戎橋(えびすばし)ほとりのビル壁面に輝く「グリコサイン」は、道頓堀の顔。初めてこの地に看板が設置されたのは1935(昭和10)年で、時代によって看板は変わり、現在は6代目とか。高さは約20m。橋の上か
戎橋(えびすばし)ほとりのビル壁面に輝く「グリコサイン」は、道頓堀の顔。初めてこの地に看板が設置されたのは1935(昭和10)年で、時代によって看板は変わり、現在は6代目とか。高さは約20m。橋の上からの撮影も定番ショットですが、道頓堀川沿いの歩道へ下りて看板の対岸から撮影するのも良いアングルです。
道頓堀の一角に落ち着いたたたずまいを見せる法善寺横丁。もともと浄土宗天龍山法善寺の境内にあたり、「水かけ不動」の名で親しまれる法善寺の西向不動尊へは多くの人がお参りします。織田作之助の小説『夫婦善哉』の舞台としても有名。横丁内には老舗の飲食店もあり、観光客だけでなく、食通にも人気の場所です。
食通が集まる道頓堀には、庶民グルメの代表格であるたこ焼きの名店も軒を連ねます。屈指の老舗「本家大たこ道頓堀店」は大きなぶつ切りのタコが特徴。「くれおーる道頓堀店」は70席もあり、たこ焼き、お好み焼き、串かつを一度に堪能できます。タコの大看板が目を引く「たこ家道頓堀くくる本店」では、タコがはみ出すびっくりたこ焼がインパクト大。また、生ダコが入ったたこ焼きが話題の「道頓堀 赤鬼」や、特製ソースが人気で釜炊き塩味もおいしい「たこ焼き道楽わなか道頓堀店」、明石焼きも味わえる「たこ昌道頓堀本店」などバリエーションも豊富。いくつか食べ歩いて好みの味を見つけてみてはいかが?
太左衛門橋そばにある「ドン・キホーテ道頓堀店」はインパクトの大きな存在感。そこにあるのは一周約15分で回る大観覧車「えびすタワー」です。世界初の長円形観覧車で、4人乗りのゴンドラが水平に回転するところがあるのも世界初の構造なのだとか。VRゴーグルを装着して搭乗すれば、ゴンドラの外で空中浮遊しているような体験ができるVRゴンドラも話題です。営業時間 は16:00~22:00(最終搭乗時間21:45)。営業日や料金は、公式サイトで確認を。
新大阪・梅田方面、天王寺方面からは、Osaka Metro御堂筋線・四つ橋線・千日前線の「なんば」駅を。阪神電車・近鉄は「大阪難波駅」を利用。いずれの駅からもグリコの看板を目指すなら14番出口が便利です。また、Osaka Metro堺筋線・千日前線であれば「日本橋」駅2番出口を。南海電鉄「なんば」駅北出入口からは北方向へ。関西国際空港(関空)から直行する場なら、南海電鉄特急ラピートを利用すれば約35分で南海「なんば」に到着。またリムジンバスでは関空からなんば(OCAT)まで約50分。大阪国際空港(伊丹)からは大阪空港バスでなんば駅前(またはOCAT)まで約30~40分です。