堂ヶ島天窓洞(どうがしまてんそうどう)は、静岡県賀茂郡西伊豆町仁科にある、国の天然記念物に指定された海蝕洞である。
洞窟内部中央付近の天井に、複数回の陥没や崩落によってできた直径10数メートルの穴が開
堂ヶ島天窓洞(どうがしまてんそうどう)は、静岡県賀茂郡西伊豆町仁科にある、国の天然記念物に指定された海蝕洞である。
洞窟内部中央付近の天井に、複数回の陥没や崩落によってできた直径10数メートルの穴が開いて抜け落ちており、洞内へ入る遊覧船に乗船して見上げると、ちょうど屋根に天窓を開けたようになっているため天窓洞の名で呼ばれている。天窓洞のある堂ヶ島地区は駿河湾に面した伊豆半島西岸のほぼ中央に位置し、天窓洞を含む海岸の一帯は指定名称伊豆西南海岸として国の名勝にも指定されている。
古くから西伊豆海岸の景勝地として知られており、「堂ヶ島天窓洞」の名称で1935年(昭和10年)8月27日に国の天然記念物に指定された。また、2011年(平成23年)に制定された伊豆半島ジオパークのリストのひとつにも登録された。