祭神の菅原道真公がこよなく愛した梅の花が神紋であり、シンボルです。 境内に約1,500本の梅の花が咲き誇る京都屈指の梅名所で、2月上旬ごろから3月下旬ごろにかけて梅苑が公開されます。道真公の祥月命日に
祭神の菅原道真公がこよなく愛した梅の花が神紋であり、シンボルです。 境内に約1,500本の梅の花が咲き誇る京都屈指の梅名所で、2月上旬ごろから3月下旬ごろにかけて梅苑が公開されます。道真公の祥月命日にあたる2月25日の梅花祭では、上七軒の舞妓さんによる華やかな野点が行われます。
珍しい建築様式の国宝本殿をはじめ、太陽・月・星を表す三光門、四季折々の風景が見どころですが、期間限定で開かれる宝物殿も必見。「天神さん」こと道真公の生涯や、神社の起源、天神さんを信仰した人々の姿を描いた全9巻の国宝『北野天神縁起絵巻』(展示は複製)を見ることができます。
学問の神様・道真公を祭る天神社、天満宮の総本社であることから学業関連のご利益アイテムが豊富で、お守りのほか、受験勉強に役立つ「学業鉛筆」などもあります。また、本殿前の三光門にちなんだ「五色の星まもり」も人気です。願い事が叶ったらお礼参りも忘れずに。
参道沿いには牛の石像「撫で牛(なでうし)」がいくつもあり、頭や体の気になる場所をなでるとご利益を授かると伝わります。本殿左手奥の「牛社」もぜひ足を延ばしたいスポット。境内の撫で牛で最も古い「一願成就のお牛さん」は、一つだけ願いを叶えてくれるそうですよ。
豊臣秀吉公が京の都を守るため境界として築いた土塁「御土居(おどい)」跡は、約350本の紅葉が彩る「もみじ苑」として近年人気を集めています。例年見頃を迎える11月中旬にはライトアップも実施され、昼とはまた異なる幽玄な世界が楽しめますよ。
毎月25日の縁日に開かれる天神市では、骨董品や古着物、ハンドメイドの品を扱う店が境内に並び賑わいます。この日の日没後から夜9時まで、境内の石灯籠や釣灯籠に灯りがともり、幻想的な雰囲気に包まれます。また、近年は梅苑のライトアップも話題です。今後の予定は公式サイトで確認を。
北野天満宮の門前に店を構える「とようけ茶屋」は、行列ができることも多い人気店。湯豆腐のほか、湯葉や油揚げ、生麩を使った料理が楽しめます。また、御前通(おんまえどおり)という名の参道にある江戸時代創業の「たわらや」では、太くて長く一本の、縁起物として親しまれてきた「名物たわらやうどん」がおすすめです。