佐賀県の西部に位置する武雄温泉(たけおおんせん)は、1300年の歴史ある温泉です。江戸時代には長崎街道の宿場町として栄え、宮本武蔵やシーボルト、伊達政宗や伊能忠敬などが入浴した記録が残されています。
佐賀県の西部に位置する武雄温泉(たけおおんせん)は、1300年の歴史ある温泉です。江戸時代には長崎街道の宿場町として栄え、宮本武蔵やシーボルト、伊達政宗や伊能忠敬などが入浴した記録が残されています。
武雄温泉新館と、温泉の入り口にある竜宮城のような鮮やかな朱塗りの楼門は大正初期に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。新館は、2003(平成15)年に復元工事が完成し、当時の華麗な姿が蘇えりました。宿泊はもちろん、大衆浴場や日帰り入浴を楽しめるスポットも多く、なかでも元湯は、現在使用されている温泉施設の建物としては日本最古のものとなっており、レトロな雰囲気が魅力です。
また、2022(令和4)年には武雄温泉・長崎間をつなぐ西九州新幹線が開業。武雄温泉駅へのアクセスもより便利になっています。