広島県東部に位置し、万葉集の中でも歌われているほど古くから存在する港町で、海にせり出したような景観が見事。
そして、当地を代表する銘品、保命酒(ほうめいしゅ)の酒蔵が織りなす町並みも魅力のひとつです。
広島県東部に位置し、万葉集の中でも歌われているほど古くから存在する港町で、海にせり出したような景観が見事。
そして、当地を代表する銘品、保命酒(ほうめいしゅ)の酒蔵が織りなす町並みも魅力のひとつです。
保命酒は13種類の漢方薬と麹米、もち米、焼酎を合わせた薬用酒で、酒蔵は現在4社あります。それぞれが異なる味わいの保命酒を造っていて、飲み比べセットも販売しています(ともてつバスセンターにて)。
国指定の重要文化財である太田家住宅は一般公開され、伝統の酒造りと鞆の浦の豪商の邸宅は一見の価値があります(入館料/中学生以上400円、小学生200円)。
そして、太田家住宅のそばにある常夜燈は鞆の浦を代表する景観。ここから眺める港の風景は穏やかで、ぜひ写真に収めておきたいスポットです。
また、“鞆の祇園さん”とも呼ばれている沼名前神社(ぬなくまじんじゃ)や福禅寺も訪れておきたい名所。沼名前神社には桃山期の能舞台があり、福禅寺には鞆の海の対岸にある仙酔島を見渡せる「対潮楼」があります。