「グラバー園」は、幕末から明治時代初期に造成された旧外国人居留地跡に、当時の外国人旧宅など長崎ならではの異国情緒あふれる建物が集った長崎の代表的な観光地です。
世界遺産「旧グラバー住宅」(構成資産)を
「グラバー園」は、幕末から明治時代初期に造成された旧外国人居留地跡に、当時の外国人旧宅など長崎ならではの異国情緒あふれる建物が集った長崎の代表的な観光地です。
世界遺産「旧グラバー住宅」(構成資産)を初めとして、国指定の重要文化財「旧リンガー住宅」「旧オルト住宅」、移築建造物の「旧ウォーカー住宅」「旧三菱第2ドックハウス」「旧スチイル記念学校」など、合わせて9棟の洋館群で構成されています。
建物の内部は、居留地時代の外国人たちの生活の雰囲気を再現した部屋があり、当時の様子を感じることができます。
これらの洋館群見物がグラバー園観光のメインであり、いわゆる定番に該当します。
ここからはおすすめの穴場ポイントをご紹介。
まず第1の穴場ポイントは「グラバー園各所からの絶景」です。南山手の斜面に造成されたグラバー園は、豊かな歴史に彩られたNAGASAKIを一望できる好立地にあり、グラバー園全体が景勝地となっています。
特に園内いちばんの高所「旧三菱第2ドックハウスの2階ベランダ」がベストビュー。
第2の穴場ポイントは「夜間開園」。通常は18:00に閉園しますが、GWや夏休み、冬季には夜間まで営業時間を延長し、ライトアップされた洋館群を眺めることができます。
加えて、園内各所から、宝石のような街の夜景も楽しめる魅力満載のイベントです。
第3の穴場ポイントは「ディープSPOT」。まず園内数カ所に潜む「ハートストーン」は、カップルで触れると恋が成就するという噂も。
そのほかにも、「日本最初の自動電話ボックス(復元)」、「フリーメイソンの門柱」、「日本最初期のアスファルト道路」など、注意しないとスルーしてしまうディープSPOTが目白押しです。
JRの最寄り駅は長崎駅。そこから路面電車に「長崎駅前」電停で乗車し、「新地中華街」電停で乗り換え、「石橋」電停で降車。そして、斜行・垂直エレベーター「グラバースカイロード」に搭乗し「第2ゲート」からグラバー園に入園しましょう。そうすれば、グラバー園の第1ゲート前にある200m程の上り坂を丸々カットできます。