JR大阪駅からうめきた広場方面へ向かうと、目の前にそびえるのが梅田スカイビルです。グランフロント大阪の北館と南館の間を進むと、スカイビルに至る歩行者専用の地下歩道が見えてきます。
梅田スカイビ
JR大阪駅からうめきた広場方面へ向かうと、目の前にそびえるのが梅田スカイビルです。グランフロント大阪の北館と南館の間を進むと、スカイビルに至る歩行者専用の地下歩道が見えてきます。
梅田スカイビルというと、ビルの最上部にある空中庭園展望台が有名です。地上40階・地下2階、高さ約173mの大阪のランドマークです。メタリックな雰囲気で、タワーイースト(東棟)、タワーウエスト(西棟)の二つのタワーをてっぺんで連結するように円形の「空中庭園展望台」が設置され、巨大な凱旋門のような建造物。
空中庭園展望台へは、まずエスカレーターで3階へ。そこから視界360度のエレベーターに乗り換えると、一気に35階へ。さらにチューブ型「シースルーエスカレーター」に乗り換えて、39階の空中庭園エントランスに向かいます。ここまでは無料です。39階に着いたら、1,500円のチケットを買って、いよいよ40階の空中庭園です。
梅田を中心とした大阪の都心と遠くに緑の山々が一望できるので、登ってみる価値は大です。また、
六甲山へと沈むオレンジ色の夕陽は「日本の夕陽百選」に、高層ビルのネオンやライトアップされた
大阪城などが望める夜景は「日本の夜景100選」にも選ばれているほどで、昼間とはまた違った雰囲気です。
空中庭園展望台を訪れる人が多いのですが、ビル自体はオフィス以外にもレストランや各種ショップ、シネマなども入る複合施設で、人の出入りも多く、いつ行っても賑わっています。タワーウエスト27階には日本を代表する洋画家の体感型アートミュージアム「絹谷幸二 天空美術館」があり、入館料は1,000円ですが、空中庭園(入場料1,500円)とセットだと2,000円になり、おトクです。
近代的なビルにあってユニークなスポットが、地下1階にある昭和の街並みが再現された「滝見小路」。トイレは銭湯のような入口で、下駄箱があったり、お店とお店の間には時代ものの国産車や昔のビクターの犬が置かれていたり、レトロな懐かしさを感じさせます。レストラン街なので、お好み焼きや串揚げなど、大阪ならではの味も堪能できますよ。
ちなみに毎年12月にはクリスマスマーケットが開催され、きれいなイルミネーションやメリーゴーランドなども登場し、海外のクリスマス気分を味わえます。
梅田スカイビルへのアクセスは、JR大阪駅、阪急電車の梅田駅、Osaka Metro御堂筋線の梅田駅から徒歩約10分です。