「火の国」とも呼ばれる熊本県のシンボル的な存在で、今なお活発な火山活動を続ける阿蘇山(あそさん)。東西約18km、南北約25kmという世界でも有数の規模を誇るカルデラ火山です。
一般には中岳、高岳、根
「火の国」とも呼ばれる熊本県のシンボル的な存在で、今なお活発な火山活動を続ける阿蘇山(あそさん)。東西約18km、南北約25kmという世界でも有数の規模を誇るカルデラ火山です。
一般には中岳、高岳、根子岳(ねこだけ)、烏帽子岳(えぼしだけ)、杵島岳(きしまだけ)の阿蘇五岳を中心とした東西に延びる連山と外輪山を総称して阿蘇山と呼んでいます。そして外輪山の北側にあたる大観峰(だいかんぼう)は、阿蘇五岳がお釈迦様の横になった涅槃像(ねはんぞう)のように美しく見える景勝地として知られています。
また内輪山側にある牧歌的な光景が広がる草千里ヶ浜や、お椀を逆さまにしたようなシルエットが印象的な米塚(こめづか)も人気観光スポット。特に新緑の時期から夏にかけて青々と草が茂る草千里ヶ浜は絶景です。
2021年にも噴火し、火山活動が活発化している間は中岳火口付近など立ち入りが制限されているエリアもあるため、お出かけ前には阿蘇市公式サイトや気象庁が発表する火山活動状況のサイトなどで最新の状況を確認しておきましょう。