神戸というと港町の印象が強いかもしれませんが、市街地のすぐ背後には山が迫っています。そう、六甲山です!
阪神間からのアクセスもよく、ケーブルカーならわずか10分ほどで山上に行けるので、観光客にも地元客
神戸というと港町の印象が強いかもしれませんが、市街地のすぐ背後には山が迫っています。そう、六甲山です!
阪神間からのアクセスもよく、ケーブルカーならわずか10分ほどで山上に行けるので、観光客にも地元客にも人気がある六甲山。標高は約931m、西は須磨から東は宝塚まで東西にわたって連なる山々は「六甲山地」とも呼ばれています。山上には、牧場や植物園、アウトドアが楽しめる施設など多彩な観光スポットが点在していて、それらの施設にはバスで行くことができます。
標高約737mの六甲ケーブル六甲山上駅のそばにあるのが、六甲山の眺望スポット「天覧スポット」(六甲山上展望台)です。また、さらに六甲山頂方面へ進んだところにある「六甲ガーデンテラス」も、眺望スポットとしておすすめです。ここでは、明石海峡から大阪平野、関西国際空港まで広がる美しい眺望が堪能できます。夜は1000万ドルの夜景ともいわれる絶景が眼下に広がり、その美しさに魅せられます。
六甲山の新名所として注目を集めているのは「自然体感展望台 六甲枝垂れ」。山上に立つ大きな樹をイメージして作られていて、独特な形をした「枝葉」のフレームが目を引きます。フレーム越しの木漏れ日や、ヒノキの香漂う展望台内部等もおすすめの鑑賞ポイントです。
お花が好きだという人は「六甲高山植物園」を訪れてみましょう。海抜865mの六甲山頂付近に位置し、冷涼な気候を利用して、5万平方メートルの園内では世界の高山植物や寒冷地植物、六甲自生植物や山野草など約1,500種が栽培されています。自然に近い状態で高山植物が観賞できるように工夫されたロックガーデンもありますよ。
また、六甲山の自然を活かしたスリル満点の本格アスレチックとして話題を呼んでいるのが「フォレストアドベンチャー・神戸六甲山」。全長約220mのジップスライドは迫力満点で、空中散歩を満喫できますよ。2019年は11月17日(日)まで<営業予定>、事前予約すると大人・小人一律3,700円、当日入場料金は大人4,120円〈中学生以上〉、小人3,810円〈小学生〉、カンツリーハウスの入園料も込み。
その他、六甲山フィールドアスレチックや六甲オルゴールミュージアムなど、六甲山上にはさまざまな施設があり、1日では体験しきれないほどです。
六甲ガーデンテラスから徒歩約3分、あるいは六甲山上バスで六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅へ。そこから六甲有馬ロープウェーに乗れば、約12分で有馬温泉駅に行くこともできます。六甲山を散策した後は有馬温泉でゆったりくつろぐのもいいですよ!
六甲山へのアクセスは、阪神御影駅からは神戸市バス16系統、JR六甲道駅と阪急六甲駅からは神戸市バス16系統か106系統に乗り、六甲ケーブル下駅へ。六甲ケーブル下駅から六甲ケーブルで約10分、六甲山上駅に到着。六甲山の玄関口である六甲ケーブル山上駅からは各バスを利用して施設巡りを。
六甲山上バスは、六甲オルゴールミュージアム、六甲高山植物園、六甲山カンツリーハウス、六甲ガーデンテラスなどと結ばれています。六甲摩耶スカイシャトルバスは、六甲山牧場、摩耶山天上寺を経由して摩耶ロープウェー山上駅 (「まやビューライン」星の駅)まで運行。
どこへ行くか、プランをきっちり立て、バスの時間もしっかりチェックしてから回ってみるようにしましょう。