御霊神社(ごりょうじんじゃ)は、鎌倉市内の坂ノ下という閑静な住宅街の奥まった場所にある小さな神社。
平安時代に鎌倉・湘南エリアを開拓した鎌倉権五郎景政という武士が祭られており、「権五郎神社」「権五郎さ
御霊神社(ごりょうじんじゃ)は、鎌倉市内の坂ノ下という閑静な住宅街の奥まった場所にある小さな神社。
平安時代に鎌倉・湘南エリアを開拓した鎌倉権五郎景政という武士が祭られており、「権五郎神社」「権五郎さま」の名前でも親しまれています。その命日とされる9月18日に開催されるのが「面掛行列」。伎楽、舞楽、田楽などに使われるお面をつけた十人衆が街を練り歩く、県指定の無形民俗文化財です。また7月の海の日に行われる例祭(御供流し)では、海神を鎮め、海で遭難した人々の霊を鎮める神事が行われ、海までお神輿が担がれます。
境内はパワースポットとして知られており、樹齢約400年の御神木のタブノキや夫婦円満・家内安全・子宝安産のシンボルとされている夫婦銀杏などがあります。お稲荷さまや秋葉神社などさまざまな神様を祭る小さな祠も点在。それら境内社のひとつである石上神社は、海上安全・豊漁の守護神として崇敬されています。
鳥居と江ノ電の組み合わせだけでも十分フォトジェニックですが、梅雨の時期になるとそこにあじさいもプラス。美しい情景を見せてくれます。