもおすすめですよ!
船尾部分にもデッキがあります! こちらにもベンチがあり快適に過ごせます◎
受付後にもらえるクルーズルートマップで、撮影ポイントを早速チェック!
燃え盛るフレアスタック! 京浜運河〜大師運河エリア
人気撮影ポイントとして名高い東燃ゼネラル石油川崎工場を目指して、いざ出航!
船上では揺れがあるため、三脚を使用しない手持ち撮影が基本。カメラを連写モードにして、ピントの合ったお気に入りの一枚を選びましょう♪
大黒大橋の向こう側には工場夜景が見えています
[おすすめ撮影ポイント1:海芝浦駅]
JR鶴見線、海芝浦駅は工場の敷地内にあり、関係者以外は改札の外に出られない特殊な駅。電車の全景を見たいがために船をチャーターする人もいるのだそう。電車の姿が見えたらシャッターチャンスです!
関係者以外は改札外に出られない海芝浦駅。この日は電車の姿を見ることができました!
[おすすめ撮影ポイント2:JFEスチール扇島火力発電所]
発電所の暗闇の中に浮かぶのは、赤と白の市松模様が印象的なガスホルダー。このような円柱型のガスホルダーは珍しいタイプなのだとか。航路からは少し離れた位置にあるため、ズームして撮影しましょう。
赤と白の市松模様がステキなJFEスチール副生ガスホルダー
[おすすめ撮影ポイント3:東亜石油オイルターミナル]
円柱型のオイルタンクがたくさん並ぶ光景が写真映えするとして人気の夜景スポット! 運河に映り込む光と一緒に撮ると、より一層きれいな仕上がりに◎
東亜石油オイルターミナル。運河に映り込む光と一緒に撮るのがおすすめです!
[おすすめ撮影ポイント4:東燃ゼネラル石油川崎工場]
オレンジ色のフレアスタック(ガスを燃やして空中気化させる炎)が印象的な、国内最大級の製油所。このポイントで船のスピードを落としてもらえるため、細部に焦点を当ててズーム撮影すると、プラントの質感の出た味のある写真を撮ることができます!
東燃ゼネラル石油川崎工場のフレアスタック
最大の見どころ! 塩浜運河エリア
工場夜景クルーズのハイライトといっても過言ではないこちらのエリアでは、東亜石油水江工場を思う存分撮影できます。
船のスピードはゆっくりになるものの、辺りは真っ暗となり写真がブレやすくなるため、しっかりとカメラを構えて撮影に臨みましょう。
[おすすめ撮影ポイント5:東亜石油水江工場全景、構造物]
24時間フル稼働する工場が作りだす光や煙を余すことなく撮影できます。また、工場の全景を見ることができるのもクルーズ船からのみ! しっかりと写真に収めてくださいね♪
東亜石油水江工場全景が見られるのはクルーズ船からだけ!
ズーム撮影すると、金属パイプの質感がくっきり撮れます◎
24時間フル稼働する工場。夜でも煙がモクモクと立ち上ります
[おすすめ撮影ポイント6:東亜石油水江工場 フレアスタック]
ゴーゴーと音を立てて燃え出る青い炎は必見! 望遠寄りのズームレンズを持っている方は、炎に焦点を当てて撮影してみると、なお迫力が増しますよ◎
青い炎が燃え盛る東亜石油水江工場のフレアスタック
[おすすめ撮影ポイント7:東亜石油水江工場 フレキシコーカー]
通称「オバQ」と呼ばれている重質油熱分解装置(フレキシコーカー)は、全国的にも所有している会社が少ない貴重な装置なのだとか。アップで撮っても、引きで撮っても絵になる建築物です◎
取材日(2019年9月)はあいにく、フレキシコーカーは工事中。けれど、赤と白のクレーンと一緒に撮れるのはレアケースかも?
横浜の夜景も楽しむ♪ 京浜運河〜みなとみらい地区
帰路も同じ道をたどるため、京浜運河で写真を撮り損ねたときはここがチャンス! さらに、クライマックスの横浜の夜景もしっかりと目に焼き付けましょう♪
[おすすめ撮影ポイント8:川崎天然ガス発電所]
近代的なデザインのツインタワーは、工場夜景の新たな人気スポット。船は高速で進むため、2棟が重なり合わないタイミングでシャッターを切りましょう。
白色の光が美しい、近代的なデザインの川崎天然ガス発電所
[おすすめ撮影ポイント9:日清製粉鶴見工場]
ユニークなフォルムのクレーンが特徴的。両手を上げたような立ち姿から、通称「ばんざいクレーン」と言われています。工場周辺は灯りが少なくなるため、ISO感度を高めにして撮影するのがおすすめです。
ユニークなかたちのクレーンが目を引く日清製粉鶴見工場
[おすすめ撮影ポイント10:横浜ベイブリッジ]
横浜のライトアップを華やかに彩るシンボルのひとつ。日没後から24時までの間は、1時間に2回、青くライトアップされるため、タイミングを逃さずばっちり写真に収めましょう!
青くライトアップされた横浜ベイブリッジ
[おすすめ撮影ポイント11:みなとみらい地区の夜景]
言わずと知れたみなとみらい地区の夜景ですが、海上からだと遮るものがなく、全景を見渡せます! 船着場までの残り時間を目いっぱい使って、悔いが残らぬよう写真を撮りましょう♪
海上からのみなとみらいの夜景。平日はオフィスビルの光もキラキラしています☆
さまざまな角度から夜景を撮影しましょう
今回のクルーズツアールートの振り返り
今回参加したクルーズツアーのルートマップ&トラベルコスタッフおすすめ撮影ポイント
利用したクルーズは、工場夜景に加え、みなとみらい地区の夜景も観賞できるルートを航行する充実ぶり。1時間半で回ったとは思えないほどで満足度の高いものでした。
ガイドさんのお話も楽しく聞くことができ、なかには「そんな詳しいことまで知っているの?」と驚かされるマニアックな情報も!
ちなみに、ガイドさんのトークにはマニュアルがないそうなので、再度参加して違う説明を聞くのも面白いかもしれません◎
★川崎・京浜工業地帯の工場夜景クルーズツアーを探す
★全国の工場夜景クルーズツアーを探す
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今回参加した工場夜景クルーズツアーはこちら!
自由席プラン!工場夜景+PLUS 90分コース 株式会社レクシステム(レクトラベル)
ツアー詳細を見る
大人1名料金:3,800円
出発地:ピア日本丸または象の鼻(横浜)
運航スケジュール:金・土・日・祝日(スケジュール詳細は予約サイトにてご確認ください)
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初めて撮影に挑戦する方はこちらをチェック!
工場夜景撮影のキホン
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トラベルコスタッフおすすめのカメラ設定
●撮影に必要なもの
工場夜景撮影に必要な持ち物は、通常の夜景撮影と基本的には変わりません。一眼レフカメラまたはミラーレスカメラ、遠近撮影にも対応できるような標準〜望遠レンズは必需品。
三脚やレリーズがあれば長時間露光での撮影ができ、ブレを抑えたきれいな夜景写真を撮ることができます。手元を確認するための懐中電灯もお忘れなく!
●デジタル一眼レフカメラ、ミラーレスカメラの設定
AUTO撮影でももちろんきれいな写真は撮れますが、撮影モードを絞り優先(A/Av)にして、設定を変えながら楽しむのも◎。絞り優先モードで絞り値(F)やホワイトバランスを自由に変更しながら、より自分好みの写真に近づけてみましょう。
手持ち撮影の場合は、三脚を使用するときよりブレやすくなるため、絞り値をF2.8〜4.0程度、ISO感度を6400以上に設定するのがおすすめです。ホワイトバランスは白色蛍光灯や電球(白熱電球)に設定すると、青みが増したクールな印象となり、工場の無機質な質感をより一層表現できます。ぜひお試しあれ!
ホワイトバランスを変えると、同じ風景を撮ってもまた違った印象に!
※カメラ設定の名称はメーカーによって違う場合があります。詳細はメーカーサイトにてご確認ください。
***********************
ツアーで回れて安心♪
全国各地のおすすめ工場夜景スポット
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●はじめての撮影は工場夜景ツアーがおすすめ
工場夜景撮影には行きたいけれど、交通手段や撮影ポイントがわからず心配、という方へ! 工場夜景ツアーなら見どころをしっかり押さえることができちゃうんです。
各スポットを回る時間は決められていることが多いので、じっくり時間をかけて撮影することはできませんが、「まずは撮ってみたい!」という方はぜひ工場夜景ツアーへの参加をおすすめします♪
[川崎・京浜工業地帯/神奈川]
工場夜景の聖地といわれる千鳥町(川崎・京浜工業地帯) 画像提供:川崎市観光協会
今回のツアーレポートでもご紹介した、王道の工場夜景スポットの川崎・京浜工業地帯。製油所や化学工場、製鉄所、発電所などさまざまな種類の工場が放つ光はとても幻想的で、まるでSF映画のワンシーンのような光景が広がります。
特に人気なのは、工場夜景の聖地ともいわれる千鳥町。工場夜景と線路を一緒に撮影できるスポットとして、全国各地から工場夜景ファンが集まります。
[堺泉北臨海工業地帯/大阪]
築港新町から撮影したコスモ石油堺製油所(堺泉北臨海工業地帯) 画像提供:(公社)堺観光コンベンション協会
堺市から高石市にかけて広がる堺泉北臨海工業地帯は、京阪神地区を代表する工場夜景スポット! 臨海部に建ち並ぶ石油工場、化学工場がつくりだすパノラマ夜景は圧巻です。市道高砂1号線からは、ひしめきあう配管や金属の光沢など、工場が織りなす機能美を間近に見ることもできます。
[周南工業地域/山口]
水面の反射が美しい晴海親水公園(周南工業地域) 画像提供:周南市観光交流課
大規模なコンビナートを有する周南工業地域は、なんといってもアクセスの良さが魅力。街と工場の距離が近く、山陽新幹線の車窓からも工場夜景を眺めることができちゃうんです!
水面に反射する工場の灯りが美しい晴海親水公園、山頂から工場地帯と街並みを一望できる太華山など、撮影ポイントのバリエーションも豊富です◎
★全国の工場夜景ツアーを探す
いかがでしたでしょうか。見どころがぎゅっと詰まった工場夜景ツアーに参加して、ぜひ撮影にチャレンジしてみてください♪