別名「竹寺」とも呼ばれ、ミシュラン・グリーンガイドで三つ星を獲得した竹の庭が美しいお寺です。
竹林はもちろん、報国寺一帯の地形も特徴的。この辺りは山あいに位置していて谷戸(やと)と呼ばれ、静かでひんや
別名「竹寺」とも呼ばれ、ミシュラン・グリーンガイドで三つ星を獲得した竹の庭が美しいお寺です。
竹林はもちろん、報国寺一帯の地形も特徴的。この辺りは山あいに位置していて谷戸(やと)と呼ばれ、静かでひんやりとした雰囲気を感じることができます。川端康成も報国寺を気に入って、よく散策に訪れたそう。
アクセスは鎌倉駅から京浜急行バスで約10分、バス停「浄明寺」で降りて徒歩3分ほど。鎌倉駅から徒歩で行く場合は30分ほどかかります。
山門をくぐって枯山水の庭園を見学しながら進み、まずは本堂でお参りをしましょう。本堂の横には御朱印所と「竹の庭」の拝観受付があります。拝観料は400円、竹の庭で抹茶をいただく場合はここで先にお金を支払っておく必要があり、プラス600円を支払います。
奥へ進むと竹林が広がる竹の庭が現れます。約2000本の孟宗竹の竹林に足を踏み入れると、そこはもう異世界。まっすぐに伸びる青々とした竹の中の散策は、最高のリフレッシュになること間違いありません!
竹の葉がそよぐ音や竹林の間から差し込む太陽の光はまさに自然の芸術で、石塔やお地蔵様の近くに生えた苔も可愛らしいですよ。
竹の庭は、このお寺を開いた仏乗禅師が修行と詩作を行った跡地だそう。お茶処「休耕庵」で竹林を間近に見ながらお抹茶とお菓子をいただく時間は、究極のパワーチャージになりそうです。なお、お抹茶をいただける休耕庵は席に限りがあるので、待つ覚悟で時間に余裕を持っていくのをオススメします(抹茶の受付は15:30まで)。
竹の庭の横には枯山水の庭園と、その奥の山肌には三つのやぐらがあります。このやぐらは足利家時の一族のお墓だと言われています。
毎週日曜日は、一般の方でも参加できる座禅会が行われています。時間や持ち物、参加する際の注意点などがいくつかあるようなので、詳細は報国寺のHPで確認してみてください。
報国寺の近くには浄妙寺や
杉本寺、味わい深い洋風建築の旧華頂宮邸もあるので、併せて観光するのも良いですね。