武田神社(たけだじんじゃ)は、山梨県甲府市にある武田信玄を祭神とする神社。甲斐武田氏3代、信虎・信玄・勝頼が60年余りにわたって国政を執った「躑躅が崎館(つつじがさきやかた)」跡に1919(大正8)年に創建
武田神社(たけだじんじゃ)は、山梨県甲府市にある武田信玄を祭神とする神社。甲斐武田氏3代、信虎・信玄・勝頼が60年余りにわたって国政を執った「躑躅が崎館(つつじがさきやかた)」跡に1919(大正8)年に創建されました。「勝運」のご利益が有名で、勝負事に限らず、「人生そのものに勝つ」「自分自身に勝つ」と願いを込めるのもいいでしょう。また、武田氏が農業、商業、工業を振興したことから産業・経済の神としても信仰を集めています。
館跡には当時からの堀や石垣、古井戸などが残っており、往時の武田氏一族の暮らしぶりが目に浮かびます。宝物殿にある国指定重要文化財の「太刀銘『一(いち)』」(吉岡一文字)をはじめ、よろいや甲冑(かっちゅう)、刀剣などの展示も要チェック。また、創建時に県下各地から奉献された樹木により、四季折々の自然の美しさも楽しめます。境内にある「三葉の松(さんようのまつ)」は黄金色になって落葉することから、身につけると金運がアップするともいわれています。