大原美術館は、倉敷の事業家であった大原孫三郎が1930(昭和5)年に開館。西洋美術中心の私立美術館としては日本初で、本館、分館、工芸・東洋館のほか、倉敷川を渡った先にある有隣荘や、旧中国銀行倉敷本町出張所を
大原美術館は、倉敷の事業家であった大原孫三郎が1930(昭和5)年に開館。西洋美術中心の私立美術館としては日本初で、本館、分館、工芸・東洋館のほか、倉敷川を渡った先にある有隣荘や、旧中国銀行倉敷本町出張所を増改築した新児島館も美術館の施設です。
セザンヌ、ゴーギャン、ピカソをはじめ名だたる画家の作品を収蔵しており、エル・グレコの『受胎告知』やモネの『睡蓮』は特に人気。本館入口にはロダンの彫刻も置かれています。
日本近代洋画や東洋古美術も揃い、棟方志功の版画作品や、美術館創設にも縁の深い画家、児島虎次郎の作品も多数展示。併設のミュージアムショップで図録や絵はがき等を旅の思い出としてお土産にするのもいいでしょう。