成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)は千葉県成田市にある寺院であり、真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の大本山のひとつ。年間1,000万人以上の参拝客が訪れる、全国でも有数の観光地です。人気の初詣スポ
成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)は千葉県成田市にある寺院であり、真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の大本山のひとつ。年間1,000万人以上の参拝客が訪れる、全国でも有数の観光地です。人気の初詣スポットとしても知られています。
本尊は“すべての人を救う”といわれる不動明王であり、「成田山のお不動さま」として多くの人々に信仰されています。
成田山にとって重要なのが、940(天慶3)年の開山以来、1日も絶えることなく続いている御護摩祈祷(おごまきとう)。御護摩の炎の中に護摩木(ごまぎ)という特別な薪を投入し、お願いごとの成就を祈願するものです。
広大な境内には重要文化財に指定されている仁王門(におうもん)、釈迦堂(しゃかどう)、光明堂(こうみょうどう)などさまざまな御堂が点在。御堂によって恋愛成就、商売繁昌、健康長寿などの異なるご利益があるとされ、なかでも不動明王を祀る大本堂ではすべてのご利益をいただけるといわれています。また各御堂ではそれぞれの御朱印を授かることができます。
源頼朝をはじめ多くの歴史上の人物が参拝に訪れているほか、歌舞伎の市川家とは初代團十郎から今日まで続く深い縁があり、「成田屋」の屋号の由来でもあります。