新潟総鎮守・白山神社のすぐ隣にある新潟県政記念館は、国内の極めて貴重な洋風建築物として、国の重要文化財にも指定されています。明治16(1883)年から昭和7(1932)年まで新潟県会議事堂として使用され、新
新潟総鎮守・白山神社のすぐ隣にある新潟県政記念館は、国内の極めて貴重な洋風建築物として、国の重要文化財にも指定されています。明治16(1883)年から昭和7(1932)年まで新潟県会議事堂として使用され、新潟県政の中心地として重要な役割を果たしてきました。
館内全体が貴重な資料を展示する資料館となっており、議場、議長席、傍聴席や、議員控室などを見て回ることができます。
正面(古町側)や少し斜め側から見ると、同施設最大の特徴のひとつである、まるで翼を広げているかのような特徴的な外観がよく見て取れます。建築は、当時の大阪駅舎などを手がけた星野総四郎が監督。明治期に多くみられた「擬洋風建築」と呼ばれる様式で、建物中央にある特徴的な八角塔屋をはじめ、建物両翼の切妻屋根などの意匠を取り入れています。2階へと向かう階段は「鳴り天井」になっており、階段の途中で天井に向かい手を強く叩くと、音が反響して聞こえてきます。
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【トラベルコ事務局よりお知らせ】
新潟県政記念館は、耐震改修工事に伴い令和10年3月31日までの予定で一時休館しています。
訪問予定の方は最新情報をお確かめの上、お出かけください。
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