数多くの路線バスが乗り入れる、
芦ノ湖南岸の元箱根港から歩いて10分ほど。一年中、運気アップを求めて多くの参拝者が足を運ぶ、箱根屈指のパワースポットです。
古くから続く山岳信仰の中心地として、奈良時代
数多くの路線バスが乗り入れる、
芦ノ湖南岸の元箱根港から歩いて10分ほど。一年中、運気アップを求めて多くの参拝者が足を運ぶ、箱根屈指のパワースポットです。
古くから続く山岳信仰の中心地として、奈良時代に開かれた箱根神社。箱根山の神・箱根大神を祀る、創建1260年を超える古社です。源頼朝が鎌倉幕府を開く前に源氏復興を祈願した、徳川家康が焼失した社殿を再建した……。数々の名将が訪れ、明治以降も偉人たちに崇敬されてきた歴史を持ちます。境内には数多くの参拝・必見ポイントがあるので、じっくりと時間をかけて巡るのがおすすめです。
手水舎で心身を清めたら、まず目の前にある「矢立の杉」へ。樹齢1200年と伝わるこの巨木は、坂上田村麻呂が戦勝を祈願し成就したことに由来する場所。現在も著名なスポーツ選手の願掛けが多く、勝利祈願なら立ち寄りたいところです。
老杉に囲まれた90段の石段を進んだ先にあるのが、朱塗りの権現造りという堂々たる姿の「御社殿」。列に並んで参拝を終えたら、すぐ横に置かれた「なで小槌」を見逃さずに。3回なでてから心のなかで願い事をとなえ、お札所で「小槌御守(500円)」を授かると、願いが叶うといわれています。
「御社殿」の向かい側にある「お札所」では、箱根神社のお札やお守りに加えて、縁結びで有名な「
九頭龍神社」のお守り(九頭龍えんむすび御守1,000円)などもいただけます。御朱印(箱根神社では御神印と呼ばれる、500円)は、駐車場横にある「お札所(南)」で受け付けています。
続いて、右手にある「
九頭龍神社」の分社である新宮へお参りを。
本宮よりも気軽に良縁祈願ができると人気を集めています。この社殿手前にあるのは、龍の口から湧き水が流れる「龍神水」。持ち帰って神棚などにおさめると住まいを清めてくれるという、ありがたい霊水です。持ち帰り用のペットボトルは、「お札所」にて100円で授与されています。
石段を降りたら、そのまま直進して車道も越え、
芦ノ湖畔の「平和の鳥居」へ向かいましょう。湖面に建つ大きなこの鳥居は真下にまで行けるので、ひと味違った箱根の記念写真が撮れると話題になっていますよ。