安達太良山(あだたらやま)は磐梯朝日国立公園内にある標高1,700mの山。福島県郡山市、猪苗代町、ニ本松市、大玉村にまたがってそびえる安達太良連峰の主峰です。日本百名山のひとつに数えられ、万葉集や詩人高村光
安達太良山(あだたらやま)は磐梯朝日国立公園内にある標高1,700mの山。福島県郡山市、猪苗代町、ニ本松市、大玉村にまたがってそびえる安達太良連峰の主峰です。日本百名山のひとつに数えられ、万葉集や詩人高村光太郎の詩にも詠まれています。高山植物の種類が多い山としても知られ、初夏に咲くヤエハクサンシャクナゲは天然記念物にも指定されている貴重な花です。
ロープウェイを利用すれば約1時間半で山頂まで登れるため、登山初心者にも人気。またロープウェイ山頂駅からほど近い位置にある「薬師岳パノラマパーク」は安達太良山の絶景を気軽に楽しめる場所で、とくに9月下旬から10月にかけての紅葉シーズンは多くの登山客でにぎわいます。
安達太良山の山麓には岳(だけ)温泉があり、登山前の宿泊地としても、下山後の汗を流すのにも便利です。