北海道庁旧本庁舎は、1888年(明治21年)の完成時から、1968年(昭和43年)に新庁舎(現在の北海道庁本庁舎)が出来るまでの82年間にわたり、北海道の中枢としての役割を果たしました。
アメリカ風ネ
北海道庁旧本庁舎は、1888年(明治21年)の完成時から、1968年(昭和43年)に新庁舎(現在の北海道庁本庁舎)が出来るまでの82年間にわたり、北海道の中枢としての役割を果たしました。
アメリカ風ネオバロック様式のれんが造りの建物で、れんが・硬石・木材などの資材の多くは北海道産のものが使われました。また、約250万個にも及ぶれんがは、長手と小口を交互に並べた“フランス積み”という日本国内では珍しい手法が使われています。
1F正面ホールの三連アーチや階段側面の円形模様などが美しく、当時の西洋建築の特徴が随所に見られます。
北海道庁旧本庁舎は中に入ることができます。しかも入場料無料! 庁舎内の「北海道立文書館」や「北海道博物館 赤れんがサテライト」には、北海道の歴史や自然・文化に関する資料が展示されています。
「記念室(旧北海道長官・知事室)」は、歴代の長官や知事が実際に執務をしていた部屋がそのまま残っています。入った瞬間、他の部屋と違う雰囲気で歴史を感じ、感慨深いものがありました。
建築や歴史だけが北海道庁旧本庁舎の見所ではありません。庭に広がるチューリップや桜もきれいですし、池には鴨の親子がいることも。
札幌駅から徒歩約8分、大通駅から徒歩約10分と街中にありアクセスも最高です。
北海道庁旧本庁舎は1969年(昭和44年)に“国の重要文化財”にも選ばれています。歴史好きの方には特におすすめのスポットですよ!
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【トラベルコ事務局よりお知らせ】
北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)は、2019年10月より2022年度までの予定で大規模改修のため一時閉館しています。
訪問予定の方は最新情報をお確かめの上、お出かけください。
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