福井県立恐竜博物館(ふくいけんりつきょうりゅうはくぶつかん、英: Fukui Prefectural Dinosaur Museum、略: FPDM)は、福井県勝山市村岡町の長尾山総合公園(かつやま恐竜の森
福井県立恐竜博物館(ふくいけんりつきょうりゅうはくぶつかん、英: Fukui Prefectural Dinosaur Museum、略: FPDM)は、福井県勝山市村岡町の長尾山総合公園(かつやま恐竜の森)内にある、恐竜を主たるテーマとした自然史博物館である。カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館と並び、世界三大恐竜博物館と称され、日本における恐竜博物館の代表格である。
博物館に程近い勝山市北谷町の手取層群北谷層(下部白亜系)からは、恐竜のほか、ワニ、カメ、魚類、淡水生貝類、陸生植物などの化石が産出している。この化石発掘現場は、2014年7月から野外恐竜博物館の一部として、見学することができる。2009年10月に、勝山市全域が恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークとして日本ジオパークに認定された。2017年2月には、勝山で発見された5種の新種の恐竜の化石標本とその発掘現場が「学術上重要な標本とその産地として貴重である」と認められ、「勝山恐竜化石群及び産地」として国指定天然記念物(地質・鉱物)に指定された。