開港150周年を記念して2009年に誕生した「象の鼻パーク」は、横浜赤レンガ倉庫と山下公園を結んだ横浜観光の中心といえる位置にあります。
近年整備された公園ですが、実は横浜港発祥の地であり大変
開港150周年を記念して2009年に誕生した「象の鼻パーク」は、横浜赤レンガ倉庫と山下公園を結んだ横浜観光の中心といえる位置にあります。
近年整備された公園ですが、実は横浜港発祥の地であり大変歴史のある地区です。1859(安政6)年に横浜港の開港にあたり、ここに2本の直線状の波止場がつくられました。その後、1867(慶応3)年に波止場は湾曲した形に作り替えられ、その形状が象の鼻に似ていたことから「象の鼻」と呼ばれるように。
象の鼻地区はその後も何度か整備され、波止場も都度形を変えてきましたが、公園として整備するにあたり明治期の形に復元。また、工事中に明治期の遺構が発見され、園内で保存活用や解説パネルが設置されるなど、横浜港の歴史を偲ばせています。
港や海を見渡せる芝生スペースや遊歩道、ベンチなどがあり、開放感は抜群。現在も港湾として機能しているので、湾岸に並ぶ船や海を行き交う船を見ることができます。
敷地内にある「象の鼻テラス」はカフェを併設しており、地場野菜を使ったメニューや象をモチーフとしたソフトクリームなどを楽しめます。
夜はみなとみらいの夜景が見られるだけでなく、園内にあるスクリーンパネルがパープルなどにライトアップされて幻想的な雰囲気。デートスポットとしてもおすすめです。