長崎県島原市にあり、日本100名城のひとつである島原城。安土桃山時代の築城方式を取り入れ、1618年から7年もの歳月をかけて、松倉豊後守重政によって築かれたお城です。
島原城の天守閣は5層で、
長崎県島原市にあり、日本100名城のひとつである島原城。安土桃山時代の築城方式を取り入れ、1618年から7年もの歳月をかけて、松倉豊後守重政によって築かれたお城です。
島原城の天守閣は5層で、1階にはキリシタン史料、2階には郷土史料、3階には民俗史料、4階には島原市の特産品などが展示されています。最上階の5階展望台からは、東西南北360度の景色を見渡せます。風が吹き抜ける展望台からの眺めはすばらしく、島原市内の街並みや眉山、海の向こうには熊本の山々まで眺められます。
島原城天守閣内はすべて階段のため、疲れたときは天守閣の1階や外にベンチや売店などで休憩を。売店では、島原名物の甘くてもちもちの「かんざらし」や、さつまいもの粉で作られた麺料理「ろくべえ」などがいただけます。
天守閣以外には、文化勲章を受章した北村西望先生の彫塑作品が展示された「西望記念館」、江戸時代から残る貴重な数奇屋造りで国の有形文化財に登録された「御馬見所」、明治・大正・昭和時代の民具が展示された「民具資料館」、全国の名城画などが展示された「西の櫓」、120人収容の映像ホールや季節のイベントなどが行われる「観光復興記念館」があり、城内はとても広いです。