高山陣屋(たかやまじんや)は岐阜県高山市にある国指定史跡。陣屋とは幕府から派遣された代官や郡代が執務した役所のことで、江戸時代、飛騨の地が幕府が直接支配する幕府直轄領となったことにより作られました。こうした
高山陣屋(たかやまじんや)は岐阜県高山市にある国指定史跡。陣屋とは幕府から派遣された代官や郡代が執務した役所のことで、江戸時代、飛騨の地が幕府が直接支配する幕府直轄領となったことにより作られました。こうした郡代役所は幕末には全国に60数カ所あったといわれていますが、主要建物が残っているのはこの高山陣屋のみ。陣屋内の表門から玄関、大広間などの各所は江戸時代の間取りがそのまま残されており、当時の暮らしぶりが伝わってきます。
高山陣屋の前では毎朝「陣屋前朝市」が開催されており、地野菜や果物、お漬物など素朴な商品が店頭に並びます。