806(大同元)年に創建したと伝わる真言宗のお寺。標高140m、尾道水道を見渡す大宝山の中腹にあります。ふもとのバス停長江口駅から山頂駅までは千光寺山ロープウェィが15分ごとに運行されていて、約3分間の空中
806(大同元)年に創建したと伝わる真言宗のお寺。標高140m、尾道水道を見渡す大宝山の中腹にあります。ふもとのバス停長江口駅から山頂駅までは千光寺山ロープウェィが15分ごとに運行されていて、約3分間の空中散歩も楽しめますよ。ロープウェイ料金は大人片道320円、往復500円、小学生以下片道160円、往復250円で、山頂駅から千光寺までは徒歩約10分です。
境内の見どころは、除夜の鐘でもおなじみの朱色に際立つ鐘楼や、33体の観世音菩薩が祀られ、お参りをするととても大きな功徳があると伝えられている「三十三観音堂」、高さ約15mの巨岩「玉の岩」などがあります。伝説では、その昔、岩のてっぺんに、夜になると灯台のように海上を照らす、光り輝く玉があったそう。「千光寺」という寺の名や、港が「玉の浦」と言い古されるのも、この「玉の岩」由来するとか。
尾道の「玉」の関わる地名も、この「玉の岩」に由来するとか。
また、「赤堂」とも称される朱塗りの本堂には33年に一度開帳される秘仏、本尊千手観世音菩薩が祀られ、次回の御開帳はなんと2045年! 合格祈願、縁結び、子授け、延命長寿など様々な祈りを捧げる参拝者が後を絶ちません。厄除け祈願もしているので、厄年の方はぜひとも厄払いをしておきたいですね。