JR弥彦線弥彦駅から2kmほど東側にそびえる、標高634mの弥彦山。山麓にある「彌彦神社」の御祭神と妃神を祀る「御神廟」があることから、山全体が神域として人々に崇拝されてきました。
彌彦神社境内の裏手
JR弥彦線弥彦駅から2kmほど東側にそびえる、標高634mの弥彦山。山麓にある「彌彦神社」の御祭神と妃神を祀る「御神廟」があることから、山全体が神域として人々に崇拝されてきました。
彌彦神社境内の裏手から登山道を歩いて約15分の場所に「弥彦山ロープウェイ」の山麓駅があります。全長1,000mを所要約5分で結ぶロープウェイの大型ゴンドラからは、越後平野を眼下に見わたせます。
山頂駅の目の前にある「パノラマタワー」は、乗り込む部分が回転しながら100mほど昇降する展望塔。最上部からは360度の景色を眺められ、東側に越後平野、西側に日本海という、まったく異なる風景を同時に楽しめます。なかでも、水平線に太陽が沈む夕景は、新潟屈指の美しさと評判です。
車であれば、夜間と早朝の時間帯に通行無料の弥彦山スカイラインで山頂へアクセスできます(23:00-5:00と冬期の降雪期間は通行止め)。夜間には「全国夜景100選」や「日本夜景遺産」に選ばれた美しい夜景を。早朝には、越後平野のかなたに連なる山並みから顔を出す日の出の風景を楽しめます。