日御碕灯台バス停下車、徒歩約5分。1903年に島根半島の最西端の断崖に設置された、高さ43.65mある日本一高い石積みの灯台です。1998年に「世界の歴史的灯台百選」、2013年には国の登録有形文化財に選定
日御碕灯台バス停下車、徒歩約5分。1903年に島根半島の最西端の断崖に設置された、高さ43.65mある日本一高い石積みの灯台です。1998年に「世界の歴史的灯台百選」、2013年には国の登録有形文化財に選定されています。
日御碕灯台の特徴でもある真っ白な外壁には、松江市美保関町で切り出された硬質の石材が用いられています。内壁はレンガ造り。外壁と内壁で異なる材料を使用した、貴重な「二重殻複合構造」になっています。
灯台内部にある163段の階段を上がると、展望台に到着。眼下に広がる日本海や島根半島など、360度のパノラマが楽しめます。 晴れた日には、中国山地や隠岐諸島も望めることも。併設されている灯台資料展示室では、日御碕灯台の構造をはじめ、さまざまな資料を展示しています。
灯台がある一帯は、大山隠岐国立公園に指定されており、山陰を代表する景勝地にもなっています。柱状の奇岩や絶壁が連なる海岸沿いには松が生い茂る遊歩道が造られており、この道は大小の島が並ぶ絶景ポイント「出雲松島」がある入り江に繋がります。夕日の名所としても有名で、季節のイベントにあわせてライトアップも実施されています。