横浜中華街にある「横浜媽祖廟」は中国の有名な女神、媽祖を祀る廟。媽祖は北宋時代に福建省に実在した人物。神からの教えと不思議な力で、悪や災いを退け、人々の病を癒したと伝えられています。夢で父や兄弟を海難事故か
横浜中華街にある「横浜媽祖廟」は中国の有名な女神、媽祖を祀る廟。媽祖は北宋時代に福建省に実在した人物。神からの教えと不思議な力で、悪や災いを退け、人々の病を癒したと伝えられています。夢で父や兄弟を海難事故から救助したという伝説も残っています。天に召された後は女神として祀られるようになり、現在でも航海の安全を護る海の神としてのみならず、自然災害・疫病・戦争・盗賊から人々を護る女神として、中国や台湾、華僑が住む世界各地で厚く信仰されています。
廟を守る牌楼(門)は、きらびやかで異国情緒満点。廟では線香を購入し、5つある香炉へ線香を供えるのが正式な参拝方法です。お参りの仕方は案内してくれる方がいるので安心。内装は色とりどりで美しく、何柱もの神様が鎮座しており神聖な雰囲気です。神様に願い事をしたいときは、さらに金紙をお供えします。中国式のおみくじも体験できます。
廟には媽祖だけでなく、学問の神様「文昌帝君(ぶんしょうていくん)」、安産の神様「臨水夫人(りんすいふじん)」、子宝の神様「註生娘娘(ちゅうせいにゃんにゃん)」、金運や財産安全の神様「福徳正神(ふくとくせいしん)」、そして縁結びの神様「月下老人(げっかろうじん)」も祀られています。最近では、縁結びのスポットとしても注目が高まっています。ピンク色の良縁祈願お守りもかわいいと評判。