沖縄本島北部エリアで欠かせない観光スポットのひとつが「今帰仁城跡」。
首里城と同じく、世界遺産にも登録されている城跡です。
今帰仁城跡へ車でアクセスする場合は、許田ICから国道58号を北上し、名護市営
沖縄本島北部エリアで欠かせない観光スポットのひとつが「今帰仁城跡」。
首里城と同じく、世界遺産にも登録されている城跡です。
今帰仁城跡へ車でアクセスする場合は、許田ICから国道58号を北上し、名護市営球場付近を右折。県道84号に入りさらに北上して、国道550号に入ると案内標識が見えてきます。渋滞していなければ、許田ICから40分ほどでたどり着きます。
見学にはチケット購入が必要です。今帰仁城跡と今帰仁村歴史文化センターと2つの施設の統一チケットになっていて、大人400円。城跡の入口でも購入できますが、駐車場付近にもチケット販売窓口があります。
今帰仁城跡は、13世紀に築城された北山王のグスク(城)のあった場所です。現在は建物などは残っていませんが、歴史的価値のある見どころがたくさんあり、北部エリアきっての絶景スポットとしても大人気。見どころも数多くあります。
御内原(うーちばる)は今帰仁城に仕えた女官が生活していた場所で、城内でも神聖とされる場所なのですが、絶景を眺めるならここがおすすめ。
標高の高い場所に築かれ、
首里城より敷地麺先の広い広大な城跡なので、北側一面に大海原を一望でき、周囲は深い森におおわれているという自然のダイナミックな絶景を見下ろすことができます。この絶景を見ているだけでも、自然を味方につけた、かなり強固な城だったんだろうと推測できます。歴史好きにもおすすめしたい場所です。
今帰仁城跡の長い城壁は、全長1.5kmもある城壁が蛇行しており、姿はかなりダイナミック。
琉球王国以前の沖縄では、中山(ちゅうざん)と北山(ほくざん)、南山(なんざん)という王国があり、それぞれが覇権争いを行なっていました。今帰仁城は北山の城で、この蛇行している城壁によってかなり防御力が高かったと伝えられているのだとか。
寒緋桜(かんひざくら)も有名です。今帰仁城跡は桜の名所として知られていて、毎年1~2月にかけて桜祭りが行われます。城跡を彩る南の島の赤い桜は本当に美しく、期間中は夜になると城跡がライトアップされて幻想的なお花見も楽しめます。この時期に沖縄を訪れるならぜひ。
城跡でもあり聖地でもある今帰仁城跡には、まだまだ見どころがたくさんあります。
沖縄美ら海水族館や
古宇利大橋とあわせて1日で巡ることができるので、北部エリアを観光する際は立ち寄ってみては。