宮島で厳島神社の大鳥居と並んで目を引く五重塔。創建は室町時代中期の1407(応永14)年といわれ、高さは27.6m。国の重要文化財に指定されています。また、室町時代に毛利元就と陶晴賢(すえはるかた)が戦った
宮島で厳島神社の大鳥居と並んで目を引く五重塔。創建は室町時代中期の1407(応永14)年といわれ、高さは27.6m。国の重要文化財に指定されています。また、室町時代に毛利元就と陶晴賢(すえはるかた)が戦った厳島合戦の際、陶晴賢軍が陣を構えた場所と伝わっています。
現在の五重塔は1913(大正2)年に行った解体修理が基礎となったといわれており、もともとは1533(天文2)年に行なわれた改修工事の際の建物とのこと。1951(昭和26)年に屋根の葺替えを行っていますが、古い様式を今に残しています。
内部は非公開ですが、内陣の天井に龍、来迎壁の表には蓮池、裏には白衣観音などといった唐様の絵が描かれています。