伊香保神社(いかほじんじゃ)は、群馬県渋川市にある神社。約1900年の歴史を持つ伊香保温泉の湯元近く、風情ある温泉街の石段を上りつめた先に鎮座しています。
伊香保神社はもともとは別の場所にあり、近くに
伊香保神社(いかほじんじゃ)は、群馬県渋川市にある神社。約1900年の歴史を持つ伊香保温泉の湯元近く、風情ある温泉街の石段を上りつめた先に鎮座しています。
伊香保神社はもともとは別の場所にあり、近くにそびえる水沢山を信仰の対象としていましたが、いつしか伊香保の源泉近くへ移り、温泉の守護神となったとされています。古くは『万葉集』にも詠まれた「伊香保」の地名は、「厳つ峰(いかつほ)」や「雷の峰(いかつちのほ)」に由来し、水沢山を指す古名だったと考えられています。
現在の祭神は温泉・医療・商売繁盛の神である大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)。この2神は、子宝授けのご利益があるともいわれています。毎年9月18〜20日は例大祭「伊香保まつり」が行われ、数百キロにもなる「本神輿」や、酒樽と丸太棒を使ってつくられた「樽みこし」が急な石段街を堂々と上る様子に歓声が上がります。