金峰山は山梨県と長野県の県境に位置する標高2,599mの山。日本百名山のひとつであり、奥秩父連峰の名峰と呼ばれる山です。山梨県側ではきんぷさん、長野県側ではきんぽうさんと呼ばれています。
古くから信仰
金峰山は山梨県と長野県の県境に位置する標高2,599mの山。日本百名山のひとつであり、奥秩父連峰の名峰と呼ばれる山です。山梨県側ではきんぷさん、長野県側ではきんぽうさんと呼ばれています。
古くから信仰の山として知られており、修験道の開祖、役小角(えんのおづぬ)によって、奈良県吉野の金峰山から蔵王権現を勧請(かんじん)したことに始まったといわれています。山頂にある高さ約15mの五丈岩が本宮であり金峰山信仰のシンボル。五丈岩の南側には祠や灯籠があり、巨大な花崗岩からなる奇景も含め、見応えのある景観を作り上げています。
日帰り登山はもちろんのこと、金峰山から瑞牆山(みずがきやま)への縦走ルートも人気。金峰山小屋または富士見平小屋で宿泊して登る登山者もいます。