博多の総氏神として最古の歴史を持ち、「お櫛田さん」の愛称でも親しまれている櫛田神社。博多の夏の風物詩として全国的に有名な「博多祇園山笠」が奉納される神社で、飾り山笠が一年中展示されています(6月の入替時を除
博多の総氏神として最古の歴史を持ち、「お櫛田さん」の愛称でも親しまれている櫛田神社。博多の夏の風物詩として全国的に有名な「博多祇園山笠」が奉納される神社で、飾り山笠が一年中展示されています(6月の入替時を除く)。
ご祭神は大幡主命(オオハタヌシノミコト)、天照大御神(アマテラスオオミカミ)、須佐之男命(スサノオノミコト)の三神で、御利益は不老長寿や商売繁盛。7月の博多祇園山笠以外にも、楼門に日本一大きな「お多福面」が出現する2月の節分大祭、日本三大くんちのひとつと言われる10月の「博多おくんち」等、季節ことに賑わいを見せる神社です。
神社入口では樹齢1000年超とも言われる御神木「櫛田の銀杏(ぎなん)」が堂々たる姿でお出迎え。境内には他に博多歴史館もあり、櫛田神社の数多い社宝の中から日本刀や有名人形師の作品などが厳選して展示されています。天下五剣の刀匠と呼ばれる三池典太光世の作品は、この刀を見るために訪れる観光客もいるほどだとか。
館内では迫力のある追い山笠の映像を上映しているほか、展示物や山笠、櫛田神社の歴史について学芸員からの話を聞くこともできます。
こちらで販売している御朱印帳も人気のひとつ。表紙は博多祇園山笠とにわかせんべいの2種類があるので、博多ならではのデザインのどちらにするか、悩んでしまいそうです。