身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)は、日蓮宗の総本山として知られる山梨県南巨摩郡身延町にある寺院。鎌倉時代、1274(文永11)年に日蓮聖人によって開かれ、今日まで参拝者が絶えることのない聖地です。
身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)は、日蓮宗の総本山として知られる山梨県南巨摩郡身延町にある寺院。鎌倉時代、1274(文永11)年に日蓮聖人によって開かれ、今日まで参拝者が絶えることのない聖地です。
門前町を抜けて三門をくぐった先には本堂へ続く287段の石段「菩提梯(ぼだいてい)」があり、登り切れば悟りの境地である涅槃(ねはん)に達するといわれています。本堂の天井画「墨龍(ぼくりゅう)」のほか、本堂地階の宝物館に所蔵されている国宝や重要文化財など、境内には多数の見どころがあります。また樹齢400年といわれるシダレザクラは全国的にも有名で、見頃を迎える3月下旬から4月上旬ごろには特に多くの観光客が訪れます。