鎌倉唯一の国宝仏として高徳院に鎮座する「鎌倉の大仏」の正式名称は国宝銅造阿弥陀如来坐像。
1252年から約10年かけて造られたとされており、津波や台風、関東大震災など多くの災害にも負けず、鎌倉の歴史を
鎌倉唯一の国宝仏として高徳院に鎮座する「鎌倉の大仏」の正式名称は国宝銅造阿弥陀如来坐像。
1252年から約10年かけて造られたとされており、津波や台風、関東大震災など多くの災害にも負けず、鎌倉の歴史を見届けています。
入口で拝観料を払って中に進みましょう。
突如現れる、風格ある巨大な大仏様の姿は迫力満点! 奈良の大仏とは違い、鎌倉の大仏様は野ざらしで鎮座しているのも特徴のひとつです。高さ11.3m 重さ121tの巨大な大仏様が、晴れの日も雨の日も外に鎮座していると思うと心が清められます。
また、与謝野晶子が大仏様を「美男におはす」と詠んだことでも有名です。実際に行って、大仏様の美男ぶりを楽しむのも良いですね!
50円で大仏様の胎内に入って見学ができるのですが、これは他ではなかなかできない貴重な体験。どのようにして大仏様が造られたか、鋳造過程の説明も胎内にあるので、ぜひ胎内にも入ってみましょう。
大仏様の裏手には観音堂や与謝野晶子の歌碑もあり、緑に囲まれ野生のリスも頻繁に現れる癒やしスポットです。
大仏様の周りには大きく平たい石がたくさん置いてあり、休憩がてら腰掛けている人もちらほら。ベンチだと思っている人が多いようですが、実はこの石、大仏様が祀られていた大仏殿の礎石なのです。この石の大きさや数からも、昔の大仏殿の大きさが想像できます。
人気の観光地なので観光客でいつも賑わっています。開門と同時の8時に行くのがオススメ。御朱印と胎内拝観の受付時間は、営業時間よりも早く終わるので高徳院のHPで確認していきましょう。
冬場の夕方やお盆明けのお祭りの時は、大仏がライトアップされるので雰囲気の違う大仏様を拝むことができ、それも楽しいかもしれません!
境内はバリアフリーです。