門司港レトロのランドマーク、門司港駅は2019年3月10日に復原、ネオルネサンス様式を基調とした駅舎が再現されました。
元々は1914年に創建された歴史ある駅舎で、1988年には国の重要文化財に指定さ
門司港レトロのランドマーク、門司港駅は2019年3月10日に復原、ネオルネサンス様式を基調とした駅舎が再現されました。
元々は1914年に創建された歴史ある駅舎で、1988年には国の重要文化財に指定されました。電車から降り立ったホームにある駅名標がレトロで特徴的です。
駅舎を出てうしろを振り返ると、どっしりと構える建物に圧倒されます。
駅を出て海の方へ向かう途中には、旧門司三井倶楽部や旧大阪商船があります。1921年、三井物産株式会社門司支店によって社交クラブとして建設された旧門司三井倶楽部は、「ドイツ壁」という外壁のモルタル仕上げ工法から、当時の流行がうかがえます。
現在は1階にレストランがあり、2階は大人150円、小中学生が70円で見学することができます。
オレンジ色のタイルが特徴的な旧大阪商船は、1917年に建てられた大阪商船門司支店を修復したものです。
1階は「わたせせいぞうと海のギャラリー」(大人150円、小中学生70円)と「門司港デザインハウス」、2階は貸ホールになっています。
「門司港デザインハウス」にはわたせせいぞうのグッズをはじめ、門司港にゆかりのある作家の作品などが販売。また可愛い雑貨やリングなどのアクセサリーも揃います。
JR門司港駅近くの九州鉄道記念館駅を起点とする、北九州銀行レトロライン(観光トロッコ列車)の線路沿いに10分くらい歩くと、鎮西橋公園横に「MOJIKO」のオブジェがあり、フォトジェニックな撮影スポットとなっています。
海沿いには、観光客でにぎわう複合商業施設「海峡プラザ」があります。
門司港はバナナのたたき売りの発祥の地として有名なのをご存知ですか?
バナナが日本に大量輸入されるようになったころ、産地である台湾と地理的に近い門司港に、バナナが大量に荷揚げされたことが始まりとのこと。
そのため、門司港にはお土産としてさまざまなバナナのお菓子が販売されており、海峡プラザでも、そういったバナナのお菓子や海産物を買うことができます。
海峡プラザ前の「マリンゲートもじ」から連絡船に乗ると、5分程で山口県下関市に渡ることも(大人400円、小人200円)。
門司港には、おしゃれなカフェも多くあります。歴史的な建物など、散策しがいのあるレトロな港町です。