錦帯橋(きんたいきょう)は山口県岩国市の錦川にかかる5連の木造橋。日本三名橋のひとつに数えられ、1673年、岩国藩主の吉川広嘉(きっかわ ひろよし)によって創建されました。その後、洪水被害や劣化を理由にたび
錦帯橋(きんたいきょう)は山口県岩国市の錦川にかかる5連の木造橋。日本三名橋のひとつに数えられ、1673年、岩国藩主の吉川広嘉(きっかわ ひろよし)によって創建されました。その後、洪水被害や劣化を理由にたびたび再建され、2004年に現在の美しい姿になりました。
橋の長さは直線で193.3m、幅5m、橋台の高さは6.64m。世界的にも珍しい5連構造で、うち中央3連はアーチ構造になっています。橋のたもとから見上げるとその構造美がよく見てとれます。なお、錦帯橋の往復には入橋料が必要で、すぐ近くにある岩国城の拝観料・ロープウェイ往復チケットとのセット券がお得です。
春は桜、夏は鵜飼いや花火、秋は紅葉、冬は雪化粧と、四季折々の色彩豊かな景観が実に見事。1922年には国の名勝に指定されました。例年春と夏~冬の期間には夜間のライトアップも行われています。