酸ヶ湯(すかゆ)温泉は八甲田連峰の西麓、標高約900mの高地にあり、雲上の霊泉とも称される温泉。300年以上の古い歴史を持ち、国民保養温泉地第1号にも認定された名湯です。
名物は総ヒバ造りの混浴大浴場
酸ヶ湯(すかゆ)温泉は八甲田連峰の西麓、標高約900mの高地にあり、雲上の霊泉とも称される温泉。300年以上の古い歴史を持ち、国民保養温泉地第1号にも認定された名湯です。
名物は総ヒバ造りの混浴大浴場「ヒバ千人風呂」。160畳もの浴室には熱湯(ねつゆ)、冷の湯、四分六分の湯、湯滝などの浴槽があります。天井まで5mほどの高さがありながら柱が1本もなく、独特なヒバの香りと相まってレトロな異空間が広がっています。男女を分ける目隠しの木の塀があり、湯あみ着も購入できるので、せっかく訪れたならぜひ千人風呂へ入浴を。混浴に抵抗のある女性は、女性専用の時間帯(毎日8時~9時、宿泊の場合は20時~21時も)に利用しましょう。なお、男女別の小浴場「玉の湯」もあります。
泉質はすべて酸性・含硫黄泉。湯治スポットとしても知られるこちらの湯は、神経痛、筋肉痛、関節痛など幅広い体の不調に効能が期待できます。
「酸ヶ湯温泉旅館」内にあるため、宿泊はもちろん食事も可能。温泉は日帰りでも利用できるので、八甲田でのトレッキングやスキーの後で疲れた体を癒やすのもおすすめです。
美しい花々や紅葉、雪の壁など、八甲田の四季の絶景とともに、ここだけの湯浴み体験を楽しみましょう。