尾張名古屋は城でもつと言われていますが、名古屋の観光スポットとしても真っ先に挙がるのが名古屋城。日本100名城に選定されており、国の特別史跡にも指定されています。
名古屋城は1612年に徳川家
尾張名古屋は城でもつと言われていますが、名古屋の観光スポットとしても真っ先に挙がるのが名古屋城。日本100名城に選定されており、国の特別史跡にも指定されています。
名古屋城は1612年に徳川家康が天下統一の最後の布石として築いた城。1945年の戦災により本丸のほとんどが焼失してしまいましたが、名古屋のシンボルとして再建を望む市民の声によって1959年、天守が再建されました。
2009年から約10年の復元工事を経て2018年6月に本丸御殿の復元も完了し、完成公開を迎えました。尾張藩主の住居・藩の政庁としての役割を担っていた本丸御殿。その風格から近世城郭御殿の最高傑作と言われ、かつては国宝にも指定。現在、国宝になっている京都
二条城の二の丸御殿と並ぶ美しさを誇る武家風書院造でした。400年前から甦った黄金に輝く障壁画や飾金具に、思わず見とれてしまうこと必至。本丸御殿内の観覧所要時間は約30分~1時間ほどです。
名古屋城は桜の名所としても有名。春には、ソメイヨシノやシダレザクラなど約1,000本の桜が咲き誇り、見頃の時期には桜まつりも行われます。幻想的な夜間のライトアップもあり、この時期はお城と桜が同時に楽しめます。そのほかにも四季を通じてさまざまなお祭りやイベントが開催されています。
また、名古屋おもてなし武将隊®による観光案内や演武なども楽しむことができます。
武将隊は名古屋にゆかりがある織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、加藤清正、前田慶次の6武将と4人の陣笠隊で構成されています。日本の歴史に名を残す人物ばかり。写真撮影にも気軽に応じてくれるようです。
名古屋城の入り口付近には金シャチ横丁があります。正門近くには、かつての尾張徳川藩の城下町(尾張徳川藩初代藩主 徳川義直)をイメージした「義直ゾーン」、東門近くには、モダンなデザインを取り入れたお店が軒を連ねる(尾張徳川藩7代藩主 徳川宗春をイメージした)「宗春ゾーン」があり、名古屋の老舗店から新店まで19店舗が集結。なごやめしが堪能できるグルメスポットとして人気を集めています。
四季折々の日本の情緒が堪能できる名古屋城は必見です。
所要時間:1時間ほど
※現在、天守閣への入館はできません